blog_66 1.病院の方針と目標 2.病院賞推薦 3.CS賞推薦 4.日本慢性期医療協会 優秀論文
1.病院の方針と目標
鶴巻温泉病院の平成27年度の方針と目標が決まりました。 病院の方針と目標をもとに各運営会議でそれぞれの方針と目標を決めて下さい。
地域の人々の入院と在宅療養を支える病院になる- 患者さまに選ばれる病院
- 職員が働いていることを自慢できる病院
- 地域医療の中核となる病院
そのために次のことを目標に掲げます
① 患者さんに選ばれる病院(患者さんのQOL向上:CS)- 入院生活がしやすい、ユニバーサルデザインホスピタルをめざす
- 新しい治療や設備の導入(ロボテックリハビリ)
- 稼働95%の維持
- ワークライフバランスを実現する(職場満足度の第3者評価を受ける)
- 誰もが働きやすい、ユニバーサルデザインホスピタルをめざす(障がい者雇用率)
- 介護ロボット導入
- 在宅支援、医師会・訪問看護との連携(訪問、レスパイト、在宅サポート入院)
- 訪問・地域医療の情報共有(IT化を進める)
- 地域社会に対して顔の見える地域連携(公開講座、催しの主催、お祭り等の参加)
ユニバーサルデザインホスピタル
ユニバーサルデザインは「普遍的なデザイン」という意味からきていて、障がい者・高齢者に限らず「すべての人」がさりげなく使えるデザインのことを言います。ここでは、高齢者、障がい者、マイノリティ、外国人、育児中・在宅介護中の人など誰もが入院生活をしやすく、また誰もが働きやすい病院という意味でユニバーサルデザインホスピタルと院長が名づけました。
デザインというとものというイメージがありますが、「文化や環境もユニバーサルデザインで」という気持ちを込めています。入院患者さんの誰もが生活しやすい環境を整え、職員の誰もが働きやすいユニバーサルデザインホスピタルを目指しましょう。
2.平成26年度 鶴巻温泉病院賞候補者を推薦してください。
2010年から実施しています鶴巻温泉病院賞は、鶴巻温泉病院の質の向上・知名度向上・運営等に功績のあった個人もしくは団体に対して表彰しています。4月までに候補者をリストし、6月に表彰します。金、銀、銅賞以外にCS賞(患者さま・ご家族からの推薦)、安全文化功労賞、学術功労賞があります。自薦、他薦を問いませんのでどんどん応募してください。締め切りは4月30日です。
3.患者さま・ご家族の皆様、鶴巻温泉病院 CS賞候補者を推薦してください。
鶴巻温泉病院では患者さま・ご家族から推薦された個人をCS賞として表彰しています。CSはカスタマーサティスファクションの略、患者さま・ご家族の満足度のことです。今年も募集していますので、ぜひご推薦ください。推薦は病院内の意見箱に個人名とその理由を書いて入れてください。お手紙でのご推薦は鶴巻温泉病院SSD(サービスシステム開発室)あてにお願いします。締め切りは4月30日です。前回は140名を超える職員が推薦され、推薦回数の多い職員を表彰しましたが、推薦された職員全員に特製図書カードを送りました。
4.日本慢性期医療協会 平成25年度優秀論文として表彰されました。
毎年日本慢性期学会で行われる日本慢性期医療協会平成25年度優秀論文で当院の管理栄養士清水幸子さんの書いた論文が準優秀論文として表彰されました。
「清水幸子(鶴巻温泉病院管理栄養士)、清水紗弥香、監物千春、高崎美幸、鈴木龍太
皮膚水分計を使った脱水予測の検証 JMC91号、60-63、2014」
実は平成24年度優秀論文でも表彰されていて、鶴巻温泉病院からは2年連続の優秀論文表彰でした。写真(下)は表彰式での清水さんと私ですが、私は学術委員長なので、賞を差し上げる役割でした。誤解の無いように言っておきますが、私の名前が入った論文ですので、私はすべての審査を辞退し、審査は公平に行われました。
受賞者の言葉
ある日のこと1通のメールが届き「慢性期医療学会であなたの論文が準優秀賞のため表彰します。つきましては11月の熊本学会に出席ください。」とありました。出席は代理の者でも可能とのことで、「熊本まで行く?」と一瞬迷いましたが、多職種を対象にした学会で管理栄養士が準優秀賞をいただくということは希なことであり、直接授賞することで管理栄養士の認識につながると考えました。また、授賞は鶴巻温泉病院で確かに私が存在した証でもありました。今回の授賞は指導いただいた院長始めスタッフに恵まれたことも大きな要因です。恵まれた環境のもとで受賞できたことに深く感謝いたします。 清水 幸子
↓ 表彰式に「くまモン」登場 ↓
2015年2月19日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター