あっという間に今年も半分が終わり、夏本番。連日、真夏日を記録する等、今年の夏は暑くなりそうですね。さて、夏は旬を迎える食べ物も多く、中でも旬のものでよく聞く食べ物は夏野菜と耳にする方も多いのではないかと思います。
介護医療院では毎年利用者さんと数種類の野菜を栽培しています。育てる野菜は何が食べたいか等の理由をもとに決めており、今年は枝豆・きゅうり・ミニトマト・バ ジル・小松菜・しそを栽培しています。雨が降ると水やりの必要がなく、「 水やりしなくて助かるけど、なにか退屈よね。」と声を上げる方もいました。現在は小松菜としそはまだまだ成長途中。枝豆はほぼ実り切り、トマトは花が咲き、一部で小さい実が実るほどまで成長。きゅうりの1本はだいぶ育ち、周囲のきゅうりも3つほど雌花の下部が膨らみ始めて形が徐々に見えてきました。本格的な収穫までもう少しでしょうか。
入所者さんは農作業を経験して来た方も多く、実際に土に触れることでやっていたことが蘇り、懐かしさを共有することで会話が弾むきっかけにもなります。コミュニケーションツールも広がります。このようにスタッフと野菜が育つ様子を共有して楽しめることからレクリエーションの一環として 取り入れています。