blog_64 1.鶴巻温泉病院忘年会 2.HPがあたらしく 3.リハビリに新しい装置が入りました。
12月9日に鶴巻温泉病院の忘年会が開催されました。540名が参加した大宴会でした。 司会は施設管理室の廣邊春恵さんと4階南病棟介護士の佐藤大介さんでした。二人とも緊張気味で最初は顔がこわばっていましたが、最後は笑っていました。幹事の方々ご苦労様でした。 (写真には全員が映っていません。ごめんなさい)

看護部科長たちがコスプレで踊りました。誰が誰かは書きませんが、皆さん美人です。

今年は以下のような話をしました。
病院に入院している患者さまの住んでいる地域を調べてみました。東京・横浜方面の患者さまがどんどん減って、その代わりに病院近隣の湘南西部の患者さまが過半数を占めるようになっています。これは鶴巻温泉病院にとっては大変大きな変化で、本年度ベッド稼働が下がっている一つの原因だと考えています。
また近隣の患者さまが増えたことで、訪問リハビリ、訪問栄養指導、訪問歯科診療などの訪問系が急速に増加し、在宅からの短期入院も増えています。鶴巻温泉病院は、地域包括ケアのなかで入院、在宅支援を担う中核病院として変化を遂げつつあります。
私のモットーは「変化を進化に 進化を笑顔に」ですが、今は新しい病院への進化に向かって、生みの苦しみのさなかです。皆さんの叡智を絞って、これを乗り切って頑張りましょう。
鶴巻温泉病院のHPが新しくなりました。また閉鎖していた障がい者・難病リハビリ病棟のHPも再開しました。鶴巻温泉病院のHPを見てくださっている人数は2008年に25000人でしたが、今年は20万人以上と8倍になっています。看護部も「看護部ホームページ」で検索すると日本で一番(順位は変動します)に表示されるホームページになりました。皆さんも是非一度、HPを見てください。



トレッドミルと部分免荷装置というもので、写真のように身体を機械で吊り下げて、歩行や重心移動などの練習をします。正常に近い歩行練習を長時間行うことが可能となり.また,軽症の患者様では、走ったり,下り坂を歩いたりする練習も安全にできるようになります. 鶴巻温泉病院ではロボットなどの先進技術の導入を進めています。トレッドミルもその一環です。自動車運転の練習機も導入しました。来年には今話題のHAL(ロボットスーツ)を使ったリハビリ訓練も始まります。

blog_63 地域に貢献できる鶴巻温泉病院を目指して
グラフは平成21年と平成25年の入院患者さまの居住地域を調べたものです。病院近隣の湘南西部地区(ピンク色)が著明に増加しているのがわかります。21年に40%だったものが、25年には54%を占めるようになっています。また東京・横浜・川崎からは21年には24%を占めていましたが、25年には13%と減少しています。鶴巻温泉病院は東京・横浜方面からの入院が多いというイメージがあると思いますが、現在はグラフで示しますように、地元密着の病院になったといえると思います。
入院患者さまの居住地域 平成21年 ↓クリックで拡大↓

入院患者さまの居住地域 平成25年 ↓クリックで拡大↓

厚労省は「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる」地域包括ケアを提唱し、地域の創生を進めています。福祉・医療・介護がシームレスに提供される地域社会です。鶴巻温泉病院も地域社会・地域医療に貢献できるようにこれからも変化していきます。地域のお祭りにも積極的に参加しています。皆さん見かけたら声を掛けてください。
10月19日、雲一つない秋晴れのなか、大根公園でつるまき市民ふれあい祭りが開催されました。リハビリスタッフが体力測定と患者さんの作った作品の模擬店をだしました。体力測定には600人の方が来てくれました。またグッズは8000円の売り上げがありました。患者さまのために使います。
参加したスタッフ

患者さまの松川尚さん、佐藤武久さん、槙田きみ子さん、高山英子さんも売店に参加してくださいました。


平成26年11月3日(祝) 秦野市運動公園、文化会館で行われた「第35回秦野市 市民の日」に鶴巻温泉病院として初めて出店しました。出店はリハビリテーション部と栄養科のコラボでの出店です。
リハビリテーション部は体力測定を始め、注意機能の検査を行いました。また、言語聴覚士による嚥下機能に関する説明も行い、トロミ付のお茶を提供し嚥下に関する説明など行いました。栄養科は、身体測定や栄養相談、栄養食品のサンプル提供など行いました。
終始大勢の方が来場し、1,000名を超える大盛況となりました。来場された方は体力や栄養に関する悩みを相談したり、検査結果について様々質問したりとスタッフも大忙しで終えることが出来ました。また、来年も出店し健康に関する情報提供や相談など行っていきます。
大勢の方が来てくださいました。

