blog_69 1.ロボット導入 2.看護部係長会の禁煙 3.患者さま・ご家族のための院内ご案内
1.ロボット導入
鶴巻温泉病院では2014年からロボット導入PJを結成し、医療現場でのロボット導入を進めてきました。リハビリの効果を上げるHAL®や癒し系ロボットのパロ等は患者さま向けのものですが、職員のための介護ロボットも導入していきますので期待していてください。
(1) リハビリではHAL® を導入しました。
HAL®は脳の信号を手や足の筋肉に伝えて筋肉を動かすことができる世界初のサイボーグ型ロボットです。HAL®を装着することで、麻痺のある部分をアシストしたり、いつもより大きな力を出すことができて、リハビリが進みます。
(2) 癒し系ロボット パロの導入
パロはタテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしています。感情があるように振舞う自律型ロボットで回りの方々に笑顔をお届けしています。
↓ 名前はタロです。
(3) ドライブシミュレーター
高速道路、夜間等、運転環境に近い環境を作り、運転能力の評価・練習をする器械です。脳卒中で当院回復期リハに入院されている方でも退院後に運転を希望される方は年々増加しています。運動麻痺が残存しても、運転補助装置やアクセルとブレーキの位置を変えたりすることで自動車運転が可能になる場合があります。ドライブシミュレーターで練習をすることができます。ただし、運転の最終判断は公安委員会(免許センター)で行います。
(4) トレッドミル
トレッドミルとは、部分免荷装置というもので、写真のように身体を機械で吊り下げて、歩行や重心移動などの練習をします。正常に近い歩行練習を長時間行うことが可能となり、また、軽症の患者様では、走ったり、下り坂を歩いたりする練習も安全にできるようになります。
(5) 介護ロボット(導入検討中)
これは職員のためのロボットです。患者さまの介護の際に腰を痛める職員が多くいます。このロボットは腰への負担を軽減してくれます。
2.看護部係長会の禁煙
2013年に看護部係長会が9時から17時30分までの禁煙活動を始めました。そのあと勤務時間内禁煙は全職員に広がりました。看護部係長会は今度は通常勤務ではタバコを持ってこないことを決めました。この運動も皆に広まればいいと思っています。 先日こんなご意見も頂きました「病棟に行ったらタバコ臭い職員がいた。こういう人から看護・介護されたら患者さんの具合が悪くなりそうだ」。是非考えてみてください。当院では禁煙外来を開いていますが、禁煙外来を受診する職員はまだ多くありません。患者さまご家族も受診できますので、是非禁煙に取り組んでください。
3.患者さま・ご家族のための院内ご案内
ご入院中の患者さまやご家族から「院内をもっと知りたい」「院内を案内してほしい」とのご意見をいただきました。そこで、患者さま及びご家族の方々に、当院の環境やさまざまな取り組みを下記の日程で実際にご覧いただくことと致しました。院長が病院概要を説明しますので、ふるってご参加ください。
◇開催日時 2015年5月27日(水)15:00~16:00
◇集合場所 南館6階 多目的ホール
◇ご参加いただける方
- ご入院中の患者さまのご家族
- お一人で院内を移動出来る院内フリーパスをお持ちの患者さま
- 車椅子の患者さまで、ご家族と一緒に参加が可能な患者さま
◇お問合せ サービスシステム開発室 遠藤・関谷・川瀬
(本館受付事務所内 0463-78-1311)
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2015年5月15日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター