院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_164 1. 合同入職式 2.入院患者さん満足度調査 3.韓国国会訪問団 4.病院賞
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています。
2023年度 3病院合同入職式を対面で開催しました
2023年4月3日(月)横浜でセコム提携病院 神奈川ブロックの合同入職式が開催されました。鶴巻温泉病院40名、横浜 新緑総合病院30名、西横浜国際総合病院18名の計88名の新人が入職式を迎えました。3病院が集合して入職式を迎えるのは4年ぶりです。司会は、法人本部人材開発室 八木係長で、たくさんの難しい名前をかまずに流暢に紹介しました。
私の祝辞は以下のように締めました。
「私は若い皆さんの未来を楽しみにしています。夢があるから頑張れる。患者さんも皆さんも夢を持って頑張っていきましょう。」
未来ある新人をやさしく見守っていきましょう。
リハビリテーション部19名 薬剤科3名
看護部18名
「入院患者さん満足度調査」 介護医療院ケアマネ、放射線科、検査科が100%の評価
当院では毎年11月に入院(入所)患者さん満足度調査を実施しています。コロナ禍で面会も遠慮いただいている現状でしたが、皆さまより厳しくも温かいご意見やご評価を賜り、感謝の気持ちで一杯です。また今回3部署が総合満足度100%の評価をいただきました。病院全体で、より良い医療・介護サービスに努めてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
患者さんの中には放射線や検査に対する不安から、比較的マイナスイメージをお持ちの方もいらっしゃいますので、今回の結果は大変喜ばしく我々のモチベーションに繋がりました。今後も経験豊富な職員が患者さんに寄り添い、適切な対応でご満足いただけるよう努めてまいります。
検査科の理念の一つとして「患者さんの事を常に念頭において行動する」とあります。患者さんとの接触は多くありませんが、科員一同が意識を持って行動した賜物です。今後も患者さんに対して思いやりをもって行動していきます。
昨年もお伝えさせていただきましたが、この結果は介護医療院に関わる全てのスタッフが良いケアを提供してくれているお陰です。私はそれをご家族に伝えさせて貰っているだけです。これからも、介護医療院に関わる全ての人が幸せになれるよう精進させていただきます。ありがとうございます。
韓国国会訪問団が鶴巻温泉介護医療院を視察
2023年4月4日に韓国国会訪問団が当院介護医療院の視察に来られました。韓国でも少子高齢化が課題で、今後の政策の参考にするとのことです。
鶴巻温泉病院 病院賞募集
恒例の病院賞の募集が始まりました。自薦他薦を問いませんので、奮ってご応募ください。応募の際は、既定の書式にご記載をお願いします。
- 締め切り日:5月10日(水)
- 提出先:院長室、もしくは「相談・提案箱」(各階ロッカールーム、事務所、タイムレコーダー付近)
blog_163 1. 学術研究発表会 2.リハビリInstagram 3.面会一部再開
鶴巻温泉病院学術研究発表会
3月4日に第33回鶴巻温泉病院学術研究発表会が伊勢原市民文化会館で開催されました。現場から発想された患者さんや職員に役立つユニークな研究が多く発表されました。以下の方々が受賞されました。
●院長賞 2題リハビリテーション部 理学療法士 杉崎彰
「回復期リハビリテーション病棟における新型コロナウイルス感染症のアウトブレークに伴う行動制限が与えた患者への影響 」
リハビリテーション部 理学療法士 石原拓郎
「回復期リハビリテーション病棟における新型コロナウイルス感染症のアウトブレークに伴う行動制限が与えた患者への影響 」
● 教育推進委員会賞 1題
リハビリテーション部 レクリエーショントレーナー 上野小百合
「睡眠障害を認める認知症患者に対する個別レクリエーションの効果」
看護部2階西病棟 看護師 星野勇人
「粘度調整食品の使用が経管栄養患者の便性状に及ぼす影響」
リハビリテーション部 作業療法士 中澤彩乃
「道具の脅迫的使用と本態性 把握反応を呈した脳卒中患者に作業を用いて介入した効果」
看護部2階南病棟 介護福祉士 根本勢穂子
「回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳血管障害患者における笑いヨガを実施することでの意欲の効果を探る」
リハビリテーション部 インスタグラムで情報を発信!
