blog_55 1.学術研究発表 2.院内から 3.病院賞の募集季節
2月23日(日)に第25回 鶴巻温泉病院 学術研究発表会が開催され、以下の方々が受賞されました。
院長賞
当院回復期リハビリテーション病棟における早出リハの効果の検討
-脳卒中片麻痺患者における検討-
リハビリテーション部
○大滝雄介 末弘隆太 呉屋毅人 石原拓郎 北村記一 櫻井直人
この発表は回復期リハ病棟でリハスタッフが早出リハを実施し、実施した例と実施しなかった例でFIM点数(日常生活動作の出来具合)の改善効果を比べたものです。
早出リハは朝7時から8時半の間にリハ療法士が病棟職員と協働して食事を中心とした日常生活動作練習を診療の一環として実施したものです。
早出リハを実施した例では入院時から入院1ヶ月時でのFIMの改善が見られました。一方で退院時にははっきりとした差はなかったという結果になり、この課題への対策をさらに進めていくとのことです。
教育研修委員長賞
回復期リハビリテーション病棟での処方の見直しとその効果
-処方適正化による多薬剤投与の回避-
薬剤科 ○秋田章裕 福田詩織 新枦義之 樋島学
この発表は入院患者の処方を、薬剤師が見直しを提案したものです。
見直しの観点として、投与量のチェックや、腎機能をチェックし、腎臓に負担のない投薬の提案、退院後の飲みやすさを考慮した提案等です。有用な提案は医師の理解も得られやすく、チーム医療の目指す方向を示した発表です。
特別賞
嚥下造影検査実施前に嚥下障害を予測できる要因の検討
-回復期リハビリテーション病棟脳卒中患者を対象とした研究-
リハビリテーション部 ○宮永莉恵子
回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の経腸栄養から
3食経口移行になる要因
-Controlling Nutritional Status Score(CONUT)と認知機能から-
栄養科 ○監物千春 平松理恵 山田由紀子 切石友恵 診療部 今西 剛史
回復期病棟における入退院マネジメントツール開発と導入の取り組み
-多くの患者様に利用頂くために-
地域連携室 ○花澤秀道 岡本和久 本田
緩和ケア病棟における遺体トラブル発生予防に向けたエンゼルケアの評価
-葬儀社に対する調査から-
5階東病棟 ○渡辺礼子
(1)リハビリテーション部 2014年のキャラクターの「鶴のまきちゃん」を紹介します。
- 職業:リハDr
- 性格:正義感が強い.患者さんのためにならどこへでも飛んでいく
- 特徴:ハチマキをしている
- 趣味:温泉巡り
- 誕生日:1984年2月6日(ツル)→11月16日に(鶴巻温泉病院 広報誌『TSURUMAKI News』2014年 冬号)
- 病院の創立記念日と偶然一緒です。
- 特徴
- *疲れたら足湯で足を休めている *「キュウ キュウ」と良くなく
- *絵本の「ツルの恩返し」をリスペクトとしており医者を目指す
制作者のリハビリテーション部 清水拓人さん
(2)指差し確認のポスター
セーフティマネージャー 5南看護師 新谷さんの作品です。
発表は6月です。自薦・他薦を問いませんので奮って応募して下さい。
締め切りは4月15日です。患者さま・ご家族から推薦いただいた職員をCS賞で表彰しています。ご意見箱へ推薦者と推薦理由を入れて頂ければ届きます。
2014年3月19日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター