冬は空気が済んで山間部など明かりの少ない場所では星がよく見える季節です。オリオン座等が有名で見やすくなりますね。私も冬場にソロキャンプに行った際には寒空の中で焚火をしながら星空を眺めてリフレッシュしています。今回はレクリエーションの一環として実施した内容を一部紹介します。
レクリエーションの内容を決める際、入居者さんはあまり変わり映えしない景色をずっと眺めているだけで、楽しみはあるのかといった意見があがりました。ずっと院内にいる皆さんに少しでも代わり映えのある景色を楽しんでいただくため、「プラネタリウムを投影できる機械を使用し、星空を楽しんでもらうのはどうか」というスタッフのアイデアから食堂でプラネタリウムを開催することにしました。
夕食前の真っ暗な食堂に集まり、何が起こるのかと思う皆さんを横目に準備が進み、食堂の天井に星々が点灯されました。プラネタリウムのスケールは小さいですが、以前にお孫さんと行ったことを思い出す方もいれば、今では建物も明かりも増えてあまり星は見られないんじゃないのと疑問を口にする方もいました。私自身もプラネタリウムは小学生の時以来で、皆さんの意見を聞いて懐かしい気持ちになりました。
レクリエーションを実施するにはある程度の人員が必要で、スタッフ同士の連携・共有が重要となっていきます。発案者が中心となって企画~運営をするため、プレッシャーになることもありますが、積極的に意見を出し、入居者さんを楽しませたいという思いに共感したスタッフ同士がカバーし合うことでレクリエーションの成功に繋がるのだと思います。 これからも入居者さんたちの笑顔のためにスタッフ一同、頑張ります!