院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
- 事前指示書について
- 病気の話「延命治療(延命処置)って何ですか?」(準備中)
- 脳の病気の話
- 知って得する身体の話
- 日本をリハビリテーションする
blog_155 1. セコム研究発表会 2.優良事業所 3.無痛乳がん検診 4.花壇
今月号の目次
セコム医療グループ 関東地区合同研究発表会で銀賞を受賞しました
《銀賞》鶴巻温泉病院 看護部 青木美穂 森睦子「身体拘束ゼロに向けた職員の意識の変化」
6月18日に開催された「セコム研究発表会」で青木科長の演題が銀賞を受賞しました。おめでとうございます。2019年4月に開設された鶴巻温泉病院介護医療院では身体拘束は原則行えません。当時、管理責任者だった青木科長が方針を決め、ぶれずに取り組んだことで職員の意識が変わり、拘束ゼロが実現し、ずっとそれが維持されています。現在、病院全体にひろがるように頑張っています。凄いですね。
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![1-1.jpg](https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/medical/assets_c/2022/07/1-1-thumb-320xauto-9675.jpg)
科長としてやってきた集大成として、みんなの頑張りを発表し、賞をいただいたことを嬉しく思います。介護医療院立ち上げから、身体拘束をゼロにすることを目標に医師・スタッフと共に頑張ってきました。そこには、スタッフがお互いの意見を否定せず「入所者のために何かしてあげたい」という職場風土ができあがっていたからだと思います。これからも「その人の生活」の場が提供できるよう身体拘束をしないケアに取り組んで参ります。 看護部 青木美穂
危険物管理 優良事業所表彰
施設管理室 課長 横山博俊
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています。
危険物を取り扱う施設において適正な維持管理に長年務めたことに対し、神奈川県危険物安全協会連合会から、「優良危険物事業所」として当院が表彰されました。
この表彰を受け、施設管理室職員一同、今後も無事故の継続に努めてまいります。また、当院で使用している危険物は灯油と重油ですが、最近の世界情勢の影響から価格は高騰したままで、省エネ・節電の社会的な要請が非常に高くなっております。そのため、危険物の安全な管理とともに、社会要請に応えるべく、より一層の省エネ・節電にも努めてまいります。
秦野市防火・危険物安全協会 田村会長(右)
【関連施設】 横浜新緑総合病院 無痛乳がん検診
当法人の横浜新緑総合病院(横浜市緑区)で3テスラのMRIを使った無痛乳がん検診が始まりました。がん発見率は平均的なマンモグラフィの5倍以上だそうです。横浜新緑総合病院ホームページをご覧いただき、お気軽にお問合せください。
南館前の花壇
四季折々、冬でも花が咲いています。 誰かと思ったら小澤看護部長でした。看護部ありがとう。
この花壇は、2016年に南館前の道を拡げた時に作られました。その時に花壇の管理を看護部が請け負い、係長会の中に「園芸部」が発足しました。当時の担当者はお花に負けない美女3名(誰?)。そして'監督'として、柏木副看護部長のお父様が協力してくださいました。今にいたるまで春・秋の植え替えを続けています。元気に咲いてくれるお花たちが、皆さんにほんの少しでも癒しを届けてくれたらいいなと願います。 看護部長 小澤 美紀
blog_154 1. 病院賞決定 2.2022年の鶴巻温泉病院 3.熱中症に注意
2021年度 鶴巻温泉病院 病院賞決定
2021年度病院賞が決定しました。介護職や医師の働き方改革、いまだに終息しないCovid-19 関係が多くを占めました。皆さんがその時々に起こってくる問題や課題に挑戦し、乗り越えていく姿が評価されています。そして、その皆さんのお陰で病院も続けていけるのです。本当にありがとうございました。
病院賞受賞者
2022年の鶴巻温泉病院
さて、2022年度はどうでしょうか? 病院の目標は 『持続可能な慢性期多機能病院の運営』です。Covid-19で日本の医療体制の不安定さが明らかになりました。その中で鶴巻温泉病院は慢性期病院としての機能と役割をしっかり担っていかなければなりません。
『急性期が患者を多く収容できるように慢性期への転院をシームレスにする。慢性期で治療できる高齢者救急を積極的に受け入れる。サブアキュートの患者を在宅へ積極的に帰し、在宅患者にしっかりと寄り添う。看取りの機能を充実させる。』このような行動を積み重ねていくことで、地域の皆さんに鶴巻温泉病院があって良かったと思われるように頑張っていきます。これからも鶴巻温泉病院をよろしくお願いします。
熱中症に注意しましょう
今年は早くから真夏日が出現しています。熱中症に注意しましょうと言われていますが、どんな症状に注意したらいいのかをお教えします。立ち眩み、顔がほてる、筋肉痛、足がつる(こむら返り)、大量の発汗もしくは暑いのに汗がでない、頭痛、吐き気、嘔吐、体温が高い、皮膚が赤く、乾いている・・・このような症状がでたら、日陰の涼しい場所に移動し、衣服を脱いで、水をかけるなとして、体を冷やしましょう。スポーツドリンクなどの水分と塩分を補給しましょう。
当院のホームページ 「知って得する身体の話シリーズ 熱中症」 もあわせてご覧ください。
- 鶴巻温泉病院 知って得する身体の話
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/disease/karada/ - 第1回 熱中症 -凍ったペットボトルの効能-
https://www.instagram.com/turumakiriha/ - 第18回 熱中症とツルゴール反応
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/disease/karada/karada18.html
鶴巻温泉病院 ロビーの生花
blog_153 1. 入院患者さま 2.温泉大浴場 3.タブレット導入 4.鶴巻温泉病院 公式SNS
今月号の目次
鶴巻温泉病院の入院患者さんの数が今までで最高となりました。
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院へ1年間で入院する患者さまの数が、この10年で回復期は16%増加、全病院では42%増加しました。稼働というのは、病床がどのくらい埋まっているかの数字ですが、入院患者数がふえているのに、稼働がむしろ下がっている理由は、入院している期間(在院日数)がどんどん短くなっているからです。リハビリや治療の効果が出ているのだと思っています(図1)。
(図1)
入院されている患者さまの地域は近隣の湘南西部地区と県西地区、県央、湘南東部地区合わせて90%を超えていて、地域の病院であることを示しています(図2)。
入院されている患者さまの地域
(図2)
温泉大浴場のご利用について
鶴巻温泉病院には温泉が湧いていて、中庭の手湯・足湯、本館6階の大浴場があります。ナトリウムとカルシウムとマンガンが多く、中性のお湯です。年間1800~2000人の患者さまに温泉大浴場 (※)をご利用いただきました。※大浴場のご入浴には主治医の許可が必要です。
本館6階大浴場のご利用実績
笑いの絶えない作業レクリエーション、楽しく心洗われる音楽レクリエーションに母と毎週お邪魔することができました。何より、母の大好きな温泉に週2回入ることができました。介護タクシーを利用して母の望みの自宅へ帰り、数時間過ごす事ができました。こうして心穏やかに母と接することができたのは鶴巻温泉病院の皆々様のおかげとしか言いようがありません。本当に本当にありがとうございました。
訪問リハビリテーションにタブレットを導入
2022年4月より、訪問リハビリテーションにタブレット端末が導入されました。訪問リハビリテーションでは、ほとんどのデスクワークを事務所に戻って行っていました。今回のタブレット端末導入により、訪問リハビリテーションの隙間時間に外出先でデスクワークが行えるようになり、業務の効率化が図れました。これからは、利用者さまの評価や練習場面での活用、オンラインカンファレンスの実施等、様々な場面でタブレット 端末の活用方法を検討・実施する事で、訪問リハビリテーションの質の向上に寄与したいと考えています。
鶴巻温泉病院のブログ・コラム・メルマガ・SNS(ソーシャルネットワークサービス)
「鶴巻温泉病院」「看護部」「リハビリテーション部」では、地域連携公開セミナーなどのイベントや取り組み、採用情報を発信し、効果的な広報活動をするため、院長ブログ、看護部長ブログ、SSDブログ、スタッフコラム、メルマガと合わせて公式SNS(Instagram、YouTube)を開設しております。ホームページ、QRコードからご覧いただけます。
- メルマガバックナンバー
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/mailmagazine/ - Instagram リハビリテーション部
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https://www.youtube.com/channel/UC8AjWQaYAxjeMR9rKOhMjhg
鶴巻温泉病院 ロビーの生花
blog_152 1. 合同入職式 2.満足度調査 3.患者さまの和歌 4.地域連携公開セミナー
今月号の目次
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています。
2022年度 3病院合同入職式をWEB開催
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院には、今年45名の新人が入職しました。コロナ禍で2年以上も人とのコミュニケーションが制限され、授業はリモートで、友人との交流やクラブ活動もままならない中、勉強をして、試験を受けて、資格を取得してきました。ここまで来た皆さんは本当に立派です。心から祝福しますし、これからも色々なことを乗り越える力を持っていると信じます。おめでとうございます。
看護部21名
リハビリテーション部22名 地域連携室1名 栄養科1名
「入院患者さま満足度調査」及び「インスペクション」報告
当院では毎年11月、患者さま・入所者さま・ご家族に患者満足度調査をお願いしております。今回は満足度で前年より高い、94.9%の評価をいただくことができました。また介護医療院の小林ケアマネージャーが「総合満足度」で100%の評価をいただき、大きな励みとなりました。なお、同時期に職員同士で他部署の接遇やサービスを評価しあう「インスペクション」も実施し、忌憚のない意見交換を行う事で、サービスの質向上を目指しております。
このような結果を頂けたのも、入所者さまに関わる全てのスタッフが良いケアを提供してくれているお陰です。私はそれをご家族に伝えさせて貰っているだけです。「自分が家族だったらどうしてほしいか」を常に考え、書類に写真やメモを添えたり、何気ない日常の様子を伝えるようにしています。
これからも入所者さま、ご家族に満足していただけるよう、スタッフと共に精進させていただきます。ありがとうございます。
患者さまが和歌を詠んでくださいました
入院し朝食の時、食堂の窓からの景色の美しさに不安な心に勇気が沸いた時の一首と、退院を前に私の感謝の気持ちを読んだ一首です。
先生の優しい美しい笑顔に何度も癒された私です。厚く御礼申し上げます。
第40回 地域連携公開セミナー 「障がい者・難病リハビリ病棟」
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、YouTube上に動画を公開しています。ホームページ、スマホ(QRコード)からもご視聴いただけます。詳細は下記をご覧ください。
鶴巻温泉病院 ロビーの生花
blog_151 1. 鶴のまきちゃんの親離れ 2.セコム医療グループ合同研究発表会 3.長期計画を作成
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています
鶴のまきちゃんの親離れ式
院長の鈴木です。皆さんご存じの鶴のまきちゃんは作業療法士の清水 拓人さんが創作したものです。この度残念ながら清水さんが退職となりますので、まきちゃんの親離れ式を行いました。まきちゃんは病院のマスコットとして病院内外で親しまれています。清水さん、本当にありがとうございました。これからもまきちゃんをよろしくお願いします。
「木彫りの鶴のまきちゃん」を清水さんにプレゼントしました 作:左龍太郎
鶴のまきちゃん Memories
セコム医療グループ合同研究発表会
2021年度のセコム研究発表会がWEBで開催され、鶴巻温泉病院から金賞受賞者がでました。研究成果を有効に生かして、これからも頑張ってください。- 金賞 リハビリテーション部 東 泰裕
言語聴覚士による朝食時の直接訓練が経管栄養の離脱に及ぼす影響
鶴巻温泉病院の長期計画2021-2030を作成しました
- 多機能を生かした入院支援(SDGs3、10)
- DXを活用し進化する慢性期医療・看護・介護・リハビリテーションの提供(SDGs3、9)
- 進化した新病院の建設(SDGs9、11)
- 職員のボトムアップ、スキルアップの推進・支援(SDGs4)
- BCPが確立されており災害、緊急時に強い病院(SDGs8、9)
- タスクシフティング、ストレスマネジメントを含めた働き方改革の推進で安定的な人材確保につなげる(SDGs4、8)
- 疾病・介護予防から入院・在宅までシームレスなサービスを提供する。(SDGs3、11)
- 本気で取り組むDX、IT化、業務改善(リモート診療、リモート連携会議、診療情報共有化、medical B.I.G. net®の活用等)(SDGs9)
- きれいな水、再生エネルギー利用、フードロス対策の実行(SDGs6、7、12、14、15)
鶴巻温泉病院 おかめ桜が開花
photo by t.iwama
blog_150 1. 永年勤続 2.在宅医療介護支援室 3.藤沢出張所 4.本館屋上 5.野球部
今月号の目次
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています
永年勤続表彰
院長の鈴木です。昨年12月29日の納会の際に10年勤続、20年勤続の永年勤続表彰を行いました。鶴巻温泉病院で長い間働いてくださっている方たちが、当院を形作り、病院を支えてくださっています。本当にありがとうございます。これからも鶴巻温泉病院をよろしくお願いします。
・勤続20年:看護部5名、リハビリテーション部2名、管理部2名
撮影時のみマスクを外しています
2022年1月、在宅医療介護支援室の部屋ができました
南館に入って左側、以前は相談室、鶴巻訪問看護ステーションサテライトだった場所です。訪問リハビリテーション、訪問栄養、訪問歯科の窓口が一つになりました。
それぞれの"本体"は以前のままですが、外部からの電話等は支援室の事務員が対応し、必要に応じて各部門に振り分けています。事務作業が共通化して地域との連携が円滑になることを目指し、事務効率の改善で生じた時間を訪問件数の増加や内容の充実に向けていきます。よろしくお願いいたします。
撮影時のみマスクを外しています
訪問リハビリテーション藤沢出張所 2021年12月開設
鶴巻温泉病院 訪問リハビリテーションは、当院を退院された患者さまが日常生活上の不安を解消し、本人の希望する事ができるようになる事を目指して2010年10月に開設されました。
以降も鎌倉市と南足柄市に出張所を設置し、この度、4事業所目となる出張所を藤沢市善行に開設しました。隣接している鎌倉出張所と力を合わせて、地域で退院患者さまの訪問リハビリテーションを担って行けるよう頑張ります。
お問合せ:在宅医療介護支援室 TEL:0463-78-1411
本館5階屋上 防水工事
西棟屋上の防水工事が完成し、スケートリンクのように美しくなりました。活用方法について検討を進めています。※床面が濡れている状況で滑りやすくなりますので、降雨時や降雨後の屋上の利用はご遠慮ください。
鶴巻温泉病院野球部 活動の報告
職員同士の交流とストレス発散を目的として、2019年度から活動を始めています。現在、マネージャーも含めて36名が在籍し、定期的に練習や試合を行っています。今年は、計3試合実施し、2勝1敗となっております。
2022年度から、本格的に活動を強化し、病院協会や神奈川県野球連盟主催の大会に参加する予定です。現在は新型コロナの影響で活動を自粛しておりますが、大会に向けて調整を進めていきます。入部は随時受付しております。身体を動かしたい、野球をやってみたいという方は、お気軽にご相談ください。野球未経験者や女性の方でも大歓迎です。