blog_182 1.鶴巻温泉病院コスモス祭開催! 2. 本館2階障がい者・難病リハビリ病棟に入院されていた方のご家族からのお手紙です(一部略)
【院長ブログバックナンバー】
※病院内での写真は撮影時にマスクを外しています
鶴巻温泉病院コスモス祭開催!
9月28日にコスモス祭を開催しました。コロナ禍で集まることができませんでしたので、久しぶりの開催でした。フラダンスのモキハナ、和太鼓の湘南打楽たまゆら、創作和太鼓集団 打鼓音、琴演奏のこども育成会、シュシュトルテ(chou chou torte)、ハンドマッサージの横浜医療秘書専門学校とたくさんの皆さんが演奏や実演をしてくださいました。地域の学校の秦野高校弦楽合奏部も参加してくださり、患者さんと熱い交流ができました。ありがとうございました。昼食にはコスモスの和菓子が出されました。準備したコスモス祭委員会の皆さん、協力してくださった職員の皆さん、ありがとうございました。(院長 鈴木)
コスモス祭実行委員会
コスモス祭実行委員長を務めました歯科衛生士科の平田です。今年度は「患者さん全員が笑顔になれるコスモス祭」をコンセプトとし、地域のボランティアさん、プロの演奏家さんをお招きし様々な公演を開催いたしました。患者さんから「息子が幼少期にフルートを習っていたころが懐かしい」「昔太鼓叩きだった。昔を思い出したよ」「(高校生の演奏を観て)皆さんの頑張る姿をみて、自分もこれからのリハビリを頑張ろうと思えた」といった声を聴くことができました。演者の方々からも「良い経験となりました」との感想をいただきました。関係された職員の皆様、ありがとうございました。
当日は弦楽器を初めてわずか半年の1年生を中心としたメンバーで臨みました。「こぎつね」、「カエルの合唱」、「キラキラ星」など、かわいらしい曲からスタートし、久石譲作曲の「サマー」に挑戦しました。「サマー」は、1999年公開の映画『菊次郎の夏』(監督・北野武)のメインテーマで、練習する度に合奏の楽しさを実感してきた曲です。心を込めて演奏することができました。入院中の皆さんにも楽器に触れていただいたり、手拍子をして頂いたりして、楽しい時間となりました。アンコールにお応えして、文化祭で演奏した「大きな古時計」も披露することができました。ありがとうございました!
秦野高校弦楽合奏部のみなさん
※写真掲載の同意をいただいております
今年も9月14日(土)から1ヶ月間、本館コンビニ横で作品展を開催しています。患者さん・利用者さん28名、51点の作品が出展されました。そこには作品を覗き込む姿や笑顔が見られます。「素晴らしいですね」「毎年楽しみにしています」など、沢山のメッセージを頂きました。出展した患者さん・利用者さんは「みなさんいろいろだね」「これは何でできているのかしら?」などご自分以外の作品に興味津々です。作品展は院内のコミュニティとなっています。
(リハビリテーション部 レクリエーショントレーナー 副主任 上野)
コスモス祭作品展
本館2階障がい者・難病リハビリ病棟に入院されていた方のご家族からのお手紙です(一部略)
難病(多系統萎縮症)も受け入れてくださるということで、老人ホームよりこちらの病院に移りました。スタッフの皆様の温かい看病・介護・リハビリ・レクリエーション・入浴など、どれをとっても良く、また家族にとっても安心してお任せできるものでした。
亡くなる直前に、血圧が下がってきたのですぐ来てください、とお電話をいただき、おばあちゃんと駆け付けた時に、担当の先生はじめ関わってくださっている皆様がベッドの周りにいてくださり、患者さん一人ひとりを大切にしてくださる気持ちが伝わってきました。老衰で天寿を全うする姿を目の当たりにできたことは家族としても貴重な体験となりました。大変お世話になりありがとうございました。家から病院まで歩いていける距離でしたので、以前中庭の足湯につかりながら連れてきた飼い犬と楽しい時間を過ごせたこともとても良かったです。知人に鶴巻温泉病院のことお話した所、さっそく同居しているおばあちゃんが利用し、とても良かったとお話を聞き嬉しく思います。
医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院 院長 鈴木 龍太