院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_132 1. リモート制作活動 2.サブちゃんからの贈り物 3.アマビヱのお札 4.秋の作品展
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
リモートボランティア -ご自宅で制作活動-
サービスシステム開発室 伊藤
院内ボランティア活動も休止となり、早くも半年が経とうとしています。病棟装飾を作成してくださっているNさんにご自宅で制作した作品を送ってもらうことをお願いしましたところ、自宅での制作活動に楽しく取り組まれているとのことで、かかわりの形を変えても活動してくださるNさんに感謝の想いでいっぱいになりました。
月に1度届く飾りはとてもセンスが良く、手の込んだ素敵な作品で、飾り付けた病棟は季節を感じ、明るい気分にさせてくれます。新型コロナウイルスの蔓延が続く中、しばらくはリモート制作活動をお願いするのですが、いつか安心して院内活動できる日が来ることを楽しみに待っています。
サブちゃんからの贈り物 介護医療院
鶴巻温泉病院介護医療院(4階東療養棟) 看護師 井関
介護医療院に入所されているAさんは、北島三郎さんの大ファンです。手作りのサブちゃん団扇(うちわ)を持って、ロビーのTVで北島三郎さんのDVD鑑賞を楽しんでいらっしゃいます。最近、コロナの影響でご家族の面会ができなくなり、ご本人の元気がなくなってきました。
Aさんの担当として何かできることがないか考え、北島事務所へファンレターを送りましたところ、『医療従事者の皆様、大変な中ありがとうございます。皆様の励みになれば幸いです。』 というお手紙とDVD・CDをプレゼントしていただきました。早速Aさんにお伝えすると大変驚かれましたが、とても喜んでいただけました。北島三郎さんのお心遣いに感謝しております。これからも、入所者さまに喜んでいただけるようスタッフ一同頑張ってまいります。
アマビヱのお札を作りました。
アマビヱとは江戸時代に出現した妖怪です。外見は人魚のようで、鳥に似た嘴(クチバシ)があります。「病が流行ったら私の写し絵を人々に見せよ」と言い残し、海へ消えたとの言い伝えがあり、疫病よけの妖怪とされています。
当院での面会制限は継続しておりますが、病院の入口に置いてありますので、WEB面会や面談でご来院の際に、どうぞお持ちください。お札のアマビヱと鶴のまきちゃんは私(院長 鈴木)が木彫りで作りました。
院長メッセージ「アマビエカード」YouTubeより
※画面を大きくされたい方は、再生画面の右下にあるYouTubeをクリックして YouTube.comで視聴してください。
鶴巻温泉病院「秋の作品展」を開催いたします
リハビリテーション部レクリエーションセクション 副主任 上野
毎年恒例のコスモス祭は新型コロナウィルス感染拡大防止のため今年度は中止となりましたが、院内の皆さまに喜んでいただけるよう「秋の作品展」を開催いたします。
- 開催期間:9月14日(月)~25日(金)
- 時間:9時30分~17時
- 展示会場:鶴巻温泉病院 本館1階売店前
今年度は出展された作品の中から院長賞が選ばれる予定です。日頃患者さまが取り組まれている作品作りをこの機会に、ご紹介できればと思います。
昨年の作品展
ホームページのお見舞いメールもどうぞご利用ください。
blog_131 1. 日本慢性期医療学会ポスター決定 2.学術研究発表表彰
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
第29回日本慢性期医療学会 ポスター決定
第29回 日本慢性期医療学会が2021年10月14-15日にパシフィコ横浜で開催されます。私(院長 鈴木 龍太)が大会長です。学会のテーマは「慢性期医療は進歩する~医療・介護・地域の統合~」です。皆さん奮って発表、参加してください。
今回「学会案内ポスター」を募集(院長通信4月号)、最優秀賞にリハビリテーション部 作業療法士 足立 恵美さん、優秀賞にリハビリテーション部 作業療法士 清水 拓人さんが選ばれました。
最優秀賞
この度は名誉ある賞をいただき、感謝申し上げます。ポスターのデザインは大会テーマである「進化」「統合」をキーワードに複数のギア(歯車)を組み合わせ、パズルのピースをはめて開催地域のみなとみらいを描きました。今後の慢性期医療の発展と成長を願って描いたポスターです。 コロナ禍で開催に苦慮することが多いと思いますが、学会の成功を心から祈っています!リハビリテーション部 足立 恵美
優秀賞
「慢性期医療は進化する~医療・介護・地域の統合~」のテーマをもとに、最先端医療(ロボットや遠隔医療など)や介護・地域が同じ土台でつながっていることを切絵で表現しました。リハビリテーション部 清水 拓人
