blog_182 1.鶴巻温泉病院コスモス祭開催! 2. 本館2階障がい者・難病リハビリ病棟に入院されていた方のご家族からのお手紙です(一部略)
【院長ブログバックナンバー】
※病院内での写真は撮影時にマスクを外しています
鶴巻温泉病院コスモス祭開催!
9月28日にコスモス祭を開催しました。コロナ禍で集まることができませんでしたので、久しぶりの開催でした。フラダンスのモキハナ、和太鼓の湘南打楽たまゆら、創作和太鼓集団 打鼓音、琴演奏のこども育成会、シュシュトルテ(chou chou torte)、ハンドマッサージの横浜医療秘書専門学校とたくさんの皆さんが演奏や実演をしてくださいました。地域の学校の秦野高校弦楽合奏部も参加してくださり、患者さんと熱い交流ができました。ありがとうございました。昼食にはコスモスの和菓子が出されました。準備したコスモス祭委員会の皆さん、協力してくださった職員の皆さん、ありがとうございました。(院長 鈴木)
コスモス祭実行委員会
コスモス祭実行委員長を務めました歯科衛生士科の平田です。今年度は「患者さん全員が笑顔になれるコスモス祭」をコンセプトとし、地域のボランティアさん、プロの演奏家さんをお招きし様々な公演を開催いたしました。患者さんから「息子が幼少期にフルートを習っていたころが懐かしい」「昔太鼓叩きだった。昔を思い出したよ」「(高校生の演奏を観て)皆さんの頑張る姿をみて、自分もこれからのリハビリを頑張ろうと思えた」といった声を聴くことができました。演者の方々からも「良い経験となりました」との感想をいただきました。関係された職員の皆様、ありがとうございました。
当日は弦楽器を初めてわずか半年の1年生を中心としたメンバーで臨みました。「こぎつね」、「カエルの合唱」、「キラキラ星」など、かわいらしい曲からスタートし、久石譲作曲の「サマー」に挑戦しました。「サマー」は、1999年公開の映画『菊次郎の夏』(監督・北野武)のメインテーマで、練習する度に合奏の楽しさを実感してきた曲です。心を込めて演奏することができました。入院中の皆さんにも楽器に触れていただいたり、手拍子をして頂いたりして、楽しい時間となりました。アンコールにお応えして、文化祭で演奏した「大きな古時計」も披露することができました。ありがとうございました!
秦野高校弦楽合奏部のみなさん
※写真掲載の同意をいただいております
今年も9月14日(土)から1ヶ月間、本館コンビニ横で作品展を開催しています。患者さん・利用者さん28名、51点の作品が出展されました。そこには作品を覗き込む姿や笑顔が見られます。「素晴らしいですね」「毎年楽しみにしています」など、沢山のメッセージを頂きました。出展した患者さん・利用者さんは「みなさんいろいろだね」「これは何でできているのかしら?」などご自分以外の作品に興味津々です。作品展は院内のコミュニティとなっています。
(リハビリテーション部 レクリエーショントレーナー 副主任 上野)
コスモス祭作品展
本館2階障がい者・難病リハビリ病棟に入院されていた方のご家族からのお手紙です(一部略)
難病(多系統萎縮症)も受け入れてくださるということで、老人ホームよりこちらの病院に移りました。スタッフの皆様の温かい看病・介護・リハビリ・レクリエーション・入浴など、どれをとっても良く、また家族にとっても安心してお任せできるものでした。
亡くなる直前に、血圧が下がってきたのですぐ来てください、とお電話をいただき、おばあちゃんと駆け付けた時に、担当の先生はじめ関わってくださっている皆様がベッドの周りにいてくださり、患者さん一人ひとりを大切にしてくださる気持ちが伝わってきました。老衰で天寿を全うする姿を目の当たりにできたことは家族としても貴重な体験となりました。大変お世話になりありがとうございました。家から病院まで歩いていける距離でしたので、以前中庭の足湯につかりながら連れてきた飼い犬と楽しい時間を過ごせたこともとても良かったです。知人に鶴巻温泉病院のことお話した所、さっそく同居しているおばあちゃんが利用し、とても良かったとお話を聞き嬉しく思います。
blog_181 1.接遇標語コンテスト 2. インドメガラヤ州から厚生大臣と事務次官が来院 3.延命治療って何ですか?
【院長ブログバックナンバー】
※病院内での写真は撮影時にマスクを外しています
接遇標語コンテスト
毎年恒例になりました接遇標語コンテストが開催されました。職員皆で唱和して、気づきにつなげています。
今回は過去最高の97件の応募をいただきました。職員の接遇に関する意識の高さを改めて感じ、嬉しい限りです。当院では今後も患者さんから選ばれる病院を目指し、質の高いサービス、接遇を目指してまいります。
今年の夏も暑くて暑くて、それだけでイライラしてしまう事も。怒りのエネルギーが溜まって更に熱くなった時、まずはクールダウン!怒りのエネルギーを笑いに換えて、暑い夏を乗り切りましょう!
接遇標語コンテスト 表彰式
インドメガラヤ州から厚生大臣と事務次官が来院されました。
日頃よりお世話になっている㈱NAVISのご協力により、インドのメガラヤ州厚生大臣と事務次官が来られました。特定技能の受け入れにおいて当院が素晴らしいと、㈱NAVISがメガラヤ州の方々におすすめしてくださいました。大変名誉なことで、こういった機会を設けられたのも、ひとえに協力してくださっている皆様のおかげです。いつも本当に有難うございます。引き続きよろしくお願いいたします。
延命治療って何ですか?
「最期まで私らしくあるために事前指示書を書いておきましょう」と2024年2月号の院長ブログで紹介し、鶴巻温泉病院ホームページから事前指示書をダウンロードできるようにしました。
事前指示書を書く時に人工呼吸器を使いますか?とか、胃ろうを造りますか?とか延命治療をどうするか聞かれます。でも延命治療がどんなものか、知らないと答えられません。鶴巻温泉病院ホームページの「病気の話」に「延命治療(延命処置)ってなんですか?」という文章を掲載しました。グーグルで検索すると、2番目に「三喜会」の記事がでてきますが、それが私の書いた文章です。是非一度読んでみてください。ちなみに事前指示書で検索しても三喜会の鶴巻温泉病院の事前指示書が2番目にでてきます。イラストはリハビリテーション部の星さんが書いてくれました。
<人工呼吸器>
<胃ろう>
blog_180 1.鶴巻温泉病院の安全標語が三重県で 2. 盆踊りのごみ拾い 3.メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)を9年かけて減らしてきました
【院長ブログバックナンバー】
※病院内での写真は撮影時にマスクを外しています
鶴巻温泉病院の安全標語が三重県で使われています。
当院のセーフティマネジメント委員会が2020年度に作成した安全標語を、院長ブログ136号(2020年第12号)に掲載したところ、三重県交通安全協会の目に留まり、その機関誌(令和6年5月1日号)に「ためになる安全標語」として掲載されました。全国区になりました。凄いですね。
三重県交通安全協会機関誌(令和6年5月1日号)「ためになる安全標語」
この標語は、セーフティマネジメント委員会の班活動で作成した安全標語です。2020年11月~2021年1月に院内に掲示をしていました。作成者は当時活動していたメンバーで、リハビリテーション部石原科長でした。委員会で作成した標語が三重県交通安全協会の協会誌に掲載されることになるとは考えてもいませんでした。メンバーの地道な活動が今回に繋がりました。今後も委員会で安全標語の作成を継続し事故防止に努めていきたいと思います。
今年度のポスター「指差し呼称」もよろしくお願いします。
今年度のポスターは「指差し呼称」について注意喚起を行います。すべての行動は「正しいと思っている」が前提で起こります。「人は誤りを犯すもの」という認識を持ち、「誤り」が重大な医療事故に結びつくことのないよう、《フルネームでの指差し呼称・リストバンドで照合》を習慣付け、「誤りの発生」を無くし、患者さん・入所者さんが安心して療養できるよう医療安全に取り組めたらという思いで作成しました。
7月28日盆踊りのごみ拾い。暑い中お疲れ様でした。
7/28(日)に鶴巻温泉駅北口広場で開催された「鶴巻納涼盆踊り大会2024 夏まつり」に介護医療院から職員3名が参加してきました。
鶴巻納涼盆踊り大会2024 夏まつり
春まつりに続き、盆踊り大会に職員3名で参加してきました。ごみ収集のほか新たに救護も担当させていただき、盆踊りを通して地域の方たちと交流を深めることができました。救護では熱中症の方が来られ、猛暑でのお祭りの危険を感じました。今後も地域の方々が安心して楽しめるように、医療者の視点をもちつつ自治会と連携を深めていきたいと思います。
猛暑の中、鶴巻自治会の盆踊りに参加し、救急とゴミ掃除、アイス配布などのお手伝いをさせていただきました。大勢の方が来られ大変賑わっており、一緒に盆踊りをしました。最後には自治会長さんからも感謝のお言葉をいただき、地域に貢献できたと実感できました。今後も鶴巻温泉病院・介護医療院として、地域の貢献に努めていきたいと思います。
介護医療院の代表として、盆踊りやお祭りで出たゴミの片づけと救急患者の対応を行いました。地域の方と一緒に活動することを通じて、介護が必要な高齢者を地域で包括的に支えるためには、事前に結びつきを作っておくことが大切であると実感する1日となりました。
メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)を9年かけて減らしてきました。
病棟での感染対応やアルコール消毒の徹底、感染管理室による啓蒙活動等、しつこく、あきらめない、大変な努力の賜物です。それがこのようなグラフで、目に見えるようになったのです。素晴らしいですね。でも、これからの継続が肝要です。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、皮膚の常在菌であるブドウ球菌の耐性化したものです。もともと黄色ブドウ球菌は、健康な人の皮膚や鼻の中に存在する菌ですが、MRSAは弱った人の体の中に入ると様々な病気を引き起こします。主に人の手を介して広がります。日々の手指衛生が大切です。MRSAを院内で広げない為には、医療従事者の適切な手指消毒が重要になります。
職員が意識して手指消毒を行った結果、薬剤耐性菌の減少に繋がったと考えます。
blog_179 1.インドから特定技能の3名が入職 2. 秦野市長杯争奪春季野球大会 野球部優勝 3.セコム関東地区合同研究発表会 金賞受賞
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※写真は撮影時のみマスクを外しています
インドから特定技能の3名が入職しました。
インドから特定技能の3名が介護職で入職しました。皆さんインドの看護師資格を持っていて、日本語も上手です。左からルアンダさん、バニュコルさん、シシャさんです。病棟で出会ったら、声を掛けてあげてください。
左から院長、ルアンダさん、バニュコルさん、シシャさん
特定技能の受け入れは今年で3期目となります。看護部では合計8名のインドからの特定技能介護職が働くことになります。今回来日された3名に日本での意気込みを聞いてみました!
ルアンダさん(写真左)
「インドに戻ったら、両親のために家を建てたいです!」
バニュコルさん(写真中央)
「日本語の勉強をもっと行い、レベルアップしたいです。」
シシャさん(写真右)
「介護福祉士をとりたいです!家族と日本に住みたいです。」
※ 特定技能は、来日して5年間のうちに介護福祉士の資格を取得できれば日本に永住できることになります。これからも、仕事や学習のことなど、しっかりとサポートしていきたいと思います。
秦野市長杯争奪春季野球大会で野球部が優勝しました。
6月16日に開催された「2024年度秦野市長杯争奪春季野球大会Cクラス」で鶴巻温泉病院野球部が優勝しました。
野球部主将、理学療法士の眞田です。今回秦野市の春期大会で優勝することができました。平日の日中は訪問リハビリで、利用者のご自宅に伺い、仕事後に1~2時間程度野球の練習をしています。普段体を動かすことが少ないため、体を動かすいい機会になり、気分転換にもなります。また自分の好きな事をすることで仕事へのモチベーションにも繋がります。9月から秋の大会が始まるので良い準備ができればと思います。
仕事と野球の両立をするにあたってモチベーションになっていることは、周囲からの期待と応援です。周囲からの励ましや応援などの支えがあって、私達は全力で野球に取り組めています。その期待を裏切らないように日々の仕事では自身の役割を責任持って取り組んでいます。これからも仕事と野球の両方とも全力で取り組みますので応援の程よろしくお願いします。
セコム関東地区合同研究発表会で金賞を受賞しました。
6月15日に開催された、「第18回セコム医療・介護グループ関東地区合同研究発表会」で発表した歯科衛生士 平田さんの研究が金賞を受賞しました。
