blog_16 鶴巻着楽(つるまききらく) ホスペックス2010
皆さん骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気を知っていらっしゃると思います。更年期以降の女性に多く、高齢になるほど骨が弱くなり、骨折し易くなる病気です。もちろん男性にも起こります。
宇宙ステーションに長期間滞在した宇宙パイロットを調べたところ骨密度が正常の20-30%に低下し、高齢女性と同じ程度になっていたそうです。これは宇宙に重力がなく骨に全く過重がかからないので骨がどんどん柔らかくなるためだそうです。
blog_15 鶴巻温泉病院賞 褥瘡:米国研修報告記
2010年度上期 鶴巻温泉病院賞が決定しました
鶴巻温泉病院では本年度から病院賞を出すことになりました。
9月の院長通信でお伝えしましたが、お蔭様で大勢の推薦があり、その中には患者さんからの推薦もありました。以下の方々の受賞が決定しました。おめでとうございます。
これからも鶴巻温泉病院のために頑張っていただけたらと思います。
また今回受賞を逃した方々も次回のチャンスがありますのでまた推薦して下さい。
blog_14 秋桜祭(コスモス祭) 禁煙外来
昭和歌謡好きの若者たち
鶴巻温泉病院では9月の敬老の日にちなんで秋桜祭(コスモス祭)というイベントを実施しています。
<患者さんの作品>
患者さんが描いた絵や習字、手作りの作品、育てた花などを展示するとともに、和太鼓やハワイアン、マンドリンなどの演奏やダンスなどで患者さんに楽しんでもらおうという企画です。
それならよくあることと思われるかも知れません。
blog_13 5S活動を知っていますか?
5S活動を知っていますか?
本年度は鶴巻温泉病院は「5S活動」を重点活動にしています。5S活動とは整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5個の頭文字のSを取ったものです。
- 整理 - 必要な物と不要なものを分け、不要な物を捨てる
- 整頓 - 必要な物がすぐに取り出せるよう、置き場所・置き方を決めて表示を確実におこなう
- 清掃 - 掃除をしてゴミ・汚れのない綺麗な状態にすると同時に細部まで点検する
- 清潔 - 整理・整頓・清掃を徹底して実行し、汚れのない綺麗な状態を維持する
- 躾 - 決められたことを決められたとおりに実行できるよう、習慣づける
「しつけ」といわれると「親でもないのに!」とか思うかも知れません。5Sのしつけは規則を守るという意味です。つまりコンプライアンス(法令や規則の遵守)です。この「しつけ」の良い例を示します。
blog_12 夢があるから、がんばれる。
夢があるから、がんばれる。
小田急線の戸袋に鶴巻温泉病院のステッカーが貼ってあったのをご存知でしょうか?左右から見ると違う絵柄になっているものです。
8月からそのステッカーが変わりました。各車両で小田原方面の前から2つ目の左側扉のガラスに直接貼ってあります。
鶴巻温泉病院に入院されている患者さん・ご家族・働いている職員の気持ちを表す言葉として「夢があるから、がんばれる。」という言葉を選びました。
闘病生活や介護、仕事も夢があるからがんばれるのではないでしょうか?
blog_11 病気の話 ~続きは「脳の病気シリーズ」を見てください~
先日巨人の木村コーチが くも膜下出血でなくなりました。
そのときインターネットで大勢の人が「くも膜下出血」を検索したそうです。それを聞いて、入院患者さんやご家族も病気のことをもっと知りたいと思っているのだろうと感じました。そこで私が以前一般の方が読んでも分かるように心掛けて書いた「病気の話」を当院のホームページに載せることにしました。
ホームページを開いてみてください。左の列の「院長ブログ」の下に次のようなバナーがありますから、それをクリックすると読むことができます。職員の皆さんも是非読んでください。
現在は脳梗塞、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、脳出血、脳腫瘍、頭痛などがあります。 今回は脳出血の抜粋です。
脳出血
どんな病気
・・・・脳出血は脳内出血とくも膜下出血があります。・・・高血圧性脳出血は動脈硬化により脳の細い血管に変化が起こりそこから出血するものと考えられています。・・・
どんな症状 ?
