院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_130 1. 鶴巻温泉病院 病院賞決定 2.WEB面会システム
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
2019年度 鶴巻温泉病院 病院賞決定
院長の鈴木です。2019年度の病院賞が決定いたしました。病院賞は病院運営に貢献度の高かった職員を表彰するものです。表彰式は10月に延期して開催いたします。受賞者の皆さん、少しお待ちください。
今年の金賞は2019年4月に新しく開設した4階東療養棟・介護医療院の皆さんです。抑制ゼロや生活の場としての取り組みが評価されました。また、新型コロナウイルス感染症予防に奮闘されている感染対策室の近藤室長と三橋ICN(感染管理認定看護師)を特別表彰といたしました。受賞された皆さん、おめでとうございます。そしてありがとうございます。
「疫病退散」の妖怪 アマビヱ像
2019年度 病院賞受賞者一覧
「WEB面会システム」を導入いたしました
管理部 事務次長 野中
感染対策のため面会制限でご不便をお掛けしておりますが、6月より「WEB面会システム」を導入いたしました。詳しくは病院のホームページをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。0463-78-1311(代表)
blog_129 1. 母の日 2.メッセージカード 3.マスク作成大作戦 4.STAY HOME
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
母の日のありがとう
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院・鶴巻温泉病院介護医療院には大勢の「お母さん」がご入院・ご入所されています。今年は新型コロナウイルス対策で面会もままならない状況が続いています。感謝の気持ちが少しでも伝わるように「母の日のメッセージ」を企画しました。
母に限らず女性の患者さま全員が対象で、代読もさせていただきました。「こんな時だからこそ、患者さまやご家族のために何かできないか?」と考えたこの企画ですが、多くのご家族からメッセージをいただきました。
患者さま・入所者さまが感動され、とても喜んでくださり、中には涙する方も。そんな姿を見てスタッフ一同、本当に嬉しく思いました。こんな時だからこそ、今まで以上にありがとうの言葉が深く届いたのではないかと思います。
写真入りメッセージカード
2階西病棟・4階東療養棟 スタッフ一同
2階西病棟、4階東療養棟(介護医療院)では新型コロナウイルスの影響で面会できないご家族さまへ写真入りメッセージカードを送らせていただきました。患者さまの日常の様子を撮影し、担当職員からのメッセージもお伝えしたところ、ご家族から感謝の言葉や返信をいただき、スタッフの励みになっています。これからもスタッフ一丸となり頑張って参ります。
4階東 メッセージカード
作成中心メンバー:介護支援専門員 小林 看護師 井関 介護福祉士 藤田
2階西 送付したお手紙とメッセージカード、ご家族からの返信
マスク作成大作戦!
看護部 介護係長 鈴木
新型コロナウイルスの影響によりマスク不足が懸念され始めた頃、リハビリ訓練や病棟での離床をされている患者さまをみて「患者さんがマスクをしていないのが気になるね。感染予防できないかな?」というところからマスク作りが始まりました。作成は試行錯誤の繰り返しでしたが、最終的には1300枚ほど作成することができました。何より患者さまの健康、感染予防のため材料の寄付、マスクの作成に協力いただいた各部署の皆さまに深く感謝いたします。
blog_128 1. 入職式 2.歯科が高評価! 3.covid-19 4.ポスター募集 5.病院賞
ご面会・ご来院の方へ 2020年4月
今月号の目次
自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ること
院長の鈴木です。今春、鶴巻温泉病院は52名の新入職員を迎えました。新しい環境に少し不安を抱きながらも、希望に燃えていることと思います。入職式は過密を避けるため2組に分けて、マスク着用、座席の間隔、窓を開けて換気、時間短縮、ビデオメッセージなどの配慮を行いました。
私からは「医療の仕事は大変ですが、患者、利用者さんから『ありがとう』と言っていただけるのがやりがいになる」ことをお話すると共に、「3密を避けて、自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ることに心がけること」をお願いしました。
2019年5S活動 歯科が高評価!
サービスシステム開発室 課長 宇賀神
鶴巻温泉病院も提携するセコム医療グループでは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを整える5S活動を行っています。
2019年度の提携病院間で行う相互評価では、部署の平均点が100点満点中 60.2点と昨年より12点向上しました。その中でも歯科では、診察室内の断捨離を行い、棚の中にもラベルを貼って収納する物品やファイルの定位置を決める等の工夫が評価され、97点という高評価を得る事ができました。今後も働きやすい職場を目指して活動を継続していきます。皆さんも職場やご自宅で是非取り組んでみてはいかがでしょうか。
新型コロナウイルス感染症対策
緊急事態宣言が全国に拡大されました。当院では2月25日より面会、外泊、外出を原則禁止としておりましたが、国の方針により、4月以降も「面会禁止」を継続します。皆さまには辛い時期となりますが、命を救う行動と考え、ご理解をお願いいたします。
感染拡大防止の為、職員がマスク、ゴーグルを着けて皆さまに対面することが多くなりますので、その点もご了承ください。公式ゆるキャラ「鶴のまきちゃん」もマスクとゴーグルをしています。また、飛沫感染防止策として総合受付、ロビー、外来、薬剤科窓口など院内各所にビニールシートを設置しております。
外来予約患者さま・付き添いのご家族(原則1名 介助が必要な方のみ)もご来院時には、マスク着用(持参)、手指のアルコール消毒、体温測定(受付後)にご協力をお願いします。
blog_127 1. 新型コロナウイルス感染症 2.患者満足度調査 3.安全標語
ご面会・ご来院の方へ 2020年3月
今月号の目次
新型コロナウイルス感染症
院長の鈴木です。新型肺炎の感染者が世界的に増加しています。鶴巻温泉病院では流行を少しでも抑えるために、病院に入るときは、マスクの着用と入り口での手指の消毒(職員には加えて体温測定)をお願いしております。また、2月25日より、「面会禁止」を原則としております。ご面会・ご来院の皆さまには不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
当院の澤田石医師がウイルス感染対策の歌を作りました。5000万人に広めたいと言っています。
新型コロナウイルス注意点
感染管理室
感染管理認定看護師 三橋
厚生労働省のお知らせにもありますが、大勢が集まる場所、換気の悪い場所、近い距離で一定期間話すのは感染のリスクが高くなります。例えば、飲み会や懇親会、カラオケなどです。
専門家会議/新型コロナウイルス「クラスター発生」3条件(PDF)
また、不特定多数が触れた場所に触れた直後に目を擦る、鼻を触ることは自ら感染させてしまう行為です。更に、マスクの外側も汚染されており、皆さんが無意識に触れています。手指衛生(手洗い・アルコール消毒)のあとに、次の行動に移すことが自分の身を守ることにつながります。
患者満足度調査にご協力ありがとうございました
サービスシステム開発室
課長 宇賀神(うがじん)
当院では毎年11月、患者さま・ご入所者さま・ご家族に満足度調査(職員や療養環境27領域の評価)をお願いしております。今回は調査を開始以来、初めて「非常に満足」の回答が40%を超える結果となりました。部署別、項目別に前年対比したところ、全体的なレベルアップに成功している事が判明し、特にリハビリテーション部や地域連携室職員へのお褒めの言葉や、入浴(大浴場含む)に関する高い評価をいただいております。
職員一同これを励みに、より一層良質な医療・看護・介護サービスを皆様にご提供させていただきます。貴重なご意見を、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
3月・4月の安全標語について
セーフティマネジメント委員会
安全管理室室長 前田
私達職員は、患者さま・入所者さまの安全を守る義務があります。安全に対する意識をより高めようとセーフティマネジメント委員会では安全標語を作成しています。
患者誤認を起こす背景には、「焦りがあった」「急いでいた」という報告があります。3月・4月の安全標語は「忙しくても処置やケアを提供する前には、一呼吸!名乗れる方にはフルネームで名乗っていただき、リストバンドで指さし呼称・照合しましょう!」という意気込みで作成しました。
blog_126 1. 死因の変化 2.リハビリブログ 3.つるまきシャトル 4.野球部
ご面会・ご来院の方へ
日本人の死因の変化
こんにちは。院長の鈴木龍太です。日本の少子高齢化がよく言われますが、2019年の日本人の出生数は89万人で、死亡者数が136万人となり、47万人自然減となりました。
戦後のベビーブームでは年間280万人近く生まれていましたが、2016年に初めて100万人を切り、その後、急激に減っています。死亡者数はこれからもどんどん増えて、2025年には160万人前後になると言われています。
日本人の死因は、最近までは1位悪性新生物(癌)、2位心疾患、3位、4位が肺炎か脳血管疾患でした。しかし2018年の死因統計では1、2位は変わりませんが、3位が「老衰」になりました。
90才以上の超高齢者が増えると一つの臓器だけが原因で死亡するのではなく、多くの臓器が機能しなくなります。そのように多臓器不全で亡くなる場合に老衰死と診断します。一方、在宅や介護施設で看取る場合に、検査や画像診断ができないので、死因が特定できないことがあり、老衰と診断することが多くなります。老衰死が増えたことは、在宅や介護施設での看取りが増えていることを示しているとも言えます。
病院で看取れる方は90万人程度が現状ですので、将来、160万人もの方が亡くなると、病院を「最後の場所」とすることは簡単ではないかもしれません。今から「ご自身の最後の場所」を考えておいたほうがいいかもしれませんね。
ブログを開設いたしました
リハビリテーション部
2019年10月から、より多くの方にリハビリテーション部を知っていただくためにブログを開設いたしました。
回復期リハビリテーション病棟での上肢機能アプローチや先進機器を用いた食事のリハビリテーション、視覚入力機器を用いたコミュニケーション支援など掲載しています。気軽にご覧になってください。
4月1日より「つるまきシャトル」がリニューアル
サービスシステム開発室
当院では、ご入院中の患者さまへご家族が面会される場合の利便性を考慮し、JR平塚駅南口から鶴巻温泉病院 南館までの直行便無料送迎バス「つるまきシャトル」を運行しております。2020年4月1日(水)より、更なる利便性の向上のため、当院を12:30に出発する車両を増便いたします。どうぞお気軽にご利用ください。
※従来の大型車両が駐車場所等の問題があったため、今回小型マイクロバスを導入しています。座席数が減少していますが、定員乗車で先着順のご案内となりますことをご了承ください。詳細は掲示・ホームページをご覧ください。
blog_125 1.2020年 病院の目標 2.永年勤続表彰 3.あかりの夜
今月号の目次
あけましておめでとうございます
今年も皆さんが笑顔になるように頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
三之宮 比々多神社にお参りをしてきました。患者さま・利用者さまの安全安心、病院の発展、職員の健康などを祈願しました。
新年恒例の比々多神社参拝
2020年の目標がきまりました
(職員の方へ 各部署の目標もこれに合わせて考えてみてください。)
地域と融合した多機能慢性期病院
そのために次のことを目標に掲げます。
1.患者さま・利用者さまに選ばれる病院(患者さま・利用者さまのQOL向上:CS)- 多機能を生かした入院支援、院内機能の有効活用(入院数、転病棟数)
- 質の高い慢性期医療・看護・介護・リハビリテーションを提供する(QI)
- 医療・介護の質を維持向上できる安定した経営基盤
- 必要人材の確保と人材育成 (入退職者数、資格取得者数)
- 在宅療養後方支援病院の機能強化(登録患者数、緊急入院数)
- 三喜会各施設、地域全体を病院と考える在宅・地域支援(訪問・短期入院)
- 退院後フォロー、訪問へつなぐ機能の強化(退院支援加算・退院後訪問指導料)
永年勤続表彰
12月27日の納会の際に10年勤続(18名)、20年勤続(5名)の永年勤続表彰を行いました。表彰式で「鶴巻温泉病院が大好きです!」と言ってくださる方がいらっしゃいましたが、10年、20年と当院に愛情をもって働いてくださっている方々が今の鶴巻温泉病院を支えて、形造っているのだと思います。これからも鶴巻温泉病院を愛していただいて、ますますのご活躍を祈っています。
私も勤続10年になりました。院長は永年勤続の対象ではありませんが、サプライズで特別表彰していただき、感激しました。