学生に対しリハビリテーション部の情報を発信し、採用に結びつけることを目的に2021年8月にインスタグラムを始めました。投稿内容は、リハビリテーション部の取り組みやリハビリテーション中の患者さんの様子、旬の話題などです。閲覧者数は少しずつ増え、2023年3月16日時点のフォロワー数は1000を超えました。これからもリハビリテーション部内の取り組みを投稿してまいります。興味のある方はぜひご覧になってください。
リハビリテーション部 セクション統括科長 米沢昌宏
面会一部再開 ※院内でのマスク着用をお願いします
コロナ感染が少し下火になっています。このチャンスを逃さないように一般の面会を一部再開しています。人数は2人以内、20分、回数も少ないですが、患者さんのためですので、我慢してください。病院の中では必ずマスクの着用をお願いします。
blog_162 1. 地域連携公開セミナー 2.やって良かった介護医療院 3.小田急線のステッカー
地域連携公開セミナー
当院は地域の皆さまを対象に地域連携公開セミナーを開催しています。2021年からは、新型コロナウイルス感染症予防のため、当院公式YouTubeチャンネル上にセミナー動画を公開しております。
現在は「地域包括ケア病棟について」 「障がい者・難病リハビリ病棟」2つの動画を公開中です(公開期間6月30日まで) 。共に短時間の動画となっておりますので、気軽にご覧いただく事ができます。また、2月末には「介護医療院を知ろう!」を公開予定です(講師 介護医療院 副施設長 小玉 達也)。ぜひご覧ください。
※クリックで動画再生します。右上のQRコードからもセミナー動画をご覧いただけます。
やって良かった介護医療院
新しい介護施設として介護医療院が2018年に創設されました。鶴巻温泉でも2019年に開設しています。介護施設ですが、病院の中にあるので、医師が24時間常駐しています。主に要介護4,5である程度医療行為が必要な方たちが入所されています。鶴巻温泉病院でも人気の施設で、だいぶお待たせしています。
私は日本介護医療院協会の会長をしており、2022年12月に「やってよかった 介護医療院」という本を上梓しました。ネットや書店で買えますので、興味ある方はぜひお読みください。
院長 鈴木 龍太
小田急線のステッカーが変わります。
皆さんもご存じの小田急線のステッカーデザインが変わります。鶴巻温泉病院では1980年代から小田急線の車両のドアにステッカーを貼っています。2010年からは 「夢があるから、がんばれる」のタイトルで公募した図案を使用しています。近々、新しくなります。一車両に一枚だけですから、 ぜひ探してみてください。
blog_161 1. 初詣 2.永年勤続表彰 3.鶴巻温泉病院の目標
明けましておめでとうございます
今年は兎年です。兎は跳ねるので飛躍の年になると言われています。鶴巻温泉病院も飛躍します。
おめでとうと言い合う兎たち(作 左龍太郎)
初詣
毎年恒例の三之宮比々多神社へ初詣に行ってきました。鶴巻温泉病院と皆さんの発展と安全を祈り 、毎年ダルマに目を入れていますが、昨年はコロナ病床を開設した時点で右目を入れました。今年はコロナ禍に惑わされなくなるようにとお願いしてきました。
永年勤続表彰
2022年12月29日の納会で恒例の永年勤続表彰をいたしました。今回は20年勤務7名、10年勤務21名です。この間に学校へ通い、国家試験を受けて資格を取った方もい らっしゃいます。この方たちが今の鶴巻温泉病院を支えてくださっています。本当にありがとうございます。
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています
2023年 鶴巻温泉病院の目標
2023年度鶴巻温泉病院の目標が決まりました。これをもとに各部署で目標を作成してください。
1.患者・利用者さんに選ばれる病院(患者・利用者さんのQOL向上:CS)(SDGs※ 3&17)- 医療・介護のデジタル化の推進(DX)
(オンライン診療、面会・面談、介護保険審査、マイナンバーカード保険証) - 慢性期多機能をフル活用し、希望者を可能な限り受入れる。
(患者さんのニーズを把握する、入院審査改革、分かりやすい審査基準と早期の回答 ) - 医療の質の向上(5回目日本医療機能評価認定更新)
- コロナ禍、災害、サイバー攻撃に対するBCP・情報セキュリティ体制の整備
- 持続可能な安定した経営基盤(黒字経営の確保)
- 業務内容の見直し、DX、IT化とタスクシフト、タスクシェアによる業務改善
- 人材確保、育成と自己研鑽の推奨と支援
- 在宅医療介護支援室の効果的な運営 (訪問数、退院後フォロー)
- 地域との連携強化、在宅療養後方支援病院、高齢者救急の充実
(登録患者数、緊急入院数、開業医訪問数、medical B.I.G. net®などICTの活用) - 水・エネルギーの効率利用と廃棄物の削減
- 病院建て替えに向けての調査、検討を開始する
blog_160 1. 外出レクリエーション 2.秦野伊勢原支部長表彰 3.花展を開催
2022年も早くも12月となりました。コロナ禍が収束しないため、今年も恒例の忘年会も明かりの夜も開催できません。桃太郎にもまだまだ活躍してもらわないといけないようです。
病院の職員も本当に大変な中、頑張っています。ありがとうございます。医療・介護職が使命感を持って戦わなければ新型コロナ肺炎には勝てません。暗くならずに前向きに明るく頑張りましょう。
介護医療院 外出レクリエーションを実施
介護医療院では、今年度外出レクリエーションの実施を目指し、準備を進めてきました。11月13日の日曜日に無事に外出レクリエーションを実施することができました。
初回は、コロナ禍ということもあり、感染症対策を徹底しながら、入所者さん3名、職員4名で秦野市の戸川公園に行ってきました。入所者さんは、「久しぶりに外に出られてよかった」 「車窓からの景色も楽しい」 「とっても楽しかったのでまた行きたい」と終始笑顔で話されていました。
職員も入所者さんとの貴重な時間を過ごせたことで、仕事に対するモチベーションが高まったとの意見も出ています。今後も月に1回外出レクリエーションを企画し、入所者さんに外の空気に触れていただく機会を提供していきたいと考えております。
※写真の掲載の際は公開の同意と許可を得ております
神奈川県公衆衛生協会 秦野伊勢原支部長表彰
令和4年度 神奈川県公衆衛生協会 秦野伊勢原支部長表彰があり、言語聴覚士の萑部(ささべ)明美さんが表彰されました。
この度は、公衆衛生の向上に尽くしたとのことで表彰していただき、大変光栄に思っております。鈴木院長、木村部長をはじめ鶴巻温泉病院の皆様に感謝いたします。
言語聴覚士になって30年、鶴巻温泉病院に入職して28年が経ちました。これからも鶴巻温泉病院にご入院の方々や地域の皆様のために、微力ではありますが力を尽くしていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 リハビリテーション部 萑部 明美
※掲載時のみマスクを外しています
『花展』を開催しています
本館1階で『花』『書』『和』をテーマに『花展』を開催しています。看板の『花展』という文字は書家として活躍されてきた患者さんが書きました。展示されている生け花は、地域で生け花を教授されていた患者さんの指導の下、職員が生けました。ネコジャラシによるアートは、「ネコジャラシアート」の作家として本も出版された患者さんの作品です。写真は、風景や花をカメラで撮ることが好きだった患者さんが再びカメラを手に取り『花展』を写しました。その写真からは患者さんが見た風景が伝わります。
『花展』という空間には、患者さんの思いや魅力あふれる作品がたくさんあります。「心が癒されます。」「私もチャレンジしたい!」と訪れた方からメッセージをいただきます。ぜひ足を運び、鑑賞を楽しんでみてください。
blog_159 1. 創立43年を迎えました 2.褒める練習
鶴巻温泉病院は創立43年を迎えました
鶴巻温泉病院は初代理事長の荒井 喜八郎が1979(昭和54)年11月16日に設立しました。当初許可ベッド数180床の老人専門病院として出発しました。その後、2度の増築を経て、2000年11月、道路を隔てて隣接する地上6階建ての「南館」をオープンし、2000年に制度化された回復期リハビリテーション病棟をいち早く開設しました。その後も幅広いニーズに応えた病棟編成の変更を行い、2019年4月に介護医療院を開設しました。
鶴巻温泉病院は医療保険の病床505床と介護保険施設52床を合わせて557床になり、地域に貢献する慢性期多機能病院を目指して現在に至っています。どうぞよろしくお願いします。
1979年 設立当時の鶴巻温泉病院
鶴巻温泉病院落成披露宴で挨拶する創設者の荒井 喜八郎氏。
女性の髪形に時代を感じます。
病院創立3周年記念の職員記念写真
懐かしい顔もちらほらとみられます。
褒める練習
人は褒められると嬉しく思い、笑顔になります。褒めたほうもつられて嬉しくなります。褒めることで、相手との関係が良くなり、褒められた人は自信とやる気に繋がり、褒めた人、褒められた人どちらも前向きに物事に向かえるようになります。でもいざ褒めようと思ってもなかなか難しいものです。私は院長室に褒める練習という紙を貼っています。
ぜひやってみて欲しいことは、奥さん(ご主人)お子さん、パートナー、友人を褒めてみてください。きっといいことが起こりますよ。