院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_59 1.セコム研究発表会 2.知って得する身体の話 『介護療養病棟にご入院中の皆様へ』
6月21日にセコム提携病院の関東地区合同研究発表会が新宿でありました。鶴巻温泉病院からは学術研究発表会で賞をとった4題(院長通信 2014年3月号)を発表しました。
発表63題のうち金・銀・銅賞が各4名、入賞が8名でしたが、当院からの発表は金賞2、銀賞1、入賞1と4題全て受賞するという快挙を成し遂げました。2011年にも金賞2名の実績がありますが、今回は更に怒涛のような受賞でした。金賞受賞者は7月に北海道の研究発表会で発表します。
受賞者と鶴巻温泉病院の参加者

セコム関東地区合同研究発表会 受賞者一覧
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金賞受賞の薬剤科 秋田章裕さん

金賞受賞の5東 看護師 渡辺礼子さん

鶴巻温泉病院のHP(ホームページ)では院長通信を「院長ブログ」として毎月連載しています。読んでくださっている方もたくさんいらっしゃるようで、大変うれしく思っています。

別に「病気の話」を掲載し、脳卒中や頭痛、めまいなどの病気を判り易く解説しています(院長通信 2010年7月号)。一番アクセスが多いのが「子供の頭部外傷」の項目です。小さなお子さんを持つお母さんたちが困っている様子が目に浮かびます。
また本年6月からは、「知って得する身体の話」の連載を開始しました。
運動したり、病気になったりすると身体のいろいろなところに不具合が生じます。そんな時に知っておいて良かったと思える話を連載していきます。時々知らなくても良いことや、知らないほうが良かった話もあるかもしれません。
一度、鶴巻温泉病院のHPを覗いてみてください。介護療養病棟(本館4階東、西病棟)は、厚労省が4年後の平成30年に廃止することを決めています。それに従い、当院では本年秋に、介護療養病棟を医療療養病棟へ転換する予定です。近々説明会を開催いたします。
本館4階ご入院患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。患者さまの状況はそれぞれ違いますので、個別の説明もさせて頂く予定です。ご質問があればどうぞ地域連携室のケアマネージャーにお尋ねください。
平成26年7月現在の病棟編成

院長ブログ紹介|6月号 病院賞 CS賞など
院長通信は2009年9月より毎月発行し、ホームページには院長ブログとして掲載しています。
6月の院長通信について、鈴木院長から皆さまへのメッセージ(2分38秒)をお届けします。
※小さ目の音声で再生されますので、音量を調整してご覧ください。
↓ 動画がうまく表示されない方はクリックしてください↓
http://youtu.be/axp8ZZY-W5I (YouTube ユーチューブにリンクします)
blog_58 1.平成25年度 病院賞表彰
6月10日に平成26年度 鶴巻温泉病院新年度集会が開かれ、三喜会会長・荒井 喜八郎、理事長・藤田 力也、そして院長の私の所信表明があり、その後、平成25年度の病院賞の表彰がありました。
平成25年度 病院賞受賞者は以下です。
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多くの受賞者が自律的に活動を開始し、少しずつ進化させて、病院にはなくてはならないものにしています。平成25年度の病院の方針である「自律的に進化するスーパー鶴巻温泉病院」そのものを具現していて大変うれしく思いました。
病院賞受賞者との写真です。

病院賞は金・銀・銅賞に加えてCS賞、安全文化功労賞、学術功労賞があります。
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CS賞は患者さまに直接推薦して頂きました。なんと140名を越える職員が推薦されました。びっくりしています。鶴巻温泉病院の職員が毎日真摯に優しく患者さんに接してきたことの証明だと思っています。本当に自慢できることだと思います。
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今年の方針の
患者さまから「ありがとう」と言って頂ける鶴巻温泉病院
をそのまま表しています。
CS賞は推薦数が4件以上の8名(グループ)が受賞しましたが、推薦された全ての職員に鶴巻温泉病院特製の図書カードを送ることにしました。図書カードには私のモットーが書かれています。

変化を進化に、進化を笑顔に。
あなたの笑顔が 皆に笑顔を広げます
変化を素直に受け入れることで自分を進化させることができ、それがQOLを高め自然に笑顔で仕事ができるようになります。職員の笑顔が患者さまに笑顔を広げます。
blog_57 1.診療部新構成 2.春祭り 体力測定ブース 3.訪問リハ鎌倉出張所 4.恋するフォーチュンクッキー
鶴巻温泉病院では今まで診療部が4部制でしたが、緩和ケア病棟が独立して5部制になりました。どうぞよろしくお願いいたします。詳細は5月発行のTsurumaki News の記事をごらん下さい。
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また介護療養病棟は厚労省が平成30年までに廃止することを決めておりますので、当院でも介護療養病棟を他の機能の病棟に変えていくことを検討しております。入院患者さまには近いうちに説明をし、ご理解をいただく方向で考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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昨年からリハビリテーション部が三喜会訪問診療の健康診断(血圧測定)の横で体力測定(肺活量、握力など)を開設しています。今年は330名の参加があり、古谷市長も来ていただきました。ピンクの羽織が明るくていいですね。



鶴巻温泉病院では2010年から訪問リハビリテーションを開始していますが、鎌倉・大船地区の利用者の増加に伴い2013年8月に鎌倉に仮の出張所を構えていました。
本年3月24日に新しい出張所ができ開所することができました。人員も6名と増えています。鎌倉地区は季節によっては車の渋滞も多く、電動自転車も移動には欠かせません。


秦野市介護支援専門員協会が「恋するフォーチュンクッキー」を作成し、4月からYouTubeで公開しています。
鶴巻温泉病院も皆で数秒間出演しています(始まりから4分近辺)。
鶴巻温泉病院の出演はこちらから http://youtu.be/eXroNXg_5FU?t=4m3s