脳出血は一般に頭痛と嘔吐で発症します。その他の症状は出血が起こった部位によって違います。ここでは急性期の症状を書きます
blog_10 ~鶴巻温泉病院で自慢できること 2~ 栄養科の取り組み
4月の院長通信で職員の皆さんに「鶴巻温泉病院で自慢できること」を考えておいて下さいとお願いしました。そろそろ聞いてみようと思いますので宜しくお願いします。
前々回は口腔ケアのお話をしましたが、まだまだ自慢できることがあります。今回もそれを紹介します。
鶴巻温泉病院では約半分の入院患者さんが口から食事が取れない状態です。そのような患者さんの多くは鼻から胃に入れた管(経鼻胃管)や、お腹から胃に穴をあけて管を通した胃蟒煤iいろう)から水分や液体の栄養剤を注入しています。
blog_9 ~病院の実力 「回復期リハビリ」 ~
2010年5月2日日曜日の読売新聞の記事です。 病院の実力「回復期リハビリ」の神奈川編で、鶴巻温泉(病院)が1番上に載っています。
鶴巻温泉病院の回復期リハ病棟は4病棟208床(近々206床に変更)で、全国で3番目の規模です。 回復期リハ病棟には脳卒中、骨折等で発症もしくは手術後2ヶ月以内の患者さんが入院してきます。
リハビリは最大1日9単位(1単位20分、最大3時間)まで保険診療で認められています。リハビリは患者さんとリハ療法士の1対1の作業ですから1日9単位を実施するのは大変です。
blog_8 ~働いていることが自慢できる病院~
4月になりました。新年度の始まりで鶴巻温泉病院には69名の新社会人が入職されました。入職式で希望に燃えた瞳が頼もしかったです。
オリエンテーションでは以下のような宿題をだしました。 平成22年度鶴巻温泉病院の方針は「スーパー鶴巻温泉病院を実現しましょう」です。方針の二番目に「働いていることが自慢できる病院」という項目があります。皆さん一人ひとりが「鶴巻温泉病院で自慢できること」を言えるようにしておいて下さい。 というものです。これは新人ばかりでなく、全ての職員の人に対するお願いです。
「鶴巻温泉病院で自慢できること」で私が思いつくものがあります。
2月に鶴巻温泉病院 学術研究発表会がありました。ここで
院長賞以下6件の研究が賞をとりました。どれも当院の自慢になるような研究です。そのうち「オキシドールを用いた口腔ケアの導入 ~客観的指標を用いた口腔内清潔度の変化~」(3階南病棟 山本眞規子、松本吉成)について少しお話します。
オキシドールで口腔ケアを行うと舌苔が取れ、口臭が改善するという発表です。その成果を写真で示します。
blog_7 平成22年度 鶴巻温泉病院の方針・目標 院長 鈴木 龍太
- 患者さんに選ばれる病院
- 働いていることが自慢できる病院
- コンプライアンスを守り、健全な経営をしている病院
1.患者さんのQOL向上
- 満足のいく診療・ケア・リハを受けることができる
- 家族がよく会いに来てくれる
- 医療者と良好なコミュニケーションがとれている
2.職員のQOL向上
- 的確な評価とフィードバックができている
- ボトムアップ、スキルアップの推進・援助ができている
- 業務内容・人的環境の改善に取り組んでいる
3.チーム医療の質的強化・推進
- それぞれの職種がプロとしての腕を磨いている
- お互いが良いコミュニケーションをとり、協力し、研鑽し合っている
- 多機能病棟を横断的に結びつけている
- 地域への連携と貢献に取り組んでいる
blog_6 ~キレないための感情コントロール~
まず下のイラストを見て下さい。医師らしき男性が頭にカチンときていて、看護師に文句を言っている絵です。病院ではよくある構図だと思いませんか?
blog_5 ~スーパー病院を目指しましょう~
皆さん明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
先日私の担当患者さんが亡くなりました。6年間当院に入院なさっていたそうです。お別れのご挨拶に伺いました。さぞ悲嘆にくれていらっしゃるかと思いましたが、思いのほかご家族は毅然とされていました。私におっしゃることは「この病院に入院できて本当に良かった」「病院や職員の方々がすばらしくて、見舞いに来るのが楽しみだった」と病院と職員へのお褒めの言葉ばかりでした。
とても感動しました。職員の皆さんのおかげです。