院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_62 1.鶴巻温泉病院の在宅支援 2.温泉大浴場に入れます
日本の超高齢社会を受けて、厚労省は「ときどき入院、ほぼ在宅」という方針を打ち出しています。鶴巻温泉病院でも入院の方だけでなく、地域に退院された方や、在宅療養の方々が医療・介護・リハビリが気軽に受けられ、さらに、必要な時にスムースに入院できるように体制を整えてきました。
在宅支援の大きな柱は訪問活動です。2010年に訪問リハビリテーション(リハ)を開始しました。今では鶴巻温泉病院だけでなく、鎌倉地区、足柄地区に拠点を構え、多くの方へリハビリを提供しています。リハ以外に、訪問栄養指導、訪問歯科、訪問薬剤師等の事業を始めています。グラフのように利用者は右肩上がりで増えています。どうぞご利用ください。
訪問リハ利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

居宅療養管理指導(管理栄養士)利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

訪問歯科利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

訪問以外でも、在宅療養の方の短期入院を実施しています。以前から神経難病の介護休暇(レスパイト)入院を実施していましたが、最近ではがんで在宅療養されている方の緩和ケア病棟での短期入院も実施しています。今年度からは、「在宅サポート入院」と称し、在宅療養での慢性期疾患の緊急避難的受け入れや、リハビリ、栄養改善等のための短期入院の受け入れを開始しました。ぜひお問い合わせください。
この取り組みを地域の医師会、訪問看護、介護の方にお知らせするために、地域医療機関の方々との交流会を10月17日に開催しました。大勢の方が参加してくださり、説明会と病院見学、その後の懇親会と有意義な会ができました。どうそ何でもご相談ください。
院長からの病院紹介風景

懇親会にご出席いただいた大久保吉修神奈川県医師会長(左から2番目)、
安倍信三秦野伊勢原医師会長(右から2番目)と病院関係者

手伝ってくれた医療療養病棟のスタッフ

鶴巻温泉病院 本館6階には名前のとおり、温泉大浴場があります。源泉でナトリウムやカルシウム含有量が多く、関節痛を和らげ、切り傷にも効能があるといわれています。

11月から大風呂担当看護師・介護士を配置し、月曜から金曜まで、毎日午後に入れるようになります。ご自分で身の回りのことができ、主治医の許可のある方が対象です。是非ご利用ください。ただし、男女や曜日、ご病状によって制限がありますので、病棟スタッフに確認してください。
blog_61 1.秋桜(コスモス)祭 2.公認ユルキャラ 3.病棟編成の変更

実行委員長 リハビリテーション部レクリエーションセクション(レク) 堀 真由美係長の挨拶です。
「9月13日(土)~14日(日)に年に1度の病院祭(コスモス祭)を開催しました.
13日(土)は各病棟でコンサートなどの催しを実施し,多くの患者さんやご家族の皆さんに生演奏を楽しんでいただきました.14日(日)は院内全体で屋台を開催しました.焼きそば,輪投げ,アロママッサージなど20の屋台が出店しました.患者さんやご家族だけでなく地域の方にも参加していただき,とても賑やかな雰囲気となりました.
コスモス祭で屋台を実施するのは3回目になりましたが,今年も多くの方にご参加いただき,患者さん,ご家族,地域の方,職員などたくさんの笑顔が咲きました.来年も楽しみにしていて下さい.」
コスモス祭事務局のリハビリテーション部レクリエーションセクションの皆さん

「コスモス祭は事務局のレクメンバー以外に各病棟、各部署から選ばれた40名を超える実行委員の熱意と頑張り、また当日患者さまの案内等をお願いしたご家族、ボランティア職員皆さんのご協力があっての成功です。皆さんありがとうございました。」
各病室を回って演奏

