院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_158 1. 屋外歩行練習場 2.「食札」のメッセージ 3. みんなの作品展
今月号の目次
屋外歩行練習場が完成しました
リハビリテーション部 係長 竹内 優太
本館の屋上に歩行練習場ができました。歩行路はゴムチップとなっており、歩行時に負担がかかりにくくなっています。屋内の閉鎖的な環境 だけでなく、屋外で実施することで気分よくリハビリテーションに励むことができると思います。また、屋外の不整地よりも安全にリハビリテーションが実施できるので、屋外歩行の模擬練習としても活用していきたいと思います。
過ごしやすい季節になりましたので、屋外歩行練習場を活用し、患者さんのQOL(生活の質)の向上に努めてまいります。
屋外歩行練習場
「食札」に描かれた素敵なメッセージ
栄養科 科長 國見 友恵
S.Sさん 趣味は、登山、畑での野菜作り、写真、絵を描くこと。これまで個展をひらかれたこともあるそうです。
毎日、食札(しょくさつ)※に季節の風景や食事のイラストを描いてくださり、点滴での栄養補給から「食べられるようになった喜び」を表現してくださいました。患者さんがくださるコメントは栄養科の事務所に掲示し、厨房スタッフの原動力となっています。ありがとうございます。
※「食札」は氏名・病気や飲み込みの機能に合わせた食事内容を記載し、食事を間違いなく提供するためのものです。また、患者さんには提供している食事内容をお伝えする役割もあります。
鶴巻温泉病院 「みんなの作品展」開催!
リハビリテーション部レクリエーションセクション副主任 上野 小百合
今年も9月16日(金)~30日(金)の期間で作品展を開催しました。当院の患者さん・利用者さん30名、39点の作品が出展されました。
作品展をご覧になられた方々からは、「皆さんの作品から元気をもらいました」「毎年楽しみにしています!」「私も作ってみたい」など沢山のメッセージをいただき、出展した患者さん・利用者さんも他の作品を見て「あの作品もすごいね」「色合いがとっても素晴らしいですね」と称賛し合う様子がうかがえました。
作品展は、日々の取り組みを発表する場だけでなく、人と人との関わりが広がる場となったのではないでしょうか。
blog_157 1. 接遇標語コンテスト2022 2.鶴巻温泉病院のSDGsの取り組み
【院長ブログバックナンバー】
※写真は撮影時のみマスクを外しています。
今月号の目次
接遇標語コンテスト2022
サービスシステム開発室
今年度の接遇標語が決定しました。職員が応募した75作品からの選出です。今後も患者さんに寄り添う心と笑顔を大切に、職員一同でより良い医療、看護・介護、リハビリテーションに 努めて参ります。
接遇標語表彰一覧
コンテスト表彰式
接遇標語コンテスト 最優秀賞
リビリテーション部 城所(きどころ)さん
この標語は『マスクがあると、なかなか表情が相手に伝わりづらいと思います。そのような中で、目と声を意識することでお互いが気持ち よく接することができると思います。』 との意図で作成されました。
最優秀賞
鶴巻温泉病院のSDGsの取り組み
当院の中長期目標に「地域に貢献する慢性期多機能病院」があり、その項目に「きれいな水、再生エネルギー利用、 フードロス対策の実行(SDGs6,7,12,14,15)があります。
当院の生ごみは、特殊な機械 ※で微生物による分解を行い 「ごみの 削減」に努めています。また栄養科(管理栄養士による栄養管理部門と提携業者による食事提供部門)では病院の方針を受けて野菜の廃棄率に着目し、野菜→カット野菜に変更することで生ごみを100㎏→85㎏に減量しました(図1)。 提携業者はカット野菜で発生する「皮や芯」を「堆肥」として再利用しています(図2)。
※ 機械処理した時の水分が95%以上で、残部は油状の成分となってグリストラップ(油水分離層)で処理しているため 全て排油・排水処理されて食物残渣は一切ありません。
(図1)
(図2)
blog_156 1. 新しい仲間 2.患者安全推進 3.感情コントロール 4.ビフォ→アフター
【院長ブログバックナンバー】
※写真は撮影時のみマスクを外しています。
今月号の目次
インドから新しい仲間がやってきました
看護部 教育専従 足立原 崇
2022年8月1日より3名のインド人特定技能実習生が当院へ入職しました。看護部では受け入れに向けて入職準備を進め、来日をとても楽しみにしていました。入職初日は鈴木院長から辞令交付を受けました。3名共、とても緊張していましたが、時折見せてくれる笑顔が素敵でした。
鈴木院長からは「優しそうで、素敵な方たちです。異国の地で頑張る気持ちも素晴らしいです。日本で楽しく過ごせるように、職員皆で協力しましょう。」とコメントをいただいております。今後とも3名をよろしくお願いします。
写真左より プリヤさん、プリティさん、足立原係長、イラキヤさん
インド共和国 Republic of India
患者安全推進全体フォーラムで発表
日本医療機能評価機構の認定病院患者安全推進協議会(PSP)が開催した「患者安全 推進全体フォーラム」が3月5日にオンライン形式で開催されました。フォーラム第2部では当院の取り組みが紹介されました。
「病院事務部門における安全管理の取り組み」 TQM課 課長 宇賀神 哲治
病院の安全管理と言えば医師、看護師等が中心で取り組むというイメージがあると思いますが、今回は事務でも出来る安全管理という視点で報告を行いました。内容はマニュアルの更新依頼、病棟ラウンド参加や物品の使用期限確認、5S(整理整頓など)活動推進となります。第一線で活躍されている医師や講師の先生方とのディスカッションの中で貴重なご意見をいただきましたので、今後当院の活動に役立てていければと考えています。
キレないための感情コントロール
今年は猛暑です。コロナもあり、なかなかうまくいかないことが多く、イライラも募ります。つい怒ったり、カーっとなったりしがちです。そんな時6つ数えてみましょう。すると心が落ち着いて、感情のコントロールができるそうです。キレないための感情コントロールは2010年2月号の院長通信でも掲載していますが、少しバージョンアップしましたので、また掲載します。私は院長室の壁にはってあります。一度目を通してみてください。
リハビリテーション室 塗装工事 ビフォ→アフター
リハビリテーション室塗装工事を行いました。天井と壁は白色、柱と梁(はり)はオレンジと緑色で明るい室内 になりました。リハビリテーション部インスタグラム turumakirihaでご紹介しています。
blog_155 1. セコム研究発表会 2.優良事業所 3.無痛乳がん検診 4.花壇
今月号の目次
セコム医療グループ 関東地区合同研究発表会で銀賞を受賞しました
《銀賞》鶴巻温泉病院 看護部 青木美穂 森睦子「身体拘束ゼロに向けた職員の意識の変化」
6月18日に開催された「セコム研究発表会」で青木科長の演題が銀賞を受賞しました。おめでとうございます。2019年4月に開設された鶴巻温泉病院介護医療院では身体拘束は原則行えません。当時、管理責任者だった青木科長が方針を決め、ぶれずに取り組んだことで職員の意識が変わり、拘束ゼロが実現し、ずっとそれが維持されています。現在、病院全体にひろがるように頑張っています。凄いですね。
クリックで拡大
科長としてやってきた集大成として、みんなの頑張りを発表し、賞をいただいたことを嬉しく思います。介護医療院立ち上げから、身体拘束をゼロにすることを目標に医師・スタッフと共に頑張ってきました。そこには、スタッフがお互いの意見を否定せず「入所者のために何かしてあげたい」という職場風土ができあがっていたからだと思います。これからも「その人の生活」の場が提供できるよう身体拘束をしないケアに取り組んで参ります。 看護部 青木美穂
危険物管理 優良事業所表彰
施設管理室 課長 横山博俊
※掲載写真は撮影時のみマスクを外しています。
危険物を取り扱う施設において適正な維持管理に長年務めたことに対し、神奈川県危険物安全協会連合会から、「優良危険物事業所」として当院が表彰されました。
この表彰を受け、施設管理室職員一同、今後も無事故の継続に努めてまいります。また、当院で使用している危険物は灯油と重油ですが、最近の世界情勢の影響から価格は高騰したままで、省エネ・節電の社会的な要請が非常に高くなっております。そのため、危険物の安全な管理とともに、社会要請に応えるべく、より一層の省エネ・節電にも努めてまいります。
秦野市防火・危険物安全協会 田村会長(右)
【関連施設】 横浜新緑総合病院 無痛乳がん検診
当法人の横浜新緑総合病院(横浜市緑区)で3テスラのMRIを使った無痛乳がん検診が始まりました。がん発見率は平均的なマンモグラフィの5倍以上だそうです。横浜新緑総合病院ホームページをご覧いただき、お気軽にお問合せください。
南館前の花壇
四季折々、冬でも花が咲いています。 誰かと思ったら小澤看護部長でした。看護部ありがとう。
この花壇は、2016年に南館前の道を拡げた時に作られました。その時に花壇の管理を看護部が請け負い、係長会の中に「園芸部」が発足しました。当時の担当者はお花に負けない美女3名(誰?)。そして'監督'として、柏木副看護部長のお父様が協力してくださいました。今にいたるまで春・秋の植え替えを続けています。元気に咲いてくれるお花たちが、皆さんにほんの少しでも癒しを届けてくれたらいいなと願います。 看護部長 小澤 美紀
blog_154 1. 病院賞決定 2.2022年の鶴巻温泉病院 3.熱中症に注意
2021年度 鶴巻温泉病院 病院賞決定
2021年度病院賞が決定しました。介護職や医師の働き方改革、いまだに終息しないCovid-19 関係が多くを占めました。皆さんがその時々に起こってくる問題や課題に挑戦し、乗り越えていく姿が評価されています。そして、その皆さんのお陰で病院も続けていけるのです。本当にありがとうございました。
病院賞受賞者
2022年の鶴巻温泉病院
さて、2022年度はどうでしょうか? 病院の目標は 『持続可能な慢性期多機能病院の運営』です。Covid-19で日本の医療体制の不安定さが明らかになりました。その中で鶴巻温泉病院は慢性期病院としての機能と役割をしっかり担っていかなければなりません。
