教育専従科長 加藤 久美子
看護部では2016年度よりオリジナルのクリニカルラダーを開始しました。理由としては、実践能力に重点を置き、あらゆる場で活躍する看護師・介護福祉士を育成することを目指すためです。また、看護協会版は全国標準での指標となり、客観的に評価できることもメリットでした。
導入して5年が経過し、今年度、評価を行いました。その結果、看護師は日本看護協会版のクリニカルラダーを導入、介護福祉士は新たにオリジナルのクリニカルラダーを作成することになりました。
しかし、2016年度から使用してきたラダーには実践能力以外の能力もあり、看護部としてはそこも大切にしたいため、プラスの能力として「キャリアラダー」と名前を変え、残すことにしました。名前は「つるキャリ」です。 つるキャリは「管理能力」「自己教育・研究能力」「人間関係能力」に分かれています。概念図(下記参照)は看護と介護の柱の上部は実践能力、下部はつるキャリの能力を示しています。新年度に向け、新たなラダーを活用しながら、実践能力が高められるような研修も企画しています。
新たなラダー概念図