院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_128 1. 入職式 2.歯科が高評価! 3.covid-19 4.ポスター募集 5.病院賞
ご面会・ご来院の方へ 2020年4月
今月号の目次
自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ること
院長の鈴木です。今春、鶴巻温泉病院は52名の新入職員を迎えました。新しい環境に少し不安を抱きながらも、希望に燃えていることと思います。入職式は過密を避けるため2組に分けて、マスク着用、座席の間隔、窓を開けて換気、時間短縮、ビデオメッセージなどの配慮を行いました。
私からは「医療の仕事は大変ですが、患者、利用者さんから『ありがとう』と言っていただけるのがやりがいになる」ことをお話すると共に、「3密を避けて、自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ることに心がけること」をお願いしました。
2019年5S活動 歯科が高評価!
サービスシステム開発室 課長 宇賀神
鶴巻温泉病院も提携するセコム医療グループでは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを整える5S活動を行っています。
2019年度の提携病院間で行う相互評価では、部署の平均点が100点満点中 60.2点と昨年より12点向上しました。その中でも歯科では、診察室内の断捨離を行い、棚の中にもラベルを貼って収納する物品やファイルの定位置を決める等の工夫が評価され、97点という高評価を得る事ができました。今後も働きやすい職場を目指して活動を継続していきます。皆さんも職場やご自宅で是非取り組んでみてはいかがでしょうか。
新型コロナウイルス感染症対策
緊急事態宣言が全国に拡大されました。当院では2月25日より面会、外泊、外出を原則禁止としておりましたが、国の方針により、4月以降も「面会禁止」を継続します。皆さまには辛い時期となりますが、命を救う行動と考え、ご理解をお願いいたします。
感染拡大防止の為、職員がマスク、ゴーグルを着けて皆さまに対面することが多くなりますので、その点もご了承ください。公式ゆるキャラ「鶴のまきちゃん」もマスクとゴーグルをしています。また、飛沫感染防止策として総合受付、ロビー、外来、薬剤科窓口など院内各所にビニールシートを設置しております。
外来予約患者さま・付き添いのご家族(原則1名 介助が必要な方のみ)もご来院時には、マスク着用(持参)、手指のアルコール消毒、体温測定(受付後)にご協力をお願いします。
blog_127 1. 新型コロナウイルス感染症 2.患者満足度調査 3.安全標語
ご面会・ご来院の方へ 2020年3月
今月号の目次
新型コロナウイルス感染症
院長の鈴木です。新型肺炎の感染者が世界的に増加しています。鶴巻温泉病院では流行を少しでも抑えるために、病院に入るときは、マスクの着用と入り口での手指の消毒(職員には加えて体温測定)をお願いしております。また、2月25日より、「面会禁止」を原則としております。ご面会・ご来院の皆さまには不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
当院の澤田石医師がウイルス感染対策の歌を作りました。5000万人に広めたいと言っています。
新型コロナウイルス注意点
感染管理室
感染管理認定看護師 三橋
厚生労働省のお知らせにもありますが、大勢が集まる場所、換気の悪い場所、近い距離で一定期間話すのは感染のリスクが高くなります。例えば、飲み会や懇親会、カラオケなどです。
専門家会議/新型コロナウイルス「クラスター発生」3条件(PDF)
また、不特定多数が触れた場所に触れた直後に目を擦る、鼻を触ることは自ら感染させてしまう行為です。更に、マスクの外側も汚染されており、皆さんが無意識に触れています。手指衛生(手洗い・アルコール消毒)のあとに、次の行動に移すことが自分の身を守ることにつながります。