『急性期が患者を多く収容できるように慢性期への転院をシームレスにする。慢性期で治療できる高齢者救急を積極的に受け入れる。サブアキュートの患者を在宅へ積極的に帰し、在宅患者にしっかりと寄り添う。看取りの機能を充実させる。』このような行動を積み重ねていくことで、地域の皆さんに鶴巻温泉病院があって良かったと思われるように頑張っていきます。これからも鶴巻温泉病院をよろしくお願いします。
熱中症に注意しましょう
今年は早くから真夏日が出現しています。熱中症に注意しましょうと言われていますが、どんな症状に注意したらいいのかをお教えします。立ち眩み、顔がほてる、筋肉痛、足がつる(こむら返り)、大量の発汗もしくは暑いのに汗がでない、頭痛、吐き気、嘔吐、体温が高い、皮膚が赤く、乾いている・・・このような症状がでたら、日陰の涼しい場所に移動し、衣服を脱いで、水をかけるなとして、体を冷やしましょう。スポーツドリンクなどの水分と塩分を補給しましょう。
当院のホームページ 「知って得する身体の話シリーズ 熱中症」 もあわせてご覧ください。
- 鶴巻温泉病院 知って得する身体の話
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/disease/karada/ - 第1回 熱中症 -凍ったペットボトルの効能-
https://www.instagram.com/turumakiriha/ - 第18回 熱中症とツルゴール反応
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/disease/karada/karada18.html
鶴巻温泉病院 ロビーの生花
blog_153 1. 入院患者さま 2.温泉大浴場 3.タブレット導入 4.鶴巻温泉病院 公式SNS
今月号の目次
鶴巻温泉病院の入院患者さんの数が今までで最高となりました。
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院へ1年間で入院する患者さまの数が、この10年で回復期は16%増加、全病院では42%増加しました。稼働というのは、病床がどのくらい埋まっているかの数字ですが、入院患者数がふえているのに、稼働がむしろ下がっている理由は、入院している期間(在院日数)がどんどん短くなっているからです。リハビリや治療の効果が出ているのだと思っています(図1)。
(図1)
入院されている患者さまの地域は近隣の湘南西部地区と県西地区、県央、湘南東部地区合わせて90%を超えていて、地域の病院であることを示しています(図2)。
入院されている患者さまの地域
(図2)
温泉大浴場のご利用について
鶴巻温泉病院には温泉が湧いていて、中庭の手湯・足湯、本館6階の大浴場があります。ナトリウムとカルシウムとマンガンが多く、中性のお湯です。年間1800~2000人の患者さまに温泉大浴場 (※)をご利用いただきました。※大浴場のご入浴には主治医の許可が必要です。
本館6階大浴場のご利用実績
笑いの絶えない作業レクリエーション、楽しく心洗われる音楽レクリエーションに母と毎週お邪魔することができました。何より、母の大好きな温泉に週2回入ることができました。介護タクシーを利用して母の望みの自宅へ帰り、数時間過ごす事ができました。こうして心穏やかに母と接することができたのは鶴巻温泉病院の皆々様のおかげとしか言いようがありません。本当に本当にありがとうございました。
訪問リハビリテーションにタブレットを導入
2022年4月より、訪問リハビリテーションにタブレット端末が導入されました。訪問リハビリテーションでは、ほとんどのデスクワークを事務所に戻って行っていました。今回のタブレット端末導入により、訪問リハビリテーションの隙間時間に外出先でデスクワークが行えるようになり、業務の効率化が図れました。これからは、利用者さまの評価や練習場面での活用、オンラインカンファレンスの実施等、様々な場面でタブレット 端末の活用方法を検討・実施する事で、訪問リハビリテーションの質の向上に寄与したいと考えています。
鶴巻温泉病院のブログ・コラム・メルマガ・SNS(ソーシャルネットワークサービス)
「鶴巻温泉病院」「看護部」「リハビリテーション部」では、地域連携公開セミナーなどのイベントや取り組み、採用情報を発信し、効果的な広報活動をするため、院長ブログ、看護部長ブログ、SSDブログ、スタッフコラム、メルマガと合わせて公式SNS(Instagram、YouTube)を開設しております。ホームページ、QRコードからご覧いただけます。
- メルマガバックナンバー
https://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/mailmagazine/ - Instagram リハビリテーション部
https://www.instagram.com/turumakiriha/ - Instagram 看護部
https://www.instagram.com/tsurumaki_kangobu/ - 鶴巻温泉病院- 公式 - YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC8AjWQaYAxjeMR9rKOhMjhg