院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_140 1. 3病院合同入職式 2.医療者への思いやりに感謝 3.小田急ステッカー 4.桃太郎
今月号の目次
2021年度 3病院合同入職式をWEBで開催しました
院長の鈴木です。4月1日に入職式を開催しました。セコム提携病院の西横浜国際総合病院、横浜新緑総合病院、鶴巻温泉病院の3病院合同で、今年は初めてWEBで開催しました。鶴巻温泉病院には総勢41名の新人が入職します。少し緊張した姿の若々しい皆さんが医療職として成長していく姿を見ることはとても楽しみです。
コロナ禍の中、勉強し、試験を受け、経験のない試練だらけで、とても大変だったと思います。でも皆さんには明るい未来が待っています。 翔べ新人!皆で応援 します。
看護部 22名
リハビリテーション部 18名 地域連携室 1名
※写真撮影時のみ一時的にマスクを外しております。
ブログ掲載時に一部画像を加工しております。
医療者への思いやりに感謝です。
コロナ禍の中、医療現場を守っていくことが、こんなにも大変だとは想像していませんでした。陽性患者さまの担当者は家へ帰れず、病院に泊まり込むこともありました。それでも職員は使命感を持って、頑張っています。そんな中、大勢の方から、医療者への思いやりが届いています。鶴巻温泉病院の創設者である荒井 喜八郎氏からも差し入れを頂きました。ありがとうございます。
荒井 喜八郎氏より 特製どら焼き
地元の方より、お手製の素敵な布マスク
飲料メーカー様より エナジードリンク
委託給食企業様より うな丼
「夢があるから、がんばれる。」
小田急線のドアに「夢があるから、がんばれる。」という鶴巻温泉病院のステッカーが貼ってあります。夢を持つことは患者さま・入所者さまやご家族だけでなく、病院の職員にとっても大切なことです。職員一同、元気に頑張りますので、宜しくお願いいたします。
小田急線 新・ステッカー
コロナ禍も 力合わせて ワンチーム
疫病退散の妖怪「アマビエ」を従えてコロナ退治に向かう桃太郎 作者 左 龍太郎(鈴木 龍太)
blog_139 1. 満足度調査/インスペクション 2.支部長表彰 3.東京新聞 4.つるまき通信
今月号の目次
- 2020年度患者さま・入所者さま満足度調査及びインスペクション(相互評価)について
- 令和2年度神奈川県公衆衛生協会 秦野伊勢原支部長表彰
- 東京新聞 鈴木院長インタビュー 「病床逼迫防ぐ回復患者の転院 秦野・鶴巻温泉病院」
- メルマガバックナンバー
2020年度患者さま・入所者さま満足度調査及びインスペクション(相互評価)について
文責:サービスシステム開発室
当院では毎年11月、患者さま・ご入所者さま・ご家族に患者満足度調査をご依頼しております。今回はコロナ禍での実施となり、評価しにくいとのご意見も頂戴いたしましたが、回答率は前年より高く、「満足」以上の合計は94.6%のご評価をいただきました。これは面会禁止が継続の中、「期待しています」との想いが込められた結果と重く受け止めております。また「非常に満足」の項目では介護医療院のケアマネージャーが初の1位となり喜びを噛み締めています。
なお同時期に、職員同士で他部署の接遇やサービスを評価しあう「インスペクション」も行い、忌憚のない意見交換を行う事で、サービスの質向上を目指しております。職員一同皆様のご意見を励みに、より一層良質な医療・看護・介護サービスを提供させていただきます。貴重なご意見を、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
総合満足度の3ヶ年推移
評価「非常に満足」の割合の高い領域
令和2年度神奈川県公衆衛生協会 秦野伊勢原支部長表彰
院長の鈴木です。秦野市・伊勢原地域の保健衛生向上に長年尽力した功績に対し、当院の薬剤科 岩城主査が表彰されました。おめでとうございます。
笑顔の表彰式
この度はこのように栄誉ある賞をいただき心より感謝しております。長年にわたり職務を継続できたことは、私一人の力ではなく、周りの方々の協力があったからこそだと思います。このことを心にしっかりと胸に刻み、今後も保健衛生の向上に努めることができるよう自己研鑽に励んで、活かしていきたいと思います。 薬剤科 岩城 康子
東京新聞 鈴木院長インタビュー 「病床逼迫防ぐ回復患者の転院 秦野・鶴巻温泉病院」
東京新聞 2月24日首都圏ニュース 横浜 神奈川版に鈴木院長のインタビューが掲載されました。
以下記事より引用:新型コロナウイルス感染者向けの病床の逼迫(ひっぱく)を防ぐ一つの手だてとして、症状が治まった患者を一般病院にいかにスムーズに転院させるかが課題となっている。四人を受け入れた秦野市の鶴巻温泉病院の鈴木龍太院長は「積極的に受けることで、コロナ患者を治療する病院が患者を受け入れやすくなれば」と話す。(取材:石原真樹 記者 )
東京新聞 WEBサイトで記事の全文をお読みいただけます(QRコード)
メルマガバックナンバー
メルマガ30号では東京新聞 首都圏ニュース「科学的根拠に基づいた対応が大事」と話す鈴木院長インタビュー記事も速報しました。
blog_138 1. 在宅療養後方支援病院 2.第29回 日本慢性期医療学会 3.ご寄贈 4.介護のお仕事
今月号の目次
鶴巻温泉病院は在宅療養後方支援病院です。
院長 鈴木 龍太
在宅療養後方支援病院とは「在宅療養中の患者さまについて、訪問診療を行っている医師が入院したほうが良いと判断した時に、24時間365日 いつでも入院できる」システムです。ご利用には事前に登録が必要です。鶴巻温泉病院では急性期の治療はできないので、点滴や抗生剤等で対応することをあらかじめ了解いただいた上でお申し込みいただいています。2019年度にこの制度で緊急入院された方は50人いらっしゃいました。
現在、新型コロナ肺炎の感染予防から、発熱等がある患者さまは、当院で検査ができる時間帯(平日14:30まで)での入院となり、その時間を過ぎますと 、翌日(土日祝を除く)の対応となります。発熱以外の患者さまは24時間受け付けています。近隣の診療所の先生方、是非よろしくお願いいたします。
地域の在宅医療を担う先生方や在宅の患者さまのご要望により、2018年1月に「在宅療養後方支援病院」を届出して3年経ちました。現在は約30の医療機関で50名の患者さまが登録されています。在宅で療養をされている患者さまが、急に体調を崩されることはよくあります。そんな時、かかりつけの先生と連携し、24時間体制で受入れできるシステムは好評をいただいております。是非ともご活用ください。新型コロナウイルス感染症拡大で大変な状況ではありますが、地域医療に貢献してまいりたいと思っております。
地域連携室 連携促進課
課長 丸山 文寿
第29回日本慢性期医療学会ホームページ開設
2021年10月14-15日 パシフィコ横浜で開催されます。学会長は鶴巻温泉病院院長の鈴木龍太、副学会長は小松会病院名誉院長の小松幹一郎が務めます。学会のテーマは「慢性期医療は進化する-医療・介護・地域の統合-」です。
学会のホームページができました。今後情報をアップしていきますのでぜひご覧ください。
https://site2.convention.co.jp/jamcf29/
身も心も温まるご寄贈
秦野伊勢原医師会を通じて、伊勢原や平塚にも工場を持つ企業さまから、医療従事者にひと時の癒しを届けたいとの思いを込めて「戦国武将が戦いの疲れを癒した隠し湯ゆかりの入浴剤」をご寄贈をいただきました。ありがとうございます。
あなたの経験!活かしてみませんか!
看護部 介護人事採用担当 鈴木 大輔
鶴巻温泉病院は、様々な専門職(看護職やリハビリ職など)が働く病院です。だからこそ病院での介護のお仕事は刺激がたくさんあります! 日々変化する患者さまへの対応、それに対応するための知識や技術をたくさん学ぶことができます。今までの経験を活かしながらたくさんの専門職と一緒に働けるのも他の施設にはない魅力ある職場環境です。
介護のお仕事で今の自分を高めたい方、新しい自分を見つけたい方など、ぜひ鶴巻温泉病院の介護職として一緒に働きましょう!看護部ホームページもご覧ください。
お問合せ:看護部人事採用 0463‐69‐1233
blog_137 1. 比々多神社の初詣 2.鶴巻温泉病院の目標 3.永年勤続表彰 4.あかりの夜
今月号の目次
あけましておめでとうございます
院長の鈴木です。恒例の比々多神社の初詣に行ってきました。コロナの猛威は収まる様子がありませんが、早めの疫病退散をお願いしました。皆さんが笑顔になるように頑張ります。
比々多神社の初詣
2021年 鶴巻温泉病院の目標がきまりました
今年はCOVID-19との闘いで、特別な年になりそうです。
そのために次のことを目標に掲げます。
1.患者・利用者さまに選ばれる病院(患者・利用者さまのQOL向上:CS)- 多機能を生かした入退院支援 、COVID-19罹患患者の後方病院としての支援
- COVID-19対策・自分を守り、人を守り、社会を守る
- 質の高い慢性期医療・看護・介護・リハビリテーションを提供する(QI)
- 医療・介護の質を維持向上できる安定した経営基盤(稼働500床目標)
- 第29回日本慢性期医療学会の開催・成功
- 在宅医療介護支援室の新設
- 在宅療養後方支援病院の機能強化(登録患者数、緊急入院数)
永年勤続表彰
12月29日の納会の際に20年勤続(4名)、10年勤続(25名)の永年勤続表彰を行いました。10年、20年と鶴巻温泉病院で働いてくださっている方たちが病院を形作り、病院を支えてくださっています。本当にありがとうございます。これからも鶴巻温泉病院を愛していただいて、ますます活躍してください。
※撮影時のみ一時的にマスクをはずしています
「あかりの夜」開催しました
12月18日に恒例の明かりの夜が開催されました。こんな状況だからこそ、患者さまに少しでも楽しんでいただきたいという思いで、感染対策に配慮して規模は縮小しましたが「あかり」を届けることができました。
ロウソクは使わずに、LED電球と花紙で工夫
南館 多目的ホール
本館 レクリエーション室
photo by m.harada
12月18日の「あかりの夜」は感染対策を講じながら開催しました。LEDキャンドルを使用し、火の揺らぎを演出するため花紙でキャンドルを囲い、灯篭の様にしました。今回は2か所で開催し、約100名の患者さまが鑑賞されました。患者さまに「きれい!」と言っていただき、笑顔が見られたことで開催できて良かったと思いました。来年度はコロナが落ち着き、ゆっくり鑑賞ができるようになっているといいなと願っています。
あかりの夜担当 看護部 加藤・中根
blog_136 1. 負けないで 2.安全標語 3.介護医療院セミナー動画 4.「あかりの夜」開催
今月号の目次
負けないで頑張りましょう
院長の鈴木です。毎年12月の院長通信には忘年会の余興の写真が載りますが、今年は残念ながら忘年会は中止しました。新型コロナ肺炎がこれほど世界中に大きな影響を及ぼすとは誰も考えていなかったと思います。現在、日本は第3波の真最中で予断を許さない状況です。その中で大きな要素は医療資源の逼迫度です。医療職、介護職、病院施設職員、病床、感染予防器材、資金等、全てがギリギリで踏ん張っています。
当院でも面会を再度「原則禁止」とさせていただきました。現状を踏まえ、ご理解いただけると幸いです。WEB面会をご予約いただければと思います。ホームページからスマホでもお送りいただける「お見舞いメール」もご利用ください。
「医療・介護職が使命感を持って戦わなければ新型コロナ肺炎には勝てません。そのためには自分を守ることが大切です。5人以上の会食は避けましょう。マスクをしっかりつけましょう。自分を守ることが人の命を救うことになります。大変ですが、それでも負けないで、自分や皆のために前向きに明るく頑張りましょう。」
流行語大賞にも選ばれた、「疫病退散の妖怪アマビエ」の木彫り人形(左龍太郎作)
安全標語について
作成:セーフティマネジメント委員会 転倒転落班
ヒューマンエラーは様々な要因で起こります。ちょっとした油断や焦り、慣れなどから起こり得るのです。たとえどんなベテランでも「絶対に失敗をしない!」とは言い切れないのではないでしょうか。そしてそれこそが人間らしいとも言えるのではないでしょうか。私達は、そんな人間の特性を理解した上で、いかにしてヒューマンエラーを起こさないようにするかが大切なのだと考えます。
「石橋を叩いて渡る」という言葉には、どんなに注意を払っても完全とは言えないという謙虚な気持ちを持ち続けることが大切、という意味が込められています。
石橋を叩いて渡ろう「安全確認」
介護医療院セミナー 無料動画配信のご案内
(更新)2018年に介護医療院が創設され、鶴巻温泉病院では2019年に介護医療院を開設しました。介護医療院は病院の中にある介護施設で、医師が当直しています。介護施設で医師が24時間365日常駐している施設はほかにありません。要介護度の高い方は医療行為が必要な場合もありますが、そのような方も安心して過ごすことができます。
私は日本介護医療院協会の会長をしております。介護医療院をもっと知りたい方は、2020年12月1日から※「介護医療院セミナー」を日本慢性期医療協会 公式YouTube 上で公開しておりますので、是非ご覧ください。誰でもご覧になることができて、無料です。
※大好評につき、視聴期間を延長いたしました! 日本介護医療院協会
厚労省のホームページでも取り上げて、宣伝していただきました。
QRコードからスマートフォンでもご視聴いただけます。
2020年度「あかりの夜」開催について
新型コロナウイルスの影響で様々な行事が中止される中、「あかりの夜」は感染対策を講じながら実施することにいたしました。ご入院・ご入所の皆さまに安心してご覧いただけるよう、室内対応可能なLEDキャンドルを使用して、本館と南館で分散開催といたします。
2020年度「あかりの夜」開催
blog_135 1. 病院賞表彰式 2.接遇標語のご紹介 3.総合防災訓練を実施
今月号の目次
2019年度 鶴巻温泉病院 病院賞表彰式
院長の鈴木です。鶴巻温泉病院 病院賞は毎年6月に発表し、授賞式を開催しています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で「密」を避けるために、授賞式を延期していましたが、集合できない状況がいまだに続いています。10月26日に受賞者のみ集まり、授賞式を開催しました。皆さん病院に貢献してくださった方々で、皆さんのおかげで鶴巻温泉病院が続けていけているのだと思っています。
※撮影時だけマスクをはずしています
病院賞表彰式
金賞 4階東療養棟 介護医療院スタッフ 「生活の場としての工夫」
受賞理由:介護医療院開設に伴う抑制ゼロ対応として「経管栄養から楽しい食事へ」「工夫手袋の作成」。また、生活の場としての「季節ごとの飾りつけ」「家にいるような家具の設置」など工夫や環境調整を行った。
この度は、金賞を頂きありがとうございました。日々スタッフがロビーの飾り付けや抑制ゼロの取り組み等、楽しみのある生活は何かを考え、頑張っております。入所者さまの笑顔が少しでも増えるよう、これからもスタッフ一同、頑張って参ります。様々な方々にお力添えを頂き感謝しております。
「自然の秋」を飾りました
銀賞 歯科スタッフ 5S活動で97点
受賞理由:セコム5S評価で97点と全セコム提携病院内でトップクラスの評価を得た。
銀賞 施設管理室、外来チーム(外来看護部、検査科、放射線科、医事課)
受賞理由:
施設管理室...感染防護具の不足に陥る中、代用品の発案や作成、各部署の仕切りの作成など
外来チーム...新型コロナウイルス感染症疑い患者さまの検査対応、発熱で転院されてくる患者さまへの迅速・適切な連絡と対応
接遇標語のご紹介
11月の接遇標語は、9月に実施した「接遇標語コンテスト」 優秀賞 リハビリテーション部 金藏 (こんぞう)理学療法士の作品です。
この作品は、私たち医療従事者は「家族や周囲にうつしてしまうのではないか」「自分が院内感染の原因になるかも」との不安や緊張を日々感じているかと思います。そんな時だからこそ、お互いを思いやり、職員一丸となって業務に励みたい、と考えて作成されました。
11月の接遇標語
総合防災訓練を実施しました
医療ガス防災安全管理委員会 委員長 片倉(施設管理室 係長)
今年度はコロナ禍の中、例年より縮小する形になりましたが、皆さまのご協力を頂き、10月22日にBCP「災害時事業継続計画」に沿った災害対策本部立ち上げと被害 状況の報告、情報の収集・伝達・把握に重点を置いた「総合防災訓練」を実施する ことができました。ありがとうございました。鈴木院長の講評の中でも話がありましたが、病院のBCP(第一弾)を昨年度策定しております。皆様におかれましても日ごろの備えを見直して頂ければ幸いです。
災害対策本部