参加したスタッフ

少し前になりますが、鶴巻温泉病院の訪問リハビリテーションが朝日新聞で紹介されました。作業療法士の仕事の紹介です。
2014年09月05日 朝刊 東京・神奈川 ↓クリックで拡大↓ 朝日新聞デジタル(※)

(※)朝日新聞デジタルの会員(無料・有料)の方は、下記のタイトルをクリックして記事をご覧いただけます。(2014年11月18日から1年間)
教えて! 作業療法士のシゴト 生活改善、心理面にもアプローチ
「これから天気も良くなるし、出かけることが多くなるね」。8月下旬、鶴巻温泉病院(秦野市)の作業療法士、椎名郁(かおる)さんは、平塚市の吉田稔さんが自宅庭の・・・
2014年09月05日 東京・神奈川 朝刊
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
HPに連載している「知って得する身体の話」が13話となりました。13話は工事現場の交通整理の話です。一度読んでいただけると嬉しいです。
12月リニューアルの新しいバナー ↓クリックで「知って得する身体の話」へ↓

blog_62 1.鶴巻温泉病院の在宅支援 2.温泉大浴場に入れます
日本の超高齢社会を受けて、厚労省は「ときどき入院、ほぼ在宅」という方針を打ち出しています。鶴巻温泉病院でも入院の方だけでなく、地域に退院された方や、在宅療養の方々が医療・介護・リハビリが気軽に受けられ、さらに、必要な時にスムースに入院できるように体制を整えてきました。
在宅支援の大きな柱は訪問活動です。2010年に訪問リハビリテーション(リハ)を開始しました。今では鶴巻温泉病院だけでなく、鎌倉地区、足柄地区に拠点を構え、多くの方へリハビリを提供しています。リハ以外に、訪問栄養指導、訪問歯科、訪問薬剤師等の事業を始めています。グラフのように利用者は右肩上がりで増えています。どうぞご利用ください。
訪問リハ利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

居宅療養管理指導(管理栄養士)利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

訪問歯科利用者の経過 ↓クリックで拡大↓

訪問以外でも、在宅療養の方の短期入院を実施しています。以前から神経難病の介護休暇(レスパイト)入院を実施していましたが、最近ではがんで在宅療養されている方の緩和ケア病棟での短期入院も実施しています。今年度からは、「在宅サポート入院」と称し、在宅療養での慢性期疾患の緊急避難的受け入れや、リハビリ、栄養改善等のための短期入院の受け入れを開始しました。ぜひお問い合わせください。
この取り組みを地域の医師会、訪問看護、介護の方にお知らせするために、地域医療機関の方々との交流会を10月17日に開催しました。大勢の方が参加してくださり、説明会と病院見学、その後の懇親会と有意義な会ができました。どうそ何でもご相談ください。
院長からの病院紹介風景

懇親会にご出席いただいた大久保吉修神奈川県医師会長(左から2番目)、
安倍信三秦野伊勢原医師会長(右から2番目)と病院関係者

手伝ってくれた医療療養病棟のスタッフ

鶴巻温泉病院 本館6階には名前のとおり、温泉大浴場があります。源泉でナトリウムやカルシウム含有量が多く、関節痛を和らげ、切り傷にも効能があるといわれています。

11月から大風呂担当看護師・介護士を配置し、月曜から金曜まで、毎日午後に入れるようになります。ご自分で身の回りのことができ、主治医の許可のある方が対象です。是非ご利用ください。ただし、男女や曜日、ご病状によって制限がありますので、病棟スタッフに確認してください。
blog_61 1.秋桜(コスモス)祭 2.公認ユルキャラ 3.病棟編成の変更

実行委員長 リハビリテーション部レクリエーションセクション(レク) 堀 真由美係長の挨拶です。
「9月13日(土)~14日(日)に年に1度の病院祭(コスモス祭)を開催しました.
13日(土)は各病棟でコンサートなどの催しを実施し,多くの患者さんやご家族の皆さんに生演奏を楽しんでいただきました.14日(日)は院内全体で屋台を開催しました.焼きそば,輪投げ,アロママッサージなど20の屋台が出店しました.患者さんやご家族だけでなく地域の方にも参加していただき,とても賑やかな雰囲気となりました.
コスモス祭で屋台を実施するのは3回目になりましたが,今年も多くの方にご参加いただき,患者さん,ご家族,地域の方,職員などたくさんの笑顔が咲きました.来年も楽しみにしていて下さい.」
コスモス祭事務局のリハビリテーション部レクリエーションセクションの皆さん

「コスモス祭は事務局のレクメンバー以外に各病棟、各部署から選ばれた40名を超える実行委員の熱意と頑張り、また当日患者さまの案内等をお願いしたご家族、ボランティア職員皆さんのご協力があっての成功です。皆さんありがとうございました。」
各病室を回って演奏

ハンドベルコンサート

患者さまの作品展

看護部長が頑張っています。

鶴巻温泉病院の公認ユルキャラとして 「鶴のまきちゃん」が認定されました。今後の活躍が楽しみです。

【プロフィール】
- 職業:リハDr
- 性格:正義感が強い.患者さんのためにならどこへでも飛んでいく.
- 特徴:ハチマキをしている.
- 趣味:温泉巡り.
- 誕生日:2月6日→11月16日に(鶴巻温泉病院 広報誌『TSURUMAKI News』2014年 冬号)
- 病院の創立記念日と偶然一緒です。
- その他:疲れたら足湯で足を休めている.「絵本のツルの恩返し」をリスペクトとしており医者を目指す.様々な病院を渡り歩いていたが足湯が気に入り本日に至る.
まきちゃんになんとなく似ている作者の清水拓人さん

【作者からのコメント】
「鶴巻温泉という言葉のイメージから,鶴でハチマキを巻いていて温泉が好きなキャラクターを作成しました.鶴は長寿の象徴であり,縁起が良い動物とされています.患者さまやご家族に幸運が訪れることを心より願っています.」
以前よりお伝えしておりますが、10月1日より、本館4階の介護療養病棟が医療療養病棟に変更になります。
また厚労省の「ときどき入院、ほぼ在宅」という方針により、医療療養病棟の患者さまの在宅系との入退院を促進することが必要となりました。そのために10月1日から本館3階西病棟を3階西病棟と、3階中央病棟の二つに分けることになり、3西病棟を在宅復帰強化病棟とすることになりました。
患者さまには病棟移動等、ご不便をおかけするかもしれませんが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
平成26年10月からの新病棟編成(予定)

blog_60 1.短期集中リハビリコース 2.緩和ケア病棟の取り組み 3.夢 募集中
暑い日が続きます。熱射病の予防に外出のときは凍らしたペットボトルを持っていかれることをお勧めします(知って得する身体の話 第1回 熱中症)。
鶴巻温泉病院ではいくつかの新しい試みが始まっていますので、ご紹介します。
回復期リハ病棟は発症2ヶ月以内の脳卒中や大腿骨骨折の患者さまが3-6ヶ月かけて歩行、トイレ、入浴、食事等の日常生活動作(ADL)をリハビリ訓練する場所です。脳卒中等で比較的軽症の患者さまで、歩けるからと、直接自宅に退院された方から、歩くのが不安で外に出れないとか、料理などの細かい作業ができない、食べるときにむせるのが心配だなどのお話を聞くことがあります。
今回このような軽症の患者さまが入院して2週間から1ヶ月程度集中してリハビリ訓練するプログラムを作りました。生活改善プログラム、家事再開プログラム、言語・飲み込み評価プログラム、余暇活動再開プログラム(スポーツや趣味)等です。
急性期病院から自宅へ退院する前に短期間の訓練をすることで自宅での生活が格段と質の高いものになり、安心して過ごすことができます。急性期病院から直接自宅へ帰られた方にも是非おすすめします。ただし病気を発症してから2ヶ月以内の患者さまが対象になります。どうぞ試してみてください。
連絡先は鶴巻温泉病院 地域連携室(0463-78-1319)。
「短期プログラム」と言ってください。
(↓ クリックで拡大します)

緩和ケア病棟には人生の最後を迎えられる患者さまが入院されています。全国でも稀ですが、当院では緩和ケア病棟に専従リハビリ療法士がいてリハビリを提供しています。リハビリ療法士がついて自宅へ帰ったり、買い物や食事に出かける外出訓練がとても患者さまに喜ばれています。
音楽療法や園芸療法も楽しみの一つですし、飼っているペットを病院に連れてきてもらって、ウッドデッキでペットと一緒に過ごすこともできます。鶴巻温泉病院には本館6階に大風呂の温泉があります。温泉気分で家族で一緒にお風呂に入ることも出来ます。食事も色々工夫しています。このような取り組みで患者さま・ご家族に寄り添った医療・看護・介護・リハビリをチームで提供しています。



皆さんもご存知だと思いますが、小田急線のドアに鶴巻温泉病院のステッカーが貼ってあります。一輌に1枚ですから探してみて下さい。ステッカーの基本コンセプトは、『夢があるから、がんばれる』です。
今回「夢」の中身を募集しています。患者さまやご家族の夢をステッカー広告に表現してください。皆さまからいただいた夢をもとに、プロ(電通)が完成度を高めてステッカー広告を仕上げようと思います。
応募方法は、皆さまが考えた夢の文言(コピー)又は、文言と絵を本館の受付にご提出ください。締め切りは8月中です。
※注意事項として、オリンピック(2020年など連想されるものを含む)など権利に関係する表現やスカイツリー、ロマンスカーなどの商標は原則使えません。その他、医療機関に対する、広告規制により病気が治るというような表現はできません。
2010年のステッカー(↓クリックで拡大します)

