blog_126 1. 死因の変化 2.リハビリブログ 3.つるまきシャトル 4.野球部
ご面会・ご来院の方へ
今月号の目次
日本人の死因の変化
こんにちは。院長の鈴木龍太です。日本の少子高齢化がよく言われますが、2019年の日本人の出生数は89万人で、死亡者数が136万人となり、47万人自然減となりました。
戦後のベビーブームでは年間280万人近く生まれていましたが、2016年に初めて100万人を切り、その後、急激に減っています。死亡者数はこれからもどんどん増えて、2025年には160万人前後になると言われています。
日本人の死因は、最近までは1位悪性新生物(癌)、2位心疾患、3位、4位が肺炎か脳血管疾患でした。しかし2018年の死因統計では1、2位は変わりませんが、3位が「老衰」になりました。
90才以上の超高齢者が増えると一つの臓器だけが原因で死亡するのではなく、多くの臓器が機能しなくなります。そのように多臓器不全で亡くなる場合に老衰死と診断します。一方、在宅や介護施設で看取る場合に、検査や画像診断ができないので、死因が特定できないことがあり、老衰と診断することが多くなります。老衰死が増えたことは、在宅や介護施設での看取りが増えていることを示しているとも言えます。
病院で看取れる方は90万人程度が現状ですので、将来、160万人もの方が亡くなると、病院を「最後の場所」とすることは簡単ではないかもしれません。今から「ご自身の最後の場所」を考えておいたほうがいいかもしれませんね。
ブログを開設いたしました
リハビリテーション部
2019年10月から、より多くの方にリハビリテーション部を知っていただくためにブログを開設いたしました。
回復期リハビリテーション病棟での上肢機能アプローチや先進機器を用いた食事のリハビリテーション、視覚入力機器を用いたコミュニケーション支援など掲載しています。気軽にご覧になってください。
4月1日より「つるまきシャトル」がリニューアル
サービスシステム開発室
当院では、ご入院中の患者さまへご家族が面会される場合の利便性を考慮し、JR平塚駅南口から鶴巻温泉病院 南館までの直行便無料送迎バス「つるまきシャトル」を運行しております。2020年4月1日(水)より、更なる利便性の向上のため、当院を12:30に出発する車両を増便いたします。どうぞお気軽にご利用ください。
※従来の大型車両が駐車場所等の問題があったため、今回小型マイクロバスを導入しています。座席数が減少していますが、定員乗車で先着順のご案内となりますことをご了承ください。詳細は掲示・ホームページをご覧ください。
職員の方へ!鶴巻温泉病院野球部 ~未経験の方でも大歓迎~
鶴巻温泉病院野球部が始動しました。楽しそうですが、怪我しないように頑張ってください。
2020年2月18日
医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院 院長 鈴木龍太
- 院内掲示の院長通信 2020年 第2号 ダウンロード(PDF)はこちら
- 元のページに戻る
- 院長ブログ バックナンバー 目次へ
- 脳の病気の話
- 知って得する身体の話
- 日本をリハビリテーションする