2019年度 鶴巻温泉病院 学術研究発表表彰
鶴巻温泉病院学術研究発表会は2019年3月に開催予定でしたが、新型コロナ肺炎の影響で中止になりました。皆さん1年間苦労して研究した成果ですので、誌面開催とし、優秀発表を選出しました。
院長賞はリハビリテーション部 北嶋 葉月さん 「入院から経管栄養を離脱するまでの日数が運動FIM利得に与える影響」で回復期リハ病棟において、入院から経管栄養離脱までの日数が短いほど運動FIM利得の向上に有効であることを証明しました。
教育研修推進委員会委員長賞は 看護部 釼持 明さん 「部分浴実施後の睡眠時間に関する調査」で睡眠前に手浴、足浴をすると睡眠時間が長くなることを特殊な機器(活動量計)を使って証明しました。
特別賞にはリハビリテーション部 小竹 康一さん、看護部 潤 武彦さんが選ばれました。
このような賞をいただき、とても光栄です。ありがとうございます。今回の研究では、経口摂取を推進することが、患者様の口から食べたいという望みを叶えるだけでなく、日常生活動作の向上にも寄与するという結果を示すことが出来ました。これまでの摂食嚥下チームの取り組みの意義を新たに示すことができ、とても嬉しく思っています。今後もこの取り組みを継続していきたいと思います。
リハビリテーション部 北嶋 葉月
この度は、教育研修推進委員会委員長賞をいただき、誠にありがとうございます。今回、「就寝前の手浴と足浴が睡眠時間に及ぶ効果」について取り組みました。毎日入浴できない患者様は部分浴でも効果が得られ、夜間の睡眠時間が延長する結果となりました。長期に入院している患者様の生活の質を向上させるため、今後も取り組みを継続していけるよう努力していきます。
看護部 釼持 明
blog_130 1. 鶴巻温泉病院 病院賞決定 2.WEB面会システム
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
2019年度 鶴巻温泉病院 病院賞決定
院長の鈴木です。2019年度の病院賞が決定いたしました。病院賞は病院運営に貢献度の高かった職員を表彰するものです。表彰式は10月に延期して開催いたします。受賞者の皆さん、少しお待ちください。
今年の金賞は2019年4月に新しく開設した4階東療養棟・介護医療院の皆さんです。抑制ゼロや生活の場としての取り組みが評価されました。また、新型コロナウイルス感染症予防に奮闘されている感染対策室の近藤室長と三橋ICN(感染管理認定看護師)を特別表彰といたしました。受賞された皆さん、おめでとうございます。そしてありがとうございます。
「疫病退散」の妖怪 アマビヱ像
2019年度 病院賞受賞者一覧
「WEB面会システム」を導入いたしました
管理部 事務次長 野中
感染対策のため面会制限でご不便をお掛けしておりますが、6月より「WEB面会システム」を導入いたしました。詳しくは病院のホームページをご覧いただくか、お電話にてお問合せください。0463-78-1311(代表)
blog_129 1. 母の日 2.メッセージカード 3.マスク作成大作戦 4.STAY HOME
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
母の日のありがとう
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院・鶴巻温泉病院介護医療院には大勢の「お母さん」がご入院・ご入所されています。今年は新型コロナウイルス対策で面会もままならない状況が続いています。感謝の気持ちが少しでも伝わるように「母の日のメッセージ」を企画しました。
母に限らず女性の患者さま全員が対象で、代読もさせていただきました。「こんな時だからこそ、患者さまやご家族のために何かできないか?」と考えたこの企画ですが、多くのご家族からメッセージをいただきました。
患者さま・入所者さまが感動され、とても喜んでくださり、中には涙する方も。そんな姿を見てスタッフ一同、本当に嬉しく思いました。こんな時だからこそ、今まで以上にありがとうの言葉が深く届いたのではないかと思います。
写真入りメッセージカード
2階西病棟・4階東療養棟 スタッフ一同
2階西病棟、4階東療養棟(介護医療院)では新型コロナウイルスの影響で面会できないご家族さまへ写真入りメッセージカードを送らせていただきました。患者さまの日常の様子を撮影し、担当職員からのメッセージもお伝えしたところ、ご家族から感謝の言葉や返信をいただき、スタッフの励みになっています。これからもスタッフ一丸となり頑張って参ります。
4階東 メッセージカード
作成中心メンバー:介護支援専門員 小林 看護師 井関 介護福祉士 藤田
2階西 送付したお手紙とメッセージカード、ご家族からの返信
マスク作成大作戦!
看護部 介護係長 鈴木
新型コロナウイルスの影響によりマスク不足が懸念され始めた頃、リハビリ訓練や病棟での離床をされている患者さまをみて「患者さんがマスクをしていないのが気になるね。感染予防できないかな?」というところからマスク作りが始まりました。作成は試行錯誤の繰り返しでしたが、最終的には1300枚ほど作成することができました。何より患者さまの健康、感染予防のため材料の寄付、マスクの作成に協力いただいた各部署の皆さまに深く感謝いたします。
blog_128 1. 入職式 2.歯科が高評価! 3.covid-19 4.ポスター募集 5.病院賞
ご面会・ご来院の方へ 2020年4月
今月号の目次
自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ること
院長の鈴木です。今春、鶴巻温泉病院は52名の新入職員を迎えました。新しい環境に少し不安を抱きながらも、希望に燃えていることと思います。入職式は過密を避けるため2組に分けて、マスク着用、座席の間隔、窓を開けて換気、時間短縮、ビデオメッセージなどの配慮を行いました。
私からは「医療の仕事は大変ですが、患者、利用者さんから『ありがとう』と言っていただけるのがやりがいになる」ことをお話すると共に、「3密を避けて、自分の健康を守り、医療者として周囲の人たちの健康を守ることに心がけること」をお願いしました。
2019年5S活動 歯科が高評価!
サービスシステム開発室 課長 宇賀神
鶴巻温泉病院も提携するセコム医療グループでは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを整える5S活動を行っています。
2019年度の提携病院間で行う相互評価では、部署の平均点が100点満点中 60.2点と昨年より12点向上しました。その中でも歯科では、診察室内の断捨離を行い、棚の中にもラベルを貼って収納する物品やファイルの定位置を決める等の工夫が評価され、97点という高評価を得る事ができました。今後も働きやすい職場を目指して活動を継続していきます。皆さんも職場やご自宅で是非取り組んでみてはいかがでしょうか。
新型コロナウイルス感染症対策
緊急事態宣言が全国に拡大されました。当院では2月25日より面会、外泊、外出を原則禁止としておりましたが、国の方針により、4月以降も「面会禁止」を継続します。皆さまには辛い時期となりますが、命を救う行動と考え、ご理解をお願いいたします。
感染拡大防止の為、職員がマスク、ゴーグルを着けて皆さまに対面することが多くなりますので、その点もご了承ください。公式ゆるキャラ「鶴のまきちゃん」もマスクとゴーグルをしています。また、飛沫感染防止策として総合受付、ロビー、外来、薬剤科窓口など院内各所にビニールシートを設置しております。
外来予約患者さま・付き添いのご家族(原則1名 介助が必要な方のみ)もご来院時には、マスク着用(持参)、手指のアルコール消毒、体温測定(受付後)にご協力をお願いします。
blog_127 1. 新型コロナウイルス感染症 2.患者満足度調査 3.安全標語
ご面会・ご来院の方へ 2020年3月
今月号の目次
新型コロナウイルス感染症
院長の鈴木です。新型肺炎の感染者が世界的に増加しています。鶴巻温泉病院では流行を少しでも抑えるために、病院に入るときは、マスクの着用と入り口での手指の消毒(職員には加えて体温測定)をお願いしております。また、2月25日より、「面会禁止」を原則としております。ご面会・ご来院の皆さまには不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
当院の澤田石医師がウイルス感染対策の歌を作りました。5000万人に広めたいと言っています。
新型コロナウイルス注意点
感染管理室
感染管理認定看護師 三橋
厚生労働省のお知らせにもありますが、大勢が集まる場所、換気の悪い場所、近い距離で一定期間話すのは感染のリスクが高くなります。例えば、飲み会や懇親会、カラオケなどです。
専門家会議/新型コロナウイルス「クラスター発生」3条件(PDF)
また、不特定多数が触れた場所に触れた直後に目を擦る、鼻を触ることは自ら感染させてしまう行為です。更に、マスクの外側も汚染されており、皆さんが無意識に触れています。手指衛生(手洗い・アルコール消毒)のあとに、次の行動に移すことが自分の身を守ることにつながります。
患者満足度調査にご協力ありがとうございました
サービスシステム開発室
課長 宇賀神(うがじん)
当院では毎年11月、患者さま・ご入所者さま・ご家族に満足度調査(職員や療養環境27領域の評価)をお願いしております。今回は調査を開始以来、初めて「非常に満足」の回答が40%を超える結果となりました。部署別、項目別に前年対比したところ、全体的なレベルアップに成功している事が判明し、特にリハビリテーション部や地域連携室職員へのお褒めの言葉や、入浴(大浴場含む)に関する高い評価をいただいております。
職員一同これを励みに、より一層良質な医療・看護・介護サービスを皆様にご提供させていただきます。貴重なご意見を、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
3月・4月の安全標語について
セーフティマネジメント委員会
安全管理室室長 前田
私達職員は、患者さま・入所者さまの安全を守る義務があります。安全に対する意識をより高めようとセーフティマネジメント委員会では安全標語を作成しています。
患者誤認を起こす背景には、「焦りがあった」「急いでいた」という報告があります。3月・4月の安全標語は「忙しくても処置やケアを提供する前には、一呼吸!名乗れる方にはフルネームで名乗っていただき、リストバンドで指さし呼称・照合しましょう!」という意気込みで作成しました。