ハンドベルコンサート

患者さまの作品展

看護部長が頑張っています。

鶴巻温泉病院の公認ユルキャラとして 「鶴のまきちゃん」が認定されました。今後の活躍が楽しみです。

【プロフィール】
- 職業:リハDr
- 性格:正義感が強い.患者さんのためにならどこへでも飛んでいく.
- 特徴:ハチマキをしている.
- 趣味:温泉巡り.
- 誕生日:2月6日→11月16日に(鶴巻温泉病院 広報誌『TSURUMAKI News』2014年 冬号)
- 病院の創立記念日と偶然一緒です。
- その他:疲れたら足湯で足を休めている.「絵本のツルの恩返し」をリスペクトとしており医者を目指す.様々な病院を渡り歩いていたが足湯が気に入り本日に至る.
まきちゃんになんとなく似ている作者の清水拓人さん

【作者からのコメント】
「鶴巻温泉という言葉のイメージから,鶴でハチマキを巻いていて温泉が好きなキャラクターを作成しました.鶴は長寿の象徴であり,縁起が良い動物とされています.患者さまやご家族に幸運が訪れることを心より願っています.」
以前よりお伝えしておりますが、10月1日より、本館4階の介護療養病棟が医療療養病棟に変更になります。
また厚労省の「ときどき入院、ほぼ在宅」という方針により、医療療養病棟の患者さまの在宅系との入退院を促進することが必要となりました。そのために10月1日から本館3階西病棟を3階西病棟と、3階中央病棟の二つに分けることになり、3西病棟を在宅復帰強化病棟とすることになりました。
患者さまには病棟移動等、ご不便をおかけするかもしれませんが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
平成26年10月からの新病棟編成(予定)

blog_60 1.短期集中リハビリコース 2.緩和ケア病棟の取り組み 3.夢 募集中
暑い日が続きます。熱射病の予防に外出のときは凍らしたペットボトルを持っていかれることをお勧めします(知って得する身体の話 第1回 熱中症)。
鶴巻温泉病院ではいくつかの新しい試みが始まっていますので、ご紹介します。
回復期リハ病棟は発症2ヶ月以内の脳卒中や大腿骨骨折の患者さまが3-6ヶ月かけて歩行、トイレ、入浴、食事等の日常生活動作(ADL)をリハビリ訓練する場所です。脳卒中等で比較的軽症の患者さまで、歩けるからと、直接自宅に退院された方から、歩くのが不安で外に出れないとか、料理などの細かい作業ができない、食べるときにむせるのが心配だなどのお話を聞くことがあります。
今回このような軽症の患者さまが入院して2週間から1ヶ月程度集中してリハビリ訓練するプログラムを作りました。生活改善プログラム、家事再開プログラム、言語・飲み込み評価プログラム、余暇活動再開プログラム(スポーツや趣味)等です。
急性期病院から自宅へ退院する前に短期間の訓練をすることで自宅での生活が格段と質の高いものになり、安心して過ごすことができます。急性期病院から直接自宅へ帰られた方にも是非おすすめします。ただし病気を発症してから2ヶ月以内の患者さまが対象になります。どうぞ試してみてください。
連絡先は鶴巻温泉病院 地域連携室(0463-78-1319)。
「短期プログラム」と言ってください。
(↓ クリックで拡大します)

緩和ケア病棟には人生の最後を迎えられる患者さまが入院されています。全国でも稀ですが、当院では緩和ケア病棟に専従リハビリ療法士がいてリハビリを提供しています。リハビリ療法士がついて自宅へ帰ったり、買い物や食事に出かける外出訓練がとても患者さまに喜ばれています。
音楽療法や園芸療法も楽しみの一つですし、飼っているペットを病院に連れてきてもらって、ウッドデッキでペットと一緒に過ごすこともできます。鶴巻温泉病院には本館6階に大風呂の温泉があります。温泉気分で家族で一緒にお風呂に入ることも出来ます。食事も色々工夫しています。このような取り組みで患者さま・ご家族に寄り添った医療・看護・介護・リハビリをチームで提供しています。



皆さんもご存知だと思いますが、小田急線のドアに鶴巻温泉病院のステッカーが貼ってあります。一輌に1枚ですから探してみて下さい。ステッカーの基本コンセプトは、『夢があるから、がんばれる』です。
今回「夢」の中身を募集しています。患者さまやご家族の夢をステッカー広告に表現してください。皆さまからいただいた夢をもとに、プロ(電通)が完成度を高めてステッカー広告を仕上げようと思います。
応募方法は、皆さまが考えた夢の文言(コピー)又は、文言と絵を本館の受付にご提出ください。締め切りは8月中です。
※注意事項として、オリンピック(2020年など連想されるものを含む)など権利に関係する表現やスカイツリー、ロマンスカーなどの商標は原則使えません。その他、医療機関に対する、広告規制により病気が治るというような表現はできません。
2010年のステッカー(↓クリックで拡大します)

2012年のステッカー(↓クリックで拡大します)

院長メッセージ 2014年7月
2014年7月の院長ブログを掲載しました。
あわせて、鈴木院長から皆さまへのメッセージ(1分35秒)をお届けします。
※音声も再生されますので、音量を調整してご覧ください。
メッセージ動画が表示されない方はこちらをクリックしてください。(鶴巻温泉病院 湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンターのFacebookページ)
blog_59 1.セコム研究発表会 2.知って得する身体の話 『介護療養病棟にご入院中の皆様へ』
6月21日にセコム提携病院の関東地区合同研究発表会が新宿でありました。鶴巻温泉病院からは学術研究発表会で賞をとった4題(院長通信 2014年3月号)を発表しました。
発表63題のうち金・銀・銅賞が各4名、入賞が8名でしたが、当院からの発表は金賞2、銀賞1、入賞1と4題全て受賞するという快挙を成し遂げました。2011年にも金賞2名の実績がありますが、今回は更に怒涛のような受賞でした。金賞受賞者は7月に北海道の研究発表会で発表します。
受賞者と鶴巻温泉病院の参加者

セコム関東地区合同研究発表会 受賞者一覧
(↓ クリックで拡大)

金賞受賞の薬剤科 秋田章裕さん

金賞受賞の5東 看護師 渡辺礼子さん

鶴巻温泉病院のHP(ホームページ)では院長通信を「院長ブログ」として毎月連載しています。読んでくださっている方もたくさんいらっしゃるようで、大変うれしく思っています。

別に「病気の話」を掲載し、脳卒中や頭痛、めまいなどの病気を判り易く解説しています(院長通信 2010年7月号)。一番アクセスが多いのが「子供の頭部外傷」の項目です。小さなお子さんを持つお母さんたちが困っている様子が目に浮かびます。
また本年6月からは、「知って得する身体の話」の連載を開始しました。
運動したり、病気になったりすると身体のいろいろなところに不具合が生じます。そんな時に知っておいて良かったと思える話を連載していきます。時々知らなくても良いことや、知らないほうが良かった話もあるかもしれません。
一度、鶴巻温泉病院のHPを覗いてみてください。介護療養病棟(本館4階東、西病棟)は、厚労省が4年後の平成30年に廃止することを決めています。それに従い、当院では本年秋に、介護療養病棟を医療療養病棟へ転換する予定です。近々説明会を開催いたします。
本館4階ご入院患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。患者さまの状況はそれぞれ違いますので、個別の説明もさせて頂く予定です。ご質問があればどうぞ地域連携室のケアマネージャーにお尋ねください。
平成26年7月現在の病棟編成

院長ブログ紹介|6月号 病院賞 CS賞など
院長通信は2009年9月より毎月発行し、ホームページには院長ブログとして掲載しています。
6月の院長通信について、鈴木院長から皆さまへのメッセージ(2分38秒)をお届けします。
※小さ目の音声で再生されますので、音量を調整してご覧ください。
↓ 動画がうまく表示されない方はクリックしてください↓
http://youtu.be/axp8ZZY-W5I (YouTube ユーチューブにリンクします)