患者満足度調査にご協力ありがとうございました
サービスシステム開発室
課長 宇賀神(うがじん)
当院では毎年11月、患者さま・ご入所者さま・ご家族に満足度調査(職員や療養環境27領域の評価)をお願いしております。今回は調査を開始以来、初めて「非常に満足」の回答が40%を超える結果となりました。部署別、項目別に前年対比したところ、全体的なレベルアップに成功している事が判明し、特にリハビリテーション部や地域連携室職員へのお褒めの言葉や、入浴(大浴場含む)に関する高い評価をいただいております。
職員一同これを励みに、より一層良質な医療・看護・介護サービスを皆様にご提供させていただきます。貴重なご意見を、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
3月・4月の安全標語について
セーフティマネジメント委員会
安全管理室室長 前田
私達職員は、患者さま・入所者さまの安全を守る義務があります。安全に対する意識をより高めようとセーフティマネジメント委員会では安全標語を作成しています。
患者誤認を起こす背景には、「焦りがあった」「急いでいた」という報告があります。3月・4月の安全標語は「忙しくても処置やケアを提供する前には、一呼吸!名乗れる方にはフルネームで名乗っていただき、リストバンドで指さし呼称・照合しましょう!」という意気込みで作成しました。
blog_126 1. 死因の変化 2.リハビリブログ 3.つるまきシャトル 4.野球部
ご面会・ご来院の方へ
日本人の死因の変化
こんにちは。院長の鈴木龍太です。日本の少子高齢化がよく言われますが、2019年の日本人の出生数は89万人で、死亡者数が136万人となり、47万人自然減となりました。
戦後のベビーブームでは年間280万人近く生まれていましたが、2016年に初めて100万人を切り、その後、急激に減っています。死亡者数はこれからもどんどん増えて、2025年には160万人前後になると言われています。
日本人の死因は、最近までは1位悪性新生物(癌)、2位心疾患、3位、4位が肺炎か脳血管疾患でした。しかし2018年の死因統計では1、2位は変わりませんが、3位が「老衰」になりました。
90才以上の超高齢者が増えると一つの臓器だけが原因で死亡するのではなく、多くの臓器が機能しなくなります。そのように多臓器不全で亡くなる場合に老衰死と診断します。一方、在宅や介護施設で看取る場合に、検査や画像診断ができないので、死因が特定できないことがあり、老衰と診断することが多くなります。老衰死が増えたことは、在宅や介護施設での看取りが増えていることを示しているとも言えます。
病院で看取れる方は90万人程度が現状ですので、将来、160万人もの方が亡くなると、病院を「最後の場所」とすることは簡単ではないかもしれません。今から「ご自身の最後の場所」を考えておいたほうがいいかもしれませんね。
ブログを開設いたしました
リハビリテーション部
2019年10月から、より多くの方にリハビリテーション部を知っていただくためにブログを開設いたしました。
回復期リハビリテーション病棟での上肢機能アプローチや先進機器を用いた食事のリハビリテーション、視覚入力機器を用いたコミュニケーション支援など掲載しています。気軽にご覧になってください。
4月1日より「つるまきシャトル」がリニューアル
サービスシステム開発室
当院では、ご入院中の患者さまへご家族が面会される場合の利便性を考慮し、JR平塚駅南口から鶴巻温泉病院 南館までの直行便無料送迎バス「つるまきシャトル」を運行しております。2020年4月1日(水)より、更なる利便性の向上のため、当院を12:30に出発する車両を増便いたします。どうぞお気軽にご利用ください。
※従来の大型車両が駐車場所等の問題があったため、今回小型マイクロバスを導入しています。座席数が減少していますが、定員乗車で先着順のご案内となりますことをご了承ください。詳細は掲示・ホームページをご覧ください。
blog_125 1.2020年 病院の目標 2.永年勤続表彰 3.あかりの夜
今月号の目次
あけましておめでとうございます
今年も皆さんが笑顔になるように頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
三之宮 比々多神社にお参りをしてきました。患者さま・利用者さまの安全安心、病院の発展、職員の健康などを祈願しました。
新年恒例の比々多神社参拝
2020年の目標がきまりました
(職員の方へ 各部署の目標もこれに合わせて考えてみてください。)
地域と融合した多機能慢性期病院
そのために次のことを目標に掲げます。
1.患者さま・利用者さまに選ばれる病院(患者さま・利用者さまのQOL向上:CS)- 多機能を生かした入院支援、院内機能の有効活用(入院数、転病棟数)
- 質の高い慢性期医療・看護・介護・リハビリテーションを提供する(QI)
- 医療・介護の質を維持向上できる安定した経営基盤
- 必要人材の確保と人材育成 (入退職者数、資格取得者数)
- 在宅療養後方支援病院の機能強化(登録患者数、緊急入院数)
- 三喜会各施設、地域全体を病院と考える在宅・地域支援(訪問・短期入院)
- 退院後フォロー、訪問へつなぐ機能の強化(退院支援加算・退院後訪問指導料)
永年勤続表彰
12月27日の納会の際に10年勤続(18名)、20年勤続(5名)の永年勤続表彰を行いました。表彰式で「鶴巻温泉病院が大好きです!」と言ってくださる方がいらっしゃいましたが、10年、20年と当院に愛情をもって働いてくださっている方々が今の鶴巻温泉病院を支えて、形造っているのだと思います。これからも鶴巻温泉病院を愛していただいて、ますますのご活躍を祈っています。
私も勤続10年になりました。院長は永年勤続の対象ではありませんが、サプライズで特別表彰していただき、感激しました。
blog_124 1. 忘年会2019 2.秦野伊勢原支部長表彰 3.「厚生労働」取材&アイドル来院
今月号の目次
鶴巻温泉病院忘年会2019 開催
院長の鈴木 龍太です。12月10日 恒例の鶴巻温泉病院忘年会が開催されました。約500人の参加で盛り上がりました。みなさん、はじけて楽しそうですね。準備された方々、余興に参加してくださった方々、緊張して司会をしてくれた藤原さん(リハビリテーション部・写真左)、佐藤さん(介護医療院・写真右) ありがとうございました。
私は院長通信2019年11月号でご紹介した「三喜会の理念の改訂」と、2019年8月号に記載した私のモットー【変化を進化に、進化を笑顔に】についてあらためて話をしました。
司会のお二人
管理部青木さん・ジャムセッション
保育所・伝説のバンド Queen
看護部科長会・ブートキャンプ
看護部科長会・ラッツ&スター
photo by m.harada
神奈川県公衆衛生協会秦野伊勢原支部長表彰
秦野市・伊勢原市内で保健衛生(医療、環境衛生、食品衛生、薬事、公衆衛生など)の向上に尽力されている個人、施設、団体の功績を顕彰する「秦野・伊勢原地区保健衛生関係表彰式」がありました。当院からは薬剤科主任の後藤さん、栄養科科長の國見さんが表彰されました。
後藤さんは薬剤科の要になって、黙々と丁寧な仕事をされます。國見さんは食事に工夫を凝らして、皆さんが楽しめるように日々努力をしています。おめでとうございます。
國見さん・後藤さん
栄養科 科長 國見 友恵
薬剤科 主任 後藤 真里
「厚生労働」取材受入れ&アイドル来院
厚労省が編集協力している雑誌「厚生労働」の2019年12月号の記事「アイドルが突撃 介護現場」に鶴巻温泉病院の介護医療院が取りあげられました。
レポーターはアイドルの「みほとけちゃん」です。アイドルと言っても看護師の資格を持っていて、介護医療院の勉強もしっかりされて職員にインタビューをしていました。職員にも楽しい体験だったようです。
blog_123 1. 法人理念、病院理念、基本方針を改訂 2. 地域のお祭りに参加
今月号の目次
三喜会の理念、鶴巻温泉病院の理念、基本方針を改訂しました
院長の鈴木 龍太です。鶴巻温泉病院は2019年11月16日に創立40周年を迎えました。それを期に「三喜会の理念」「鶴巻温泉病院の理念」「鶴巻温泉病院の基本方針」及び職員としての「行動指針六ケ条」を改訂いたしました。
三喜会の理念は1979年の鶴巻温泉病院創立以来のものです。当時は病院しかありませんでしたので、理念には「患者様とそのご家族、地域社会、ならびに病院職員の三者が」と記されております。その後の社会の変化に合わせ、三喜会は、医療と介護と地域社会をシームレスに継げる医療法人へと進化しています。
今回、三喜会の理念を見直し、上記部分を「患者さま・利用者さまとご家族、地域社会、ならびに職員の三者が」と変更しました。この理念のもと三喜会のこれからの発展を期待しています。
医療法人社団 三喜会の理念
人間のいのちと健康の擁護者としての誇りと使命感をもち、医療機関および関連諸施設との連携と協力を密にしながら、患者さま・利用者さまとご家族、地域社会、ならびに職員の三者が人間愛に結ばれ、共に生きる幸せを喜び合える良質の保健医療福祉社会を創造する。
鶴巻温泉病院の理念
- 使命(mission)
リハビリテーションを横軸とし、回復期、慢性期、難病、緩和、訪問の多機能を縦軸とした、全人医療・介護を実践する - 共有価値観(core values)
尊厳 高質 協調 思いやり 品格 - 将来展望(vision)
地域包括ケアシステムの医療・介護の中心となる多機能慢性期病院
当院は2018年に地域包括ケア病棟を立ち上げ、2019年に介護医療院を立ち上げるなど、この数年で医療と介護と地域社会をシームレスに継げる多機能慢性期病院となっています。また多機能病棟全てに横軸としてリハビリテーションを実施しています。このような進化に合わせた理念、基本方針といたしました。行動指針六か条も一部改訂しています。
理念実践のための、鶴巻温泉病院の基本方針
- 患者さま・利用者さまの生活の質(QOL)を向上させ、満足な人生を過ごしていただくために尽力する。
- 職員のQOL向上、自己啓発のために努力する。
- 明日の医療を考え、地域社会から信頼される医療システムを確立する。
- 患者さま・利用者さまに相応しい包括的医療・介護を提供し、適切な対価を享受する。
行動指針 六ケ条
- 常に向上心を忘れず、仕事を通じて自己啓発に努めます。
- 常に仕事には誇りと責任を持って当たり、人には親愛と尊敬の念を持って接します。
- 常に質の高いサービスを提供し、信頼される多職種連携を実行します。
- 常に患者さま・利用者さまのQOL向上を目指し、自立への援助をします。
- 常にACP(Advance care planning) に則った生と尊厳ある死を尊重します。
- 常にインフォームド・コンセントに基づく医療・介護を行います。
地域の皆さまに多数ご来場いただきました!
鶴巻温泉病院は地域から信頼される病院を目指して、地域行事に参加しております。10/22(日)つるまき市民ふれあい祭り、11/3(日・祝) 秦野市市民の日では健康ブースを出展し、リハビリテーションスタッフが各種健康チェックやレクリエーション体験、管理栄養士は栄養相談や体脂肪測定などを実施しました。ふれあい祭りで患者さま手作りのグッズ販売も行いました。
つるまき市民ふれあい祭り
秦野市市民の日
みなさん、こんにちは。看護部科長会です。11月3日に開催された秦野市市民の日のボランティア活動についてお伝えしたいと思います。当日は天候にも恵まれ、秦野市民の方をはじめ、市外からも多くの方が参加していました。(秦野で一番盛り上がる日!?)
会場では手作り品や農産物などの展示・即売・パフォーマンスショーなど楽しいイベントが盛りだくさんで、私たちは秦野市役所の方や、シルバー人材の方々と一緒に清掃活動や総合案内のお手伝いを行いました。地域の方々との交流を図ることができ、とても充実した一日でした。みなさんも、ぜひ来年は秦野市市民の日に行ってはいかがでしょうか。
看護部科長会 青木(介護医療院) 矢島(4階南病棟)
下田科長、中根科長代理、青木科長
谷口科長、森副部長、矢島科長