タイトルは「口腔内乾燥症の症状緩和への取り組み~アズノール・グリセリン含嗽水の導入と効果検証~」でアズノール・グリセリン含嗽水を使うと患者さんの口の中が見違えるほどきれいになるというものです。
受賞者は秋に九州にある飯塚病院のTQM活動発表大会に招待される予定です。ちなみに歯科衛生士はDental Hygienistですので、DHと略します。
他にも、リハビリテーション部作業療法士の藤崎さんが「介護職員に対する福祉用具使用に向けた継続的な介入が移乗介助の負担感に及ぼす影響」、看護部看護師の川口さんは「ATP拭き取り検査を用いた患者の食事環境の洗浄度評価」を発表しました。
忙しい業務の中、いつもと違う研究をして結果を出すのはとても大変だと思います。よく頑張りました。
療養中における口腔トラブルの中でも口腔内乾燥は多くの方に出現し、摂食障害・嚥下障害・低栄養など生命予後やQOLに大きく影響します。看護師や言語聴覚士、管理栄養士の方々からの「困った」の声がきっかけでアズノールグリセリン含嗽水の導入に踏み出しました。導入には薬剤科からも多大なるご協力をいただきました。チームとして口腔内環境の改善に真摯に取り組んだ結果が今回の受賞に至ったと思っています。
口腔改善に努めてくださる皆さま、受賞の瞬間、自分の事のように喜んでくださった院長・事務長・看護部長をはじめ、受賞を見届けてくださった皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
blog_178 1.鶴巻温泉病院病院賞 2. 日本看護協会会長賞受賞
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※写真は撮影時のみマスクを外しています
2023年度鶴巻温泉病院病院賞表彰
2024年6月11日に2023年度の病院賞授賞式が行われました。多くの候補の中から患者さんや病院のために頑張ってくださった皆さんが選ばれました。他薦が殆どです。ここに名前が挙がらなかった候補の方たちも含めて、真摯に取り組んでいると、誰かが見ていて評価をしてくれることが証明できて嬉しいなと思います。これからも鶴巻温泉病院を宜しくお願いします。
病院賞 受賞者一覧
金賞受賞者3名からのメッセージ
システム導入に際しては、看護部・リハビリテーション部をはじめ、院内の各部署および各職員の協力があって実現できました。まだまだ業務改善のプロジェクトとしてより良いシステムにするべく、検討を継続しておりますので今後ともよろしくお願いいたします。 文:岩間、稲垣、吉野
銀賞受賞者2組からのメッセージ
★インドから来日した特定技能5名(5名のうち初受賞の2名からのメッセージ)
みんなが助けてくれたので何の問題もなく仕事ができます。1年があっという間に終わってしまいました。あと4年頑張っていきます。 文:ヨガラクシュミ
ありがとうございます。これからもわからないことを勉強して頑張ります。色々教えてくれてありがとうございます。 文:チャンドル
★機能評価でS評価
今回の評価はこれまで長きにわたる萑部前ST(言語聴覚療法)セクション係長が中心となって行ってきた様々な取り組みが実を結んだ結果だと感じています。また、特に嚥下障害への取り組みなどは多職種連携の上に成り立つものであり、改めて院内の皆様に感謝申し上げます。今後もSTセクションの発展に尽力していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。 文:東
日本看護協会会長賞受賞
小澤看護部長が日本看護協会会長賞を受賞されました。おめでとうございます。
この度は日本看護協会会長表彰をいただくことができ大変光栄に思います。この受賞は、神奈川県看護協会小田原支部理事として地域の看護の発展に寄与できたことが評価されたものです。支部活動を通して、地域の看護師・保健師・助産師の活躍を肌で感じることで私自身が元気をもらうことができています。これからも看護の発展に貢献できるよう、一層精進してまいりますので、ご指導のほど、宜しくお願いいたします。
看護部長 小澤美紀
blog_177 1.鶴巻温泉病院が少し変わりました。 2. 鶴巻温泉春まつり 3.レクスタッフ 4.地域連携公開セミナー
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※写真は撮影時のみマスクを外しています
鶴巻温泉病院が少し変わりました。
回復期リハビリテーション病棟の4人部屋を一部改修して2人部屋を増やしたために、回復期リハビリテーション病棟が206床から200床へ変更になりました。
病院全体では医療保険の病床が499床、介護保険の療養床(介護医療院)が52床の計551床の病院になりました。慢性期多機能病院と言っています。屋上には気持ちの良い運動場ができました。南館1階にある在宅医療介護支援室は訪問に特化した部門です。どうぞご相談ください。
2024年4月現在
鶴巻温泉春まつりに参加し、お手伝いをしました
文:鶴巻温泉病院介護医療院 小玉副施設長
当院の介護医療院は、コロナ禍で地域貢献活動は全くできていない状況でした。そこで、2023年度末に鶴巻地区自治会長会議に参加し、鶴巻温泉病院介護医療院の概要説明と地域に貢献したいという思いをお伝えしたところ、春まつりの手伝いを提案されました。4月29日の鶴巻温泉駅前の春まつりには、私を含め3名の職員が参加し、ごみ収集に尽力させていただきました。自治会長さんや地域の方たちから感謝の言葉をいただき、地域に貢献できたという実感を得ることができました。次回は盆踊りの協力を依頼されています。今後は職員だけでなく入所者さんも参加し、地域の方たちとの交流も深めていこうと考えております。
リハビリテーション部は、フレイルの啓発を目的にブース出展しました。当日は、148名の方に参加いただき、大変盛況でした。
病院にはレクリエーションスタッフがいます。
患者さんからお手紙を頂きました。
「見過ごしがちな小さな症状に対しても真摯に対応していただきました。音楽を生業とする私には音楽療法士さんが付いてくださり、『失音楽』という事実を見つけていただき忍耐強いご指導をしてくださり、心より感謝しています。希望の光を見出してスタートできました。リハビリ担当者もそれはそれは丁寧に良く見てくださり、家族が驚くほどの効果、成果をもって帰宅できました。ありがとうございました。」 ※失音楽とは、後天的な脳の障害によって、さまざまな音楽の能力が障害された状態。
鶴巻温泉病院にはリハ療法士が現在194名在籍していますが、別に音楽療法士、園芸療法士、体育系大学卒業生6名がレクリエーションスタッフとして在籍しています。最近では介護福祉士の資格も取り、車いすの移乗やベッド離床もできるようになりました。
<介護福祉士に合格したのは以下の2名です>
戸田:レクリエーションに介護福祉士の知識、技術を加えて、今後も患者・利用者さんの楽しみにつながる支援をしてきます。
島本:介護福祉士の資格を取得する上で得た学びを今後の業務に活かし、患者・利用者さんのやりたいこと、できることを支援したいと思います。
レクのスタッフ6名
音楽療法の実際
地域連携公開セミナー
第44回 鶴巻温泉病院 地域連携公開セミナー「医療療養病棟について」を鶴巻温泉病院公式YouTubeチャンネルで公開しております。6分程の動画ですのでお気軽にご覧ください。
※医療療養病棟とは長期にわたり療養が必要な患者さんで24時間医療的な管理が必要な方を対象とした病棟です。鶴巻温泉病院では3階東病棟と4階西病棟が該当します。
スマホ(QRコード)から見られます。
講師 看護部 医療療養病棟 谷口科長 2024年3月29日公開
blog_176 1.2024年度入職式 2. ギター演奏会 3.スタッフ相談室 4.病院賞募集
2024年度入職式を開催しました。
4月1日にセコム提携病院の鶴巻温泉病院、横浜新緑総合病院、西横浜国際総合病院の3病院合同入職式を開催しました。鶴巻温泉病院には49名が入職しました。新入職員による宣誓では、大学や専門学校の入学当初の2年間はコロナの影響で学校にも行けない苦しい状況でしたが、学校関係者や周囲の人の支援で楽しく充実した学生生活が送れたとのことでホッとしました。「夢があるから頑張れる」。皆さん明るい未来に向かって飛び立ちましょう。
患者さんのギター演奏会
障がい者・難病リハビリ病棟 介護福祉士 滝口さゆり
私は障がい者・難病リハビリ病棟に勤務しています。病状の進行に伴い、身体が動かしにくくなる患者さんがその人らしく明るく過ごせるように「患者さんが今できること」を考えて日々介護を行っています。
今回は若い頃からギターを楽しんでいたAさんが、リハビリで再びギターを弾けたことを大変喜んでいたと知り、演奏をみんなに聴いてもらってはどうかと提案しました。Aさんは笑顔で頷いてくれました。そこで、多職種と連携し演奏会を開催しました。演奏会は大盛況で、Aさんは間違えたことを悔しがっていましたが、「やって良かった。いつも8点だった けど、今日は10点満点だ!」と満面の笑みで話してくれました。私もとても幸せな気持ちになりました。Aさんありがとうございました。
スタッフ相談室が新しくなりました。
鶴巻温泉病院では、仕事や生活に辛さを感じたり、ストレスを強く感じた職員のメンタルヘルスをサポートするためにスタッフ相談室を開設しています。この4月から体制が新しくなりましたので、「スタッフ相談室ご利用案内」で確認してください。
精神科医師と公認心理師が対応します。開室時間は毎週火曜日の9時から17時です。申し込みは総務課吉野(内線8405)までお願いします。また、鶴巻温泉病院はEパートナーと契約をしており、職員なら誰でも利用することができます。電話、メール、面談など、様々な形で皆様の相談に応じることが可能です。プライバシー完全保護(秘密厳守)・匿名での相談も可能です。相談の際には、登録番号が必要となりますので、総務課までご連絡ください。
病院賞募集
毎年恒例の病院賞候補者を募集します。2023年度(2024年3月末まで)に鶴巻温泉病院の質の向上、運営等に功績のあった個人、もしくは団体を表彰します。自薦、他薦を問いません。奮って応募してください。締め切りは2024年5月10日とします。応募用紙に記載して院長室もしくは総務課まで届けてください。
blog_175 1.満足度調査 2. 長嶋名誉監督の色紙 3.ご家族からの手紙
入院患者さま・入所者さま満足度調査
報告:サービスシステム開発室
毎年11月に入院(入所)患者さん満足度調査を実施しています。コロナ禍で面会も制限されている現状ですが、皆さまより厳しくも温かいご意見やご評価を賜り、感謝の気持ちで一杯です。項目別で第1位の評価をいただきました理学療法士職員からのコメントを紹介します。
今後も病院全体で、より良い医療・介護サービスに努めてまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。
顧客満足度調査 第1位
リハビリテーション部 理学療法士職員
この度の顧客満足度調査において、非常に高い評価を頂けたことを光栄に思っております。今年度我々理学療法士セクションでは、対象者に最良のリハビリテーションを提供できるように取り組んで参りました。2024 年度は、今回いただけた評価を更に超えていけるような良質なリハビリテーションの提供に努めてまいりたいと考えております。
長嶋茂雄名誉監督の色紙
南館に巨人終身名誉監督の長嶋茂雄監督の色紙が飾られています。長嶋監督が脳卒中でリハビリテーションに励んだ時にかかれたものです。
色紙には 「勝 長嶋茂雄 3」と書かれています。闘病生活に打ち勝つぞという心意気の表れで、同じ想いの皆さんを励ましてくれています。
今月は回復期リハビリテーションに入院された患者さんのご家族からの手紙を紹介します。
若いスタッフさんばかりでハキハキ笑顔で、しっかりした言葉遣いで頼りになりました。わからないことはうやむやにせず、次回会った時にその答えを必ず話してくれました。栄養指導も退院後の不安もたくさん質問しても嫌がらず、適切なことを言ってくれました。リハビリ室を外から見ていたら、父が頑張っている姿が見え、リハビリ担当の方が、父に教え、手を振ってくれて、その時はまだ会えない時だったのでとても嬉しく思いました。夜中、早朝のトイレに連れていってくれたから、退院してもおむつにしないで、紙パンツで98%トイレで成功しています。
それぞれの役割で父を在宅復帰させようと一生懸命頑張ってくれたので介護する方が楽を選んでは今までの皆さんの努力に失礼なので、紙パンツでトイレに行くこと、塩分調整食、歩行、会話、血圧、定期的な病院、人との関わりを怠らないようにしていきます。本当にありがとうございました。
リハビリテーション室
blog_174 1.事前指示書について 2. 感謝のお手紙
鶴巻温泉病院のホームページから事前指示書をダウンロードできるようにしました。
「事前指示書」について
いつか迎えるその時のために、ご自身の意思に反した治療や必要以上の治療を受けなくても良いようにしたいものです。あなたが、がんなどの病気の進行や、認知症、老衰、事故等により余命が短い(例えば半年くらい)と告げられ、「治療をしても回復が見込まれない状態」になった時に、どのような治療やケアを望みますか?
呼吸ができなくなった場合に口から管を入れて(挿管して)人工呼吸器をつけるなどいわゆる延命処置があります。ご自身がこれらの処置を希望するかどうかご家族・代理人や医療・介護関係者などと話し合いましょう。このように本人と一緒に話し合うことを厚労省は「人生会議」と言っています。その結果を記入したものを「事前指示書」と言います。気持ちが変わったら、何回でも書きかえて構いません。ただし、治療をして治る病気の場合は治す治療が優先となります。
ご自分が記入する「事前指示書」と「ご本人が意思を表せない時にご家族や代理人が推測して記入する書類」、延命処置を分かりやすく説明したパンフレットを作成しました。鶴巻温泉病院のホームページからパンフレットをダウンロードできるようにしました。一度見ていただいて、色々考えてくださればと思います。内容の一部分を院長ブログでご紹介します。
鶴巻温泉病院に頂いた感謝のお手紙です。
主人が13年という長期間大変お世話様になりありがとうございました。徐々に身体が動かなくなる神経難病との闘いは本人にとってどれ程辛く、悔しい気持ちであったかと見送った今、改めて感じております。諦めつつも受け入れて生きる姿を見て家族も頑張ってこられました。最後まで主人らしさを失わずに闘い抜き生き抜いた立派な人生であったと思います。そして穏やかな最期を迎えられました。
体調の変化に素早く対応してくださった先生方、適切なケアに努めてくださった、看護、介護の方々、身体的、精神的ケアを図ってくださったリハビリの方々などその他全てのスタッフの皆様の支えがあってのことでした。特にコロナ禍の3年半は家族のように接してくださる皆様のお陰で面会できないもどかしさの中でも感染防止対策にご尽力いただき、安心安全に過ごすことができました。
主人はもとより私や娘たちにも優しく寄り添ってくださった鶴巻温泉病院で看取っていただけましたことは何より有難く感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
主人のような病気で苦しんでいらっしゃる方は沢山いらっしゃると思います。鶴巻温泉病院のような療養できる病院は絶対必要と痛感しております。
blog_173 1.おめでとうございます 2. 永年勤続 3.鶴巻温泉病院の目標
【院長ブログバックナンバー】
※写真は撮影時のみマスクを外しています
おめでとうございます
今年は辰年です。昇り龍のごとく、飛躍します。恒例の相模国三之宮・比々多神社へ初詣に行ってきました。医療法人社団 三喜会と鶴巻温泉病院の皆さんの発展と安全を祈りました。
仕事始めには恒例の「褒め合い」をして盛り上がりました。また「物事を取り組む時にできないことを探すのではなく、できることを探そうとよく言いますが、更に自分はできるかな?と考えるより、どうやったらできるかな(How can I do it?)と考えて、ワクワクしながら取り組みましょう」というお話をしました。これはリハビリテーション部 木村部長の受け売りです。
2024年龍頭(作 左 龍太郎)
永年勤続表彰
2023年12月29日の納会で恒例の永年勤続表彰をしました。今回は20年勤務 9名、10年勤務 19名です。よく知っている顔ばかりで、鶴巻温泉病院の支柱となる方々です。本当にありがとうございました。
2024年度 鶴巻温泉病院の目標
鶴巻温泉病院の目標が決まりました。これをもとに各部署で目標を作成してください。
1.患者・利用者・家族に選ばれる病院(患者・利用者さんのQOL向上:CS)(SDGs※3.4.8.11.17)- 慢性期多機能をフル活用し、希望者を可能な限り受入れる。
(患者さんのニーズを把握する、入院審査の権限・ルールの見直し、入院までの期間短縮) - 人材確保、育成、自己研鑽の推奨と支援
- 質の高い慢性期医療、看護、介護、リハビリテーションを提供する(QI)
- 新興感染症、災害、サイバー攻撃に対するBCP・情報セキュリティの整備
- 持続可能な安定した経営基盤(黒字経営:480床確保)
- DX、IT、RPA推進による業務改善を通し、より働きやすい環境を造る
- 高齢者救急受け入れの推進
(登録患者の受け入れ推進、緊急入院数年間60件以上、開業医訪問数、急性期病院の外来からの紹介件数) - 水・エネルギーの効率利用と廃棄物の削減
- 在宅医療介護支援室の効果的な運営
- 病院建て替えに向けての調査、検討を開始する