脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 岩川彰子
昨年度から担当しているフィジカルアセスメント研修の講師をしました。午前中は循環器系で、特定行為研修修了者の鈴木達也係長が担当しました。動画を視聴してから演習を行うパターンで組み立てられており、とても分かりやすく参考になりました。
午後は、私が担当する脳神経系フィジカルアセスメントで、脳の解剖生理や運動麻痺・神経・感覚・筋骨格系など、基礎知識のおさらいの講義と意識レベルの評価(JCS・GCS)・瞳孔の確認・脳神経(12神経)の評価・MMTなど、1つ1つ丁寧に演習を行いました。 患者役を自身で設定し行うことで、障害の部位や程度の理解が深まり、具体的でリアリティーのある演習になりました。
どんな場においても、どのような目的であっても、すべてが触れる仕事であることを忘れずに、患者さんとの距離や共にする空間に配慮し、声かけを忘れずに優しい手で、声で、看護を提供することの大切さを伝えていきたいと思っています。