バク転している三レンジャーは
- 黒タイツ(バク転した人):山田 剛さん(現在4南)
- ピンクタイツ:高橋 哲也係長さん(4東)
- 緑タイツ:矢田 拓郎さん(4東)です。
http://youtu.be/eXroNXg_5FU 皆さん是非ご覧ください。
blog_56 1.入職式 2.リハビリ専門医 3.正面玄関 4.障がい者・難病リハビリ
桜も咲き、すっかり春らしくなりました。4月1日に三喜会の新人職員入職式が鶴巻温泉病院で行われました。
今年は総勢66名の新人(初社会人)が入職してきました。
三喜会は慢性期とリハビリの鶴巻温泉病院、急性期の横浜新緑総合病院以外にも、介護老人保健施設のライフプラザ、訪問看護ステーション、ホームケアクリニック等多くの施設で構成されています。鶴巻温泉病院から少し坂を登ったところには「あじさいの丘」があり、クリニックや訪問看護ステーション、グループホーム、デイサービスセンター、サービス付高齢者住宅等の複合施設(小規模多機能施設)があります。
今年の新人は鶴巻温泉病院に39名、横浜新緑総合病院に25名、ライフプラザ新緑に2名配属されました。新たな希望に燃えた若い人たちの未来を一緒に歩んでいければと思います。
三喜会会長 荒井喜八郎(写真上)、理事長 藤田力也(写真下)と、来賓代表のセコム医療システム常務取締役 渋江弘幸様から祝辞を頂きました。
鶴巻温泉病院は日本リハビリテーション医学会から研修病院として指定されています。研修病院に3年以上在籍するとリハビリテーション専門医の試験を受ける資格ができます。試験は難しく、年間 5,60人しか受かりません。
この度 当院の回復期リハビリセンター副部長の柳原聡先生がめでたく日本リハビリテーション専門医試験に合格し、認定されました。おめでとうございます。東海大リハビリテーション教室のご協力も頂きました。本当にありがとうございました。
当院回復期リハビリテーションセンターも専門医2名、認定臨床医6名体制となり、他のリハビリテーション病院と比較しても充実した病院といえるかと思います。これら専門的な知識をもった医師のもと、ますます最良の医療を提供していきたいと思います。
「最高の医療を全ての患者さまに」を合言葉にがんばってまいります。よろしくお願いいたします。
長年の地盤沈下のせいで、でこぼこになっていた正面玄関と駐車場の工事が終了し、4月8日に竣工式を行いました。
病院の玄関らしく、バリアフリーになり、患者さまの安全面も向上しました。
テープカットをする幹部
新しくなった玄関でグリーティング担当のSSDメンバー
2013年10月号の院長通信でお知らせしましたが、神経難病リハビリセンター(当院本館2階)が12月に終了しました。
センターでは神経難病の患者さまに対して、日常生活を支えるためのリハビリを実施してきました。更に在宅で看ている介護の方が休んでいただけるようにレスパイト入院(介護休暇入院)も実施してきました。この病棟機能は大変優れたもので、地域の神経内科医師や、公的機関、患者さまからも大変喜ばれていました。
12月からは病棟を「障がい者・難病リハビリ病棟」と変えました。今までは神経難病の患者さまだけを対象としてきましたが、これからは障がい者や、神経難病以外の難病、脊髄損傷、意識障害等の患者さまも受け入れてリハビリを提供しようという意味です。今までの病棟の良いところを発展的に変えて、更に地域に貢献できる病棟として生まれ変わりました。
2月からレスパイト入院の受け入れも徐々に再開しています。病棟自体がリハビリを受けているように、少しずつもとの機能を取り戻しています。生まれ変わった障がい者・難病リハビリ病棟をよろしくお願いいたします。
blog_55 1.学術研究発表 2.院内から 3.病院賞の募集季節
2月23日(日)に第25回 鶴巻温泉病院 学術研究発表会が開催され、以下の方々が受賞されました。
院長賞
当院回復期リハビリテーション病棟における早出リハの効果の検討
-脳卒中片麻痺患者における検討-
リハビリテーション部
○大滝雄介 末弘隆太 呉屋毅人 石原拓郎 北村記一 櫻井直人
この発表は回復期リハ病棟でリハスタッフが早出リハを実施し、実施した例と実施しなかった例でFIM点数(日常生活動作の出来具合)の改善効果を比べたものです。
早出リハは朝7時から8時半の間にリハ療法士が病棟職員と協働して食事を中心とした日常生活動作練習を診療の一環として実施したものです。
早出リハを実施した例では入院時から入院1ヶ月時でのFIMの改善が見られました。一方で退院時にははっきりとした差はなかったという結果になり、この課題への対策をさらに進めていくとのことです。
教育研修委員長賞
回復期リハビリテーション病棟での処方の見直しとその効果
-処方適正化による多薬剤投与の回避-
薬剤科 ○秋田章裕 福田詩織 新枦義之 樋島学
この発表は入院患者の処方を、薬剤師が見直しを提案したものです。
見直しの観点として、投与量のチェックや、腎機能をチェックし、腎臓に負担のない投薬の提案、退院後の飲みやすさを考慮した提案等です。有用な提案は医師の理解も得られやすく、チーム医療の目指す方向を示した発表です。
特別賞
嚥下造影検査実施前に嚥下障害を予測できる要因の検討
-回復期リハビリテーション病棟脳卒中患者を対象とした研究-
リハビリテーション部 ○宮永莉恵子
回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の経腸栄養から
3食経口移行になる要因
-Controlling Nutritional Status Score(CONUT)と認知機能から-
栄養科 ○監物千春 平松理恵 山田由紀子 切石友恵 診療部 今西 剛史
回復期病棟における入退院マネジメントツール開発と導入の取り組み
-多くの患者様に利用頂くために-
地域連携室 ○花澤秀道 岡本和久 本田
緩和ケア病棟における遺体トラブル発生予防に向けたエンゼルケアの評価
-葬儀社に対する調査から-
5階東病棟 ○渡辺礼子
(1)リハビリテーション部 2014年のキャラクターの「鶴のまきちゃん」を紹介します。

- 職業:リハDr
- 性格:正義感が強い.患者さんのためにならどこへでも飛んでいく
- 特徴:ハチマキをしている
- 趣味:温泉巡り
- 誕生日:1984年2月6日(ツル)→11月16日に(鶴巻温泉病院 広報誌『TSURUMAKI News』2014年 冬号)
- 病院の創立記念日と偶然一緒です。
- 特徴
- *疲れたら足湯で足を休めている *「キュウ キュウ」と良くなく
- *絵本の「ツルの恩返し」をリスペクトとしており医者を目指す
制作者のリハビリテーション部 清水拓人さん

(2)指差し確認のポスター

セーフティマネージャー 5南看護師 新谷さんの作品です。

発表は6月です。自薦・他薦を問いませんので奮って応募して下さい。
締め切りは4月15日です。患者さま・ご家族から推薦いただいた職員をCS賞で表彰しています。ご意見箱へ推薦者と推薦理由を入れて頂ければ届きます。