blog_143 1.鶴巻温泉病院学術発表会 2.鶴巻訪問看護ステーションはだの
今月号の目次
2020年度 鶴巻温泉病院学術発表会
院長の鈴木です。6月5日に第32回鶴巻温泉病院学術発表会を開催しました。昨年はコロナ禍で書面開催となりましたが、今年は発表者と関係者、審査者の少数で対面開催しました。入賞者は以下の4名でした。現場での工夫や調査が主でしたが、研究は是非継続して、現場の役に立つようにしていただけたらと思います。この4題はセコムの学術大会にエントリーします。
最優秀賞 「言語聴覚士による朝食時の直接訓練が経管栄養の離脱に及ぼす影響」
リハビリテーション部 言語聴覚士 東 泰裕
経管栄養管理の状態で回復期リハ病棟に入院した脳卒中患者において、ST(言語聴覚士)が通常の介入に加えて、朝食時にも直接訓練を行うことで、経管栄養の離脱を促進できたかを検討した研究です。「STの朝食訓練を実施する前と、実施した時期を比較すると、実施した時期の方が経管チューブから離脱できた人が多かった。」という結果でした。
リハビリテーション部STセクションが一丸となって取り組んできた成果をまとめ、皆さんに発表できたこと、そして、評価をいただけたことがとても嬉しいです。近年では、どの病期においても摂食嚥下リハの重要性が高まってきていると感じます。今後も患者さまに質の高い摂食嚥下リハとケアを提供できるよう、STセクションが中心となって、リーダーシップを発揮していけたらと思っています。(東 泰裕)
優秀賞 「つるぴくと」導入前後の職員の掲示物に関する意識と業務負担感の変化
~ベッドサイドの患者プランを記載した掲示物へピクトグラムを取り入れる~
看護部 介護福祉士 黒川 聖矢
病棟の患者さまの状態を示す掲示物をピクトグラムにして掲示することで、認識しやすく、理解しやすくした。
今回の受賞は私だけの成果ではなく、皆さまの協力あってこその受賞なので、協力してくださった方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。この『つるぴくと』は入院中の患者さまと職員の安心・安全を目指して作成に取り組みました。導入後は、「とても分かりやすいね」「便利だね」と様々な感想をいただき、取り組んで良かったと思っています。改善する点がまだありますので、継続して取り組み、今後は院内で統一したいと考えています。(黒川 聖矢)
入賞 「装具外来利用者における下肢装具の使用年数と劣化状況および下肢装具の適合状態に関する調査報告」 リハビリテーション部 近藤 祥平
入賞 「緩和ケアパス導入後の評価」 看護部 瀬沼 愛美
2020年度 鶴巻温泉病院学術発表会
※写真撮影時のみ一時的にマスクを外しております。
7月1日 「鶴巻訪問看護ステーションはだの」 移転及び名称変更しました
医療法人社団 三喜会「鶴巻訪問看護ステーションしぶさわ」は下記住所に移転及び名称変更いたしました。変更後の名称は「鶴巻訪問看護ステーションはだの」となります。
同事務所内に併設する居宅介護支援センター、本町地域高齢者支援センター(秦野市委託事業)とともに、利用者の皆さまが住みなれた我が家で、安全安楽な日常生活を安心して過ごすことができるよう、必要なサービスを一緒に考え、喜んでいただけるサービス提供に努めてまいります。
新住所︓〒257-0035 秦野市本町3-9-43 (←グーグルマップ地図へリンク)
TEL:0463-75-8905 FAX:0463-85-5757 ※併設事業所もTEL・FAXの変更はありません。
鶴巻訪問看護ステーションはだのホームページ開設
https://www.sankikai.or.jp/houkan/hadano/
今月の鶴のまきちゃん
7月の鶴のまきちゃん アロハ(ALOHA)
※Akahai=思いやり、Lokahi=調和、Olu'olu=喜び、Ha'a Ha'a=謙虚、Ahonui=忍耐の5つのハワイ語の頭の文字を組み合わせたのがアロハ(ALOHA)
2021年7月14日
医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院 院長 鈴木龍太
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