2012年のステッカー(↓クリックで拡大します)

院長メッセージ 2014年7月
2014年7月の院長ブログを掲載しました。
あわせて、鈴木院長から皆さまへのメッセージ(1分35秒)をお届けします。
※音声も再生されますので、音量を調整してご覧ください。
メッセージ動画が表示されない方はこちらをクリックしてください。(鶴巻温泉病院 湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンターのFacebookページ)
blog_59 1.セコム研究発表会 2.知って得する身体の話 『介護療養病棟にご入院中の皆様へ』
6月21日にセコム提携病院の関東地区合同研究発表会が新宿でありました。鶴巻温泉病院からは学術研究発表会で賞をとった4題(院長通信 2014年3月号)を発表しました。
発表63題のうち金・銀・銅賞が各4名、入賞が8名でしたが、当院からの発表は金賞2、銀賞1、入賞1と4題全て受賞するという快挙を成し遂げました。2011年にも金賞2名の実績がありますが、今回は更に怒涛のような受賞でした。金賞受賞者は7月に北海道の研究発表会で発表します。
受賞者と鶴巻温泉病院の参加者

セコム関東地区合同研究発表会 受賞者一覧
(↓ クリックで拡大)

金賞受賞の薬剤科 秋田章裕さん

金賞受賞の5東 看護師 渡辺礼子さん

鶴巻温泉病院のHP(ホームページ)では院長通信を「院長ブログ」として毎月連載しています。読んでくださっている方もたくさんいらっしゃるようで、大変うれしく思っています。

別に「病気の話」を掲載し、脳卒中や頭痛、めまいなどの病気を判り易く解説しています(院長通信 2010年7月号)。一番アクセスが多いのが「子供の頭部外傷」の項目です。小さなお子さんを持つお母さんたちが困っている様子が目に浮かびます。
また本年6月からは、「知って得する身体の話」の連載を開始しました。
運動したり、病気になったりすると身体のいろいろなところに不具合が生じます。そんな時に知っておいて良かったと思える話を連載していきます。時々知らなくても良いことや、知らないほうが良かった話もあるかもしれません。
一度、鶴巻温泉病院のHPを覗いてみてください。介護療養病棟(本館4階東、西病棟)は、厚労省が4年後の平成30年に廃止することを決めています。それに従い、当院では本年秋に、介護療養病棟を医療療養病棟へ転換する予定です。近々説明会を開催いたします。
本館4階ご入院患者さまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。患者さまの状況はそれぞれ違いますので、個別の説明もさせて頂く予定です。ご質問があればどうぞ地域連携室のケアマネージャーにお尋ねください。
平成26年7月現在の病棟編成

院長ブログ紹介|6月号 病院賞 CS賞など
院長通信は2009年9月より毎月発行し、ホームページには院長ブログとして掲載しています。
6月の院長通信について、鈴木院長から皆さまへのメッセージ(2分38秒)をお届けします。
※小さ目の音声で再生されますので、音量を調整してご覧ください。
↓ 動画がうまく表示されない方はクリックしてください↓
http://youtu.be/axp8ZZY-W5I (YouTube ユーチューブにリンクします)
blog_58 1.平成25年度 病院賞表彰
6月10日に平成26年度 鶴巻温泉病院新年度集会が開かれ、三喜会会長・荒井 喜八郎、理事長・藤田 力也、そして院長の私の所信表明があり、その後、平成25年度の病院賞の表彰がありました。
平成25年度 病院賞受賞者は以下です。
(↓ クリックで拡大)

多くの受賞者が自律的に活動を開始し、少しずつ進化させて、病院にはなくてはならないものにしています。平成25年度の病院の方針である「自律的に進化するスーパー鶴巻温泉病院」そのものを具現していて大変うれしく思いました。
病院賞受賞者との写真です。

病院賞は金・銀・銅賞に加えてCS賞、安全文化功労賞、学術功労賞があります。
(↓ クリックで拡大)

CS賞は患者さまに直接推薦して頂きました。なんと140名を越える職員が推薦されました。びっくりしています。鶴巻温泉病院の職員が毎日真摯に優しく患者さんに接してきたことの証明だと思っています。本当に自慢できることだと思います。
(↓ クリックで拡大)

今年の方針の
患者さまから「ありがとう」と言って頂ける鶴巻温泉病院
をそのまま表しています。
CS賞は推薦数が4件以上の8名(グループ)が受賞しましたが、推薦された全ての職員に鶴巻温泉病院特製の図書カードを送ることにしました。図書カードには私のモットーが書かれています。

変化を進化に、進化を笑顔に。
あなたの笑顔が 皆に笑顔を広げます
変化を素直に受け入れることで自分を進化させることができ、それがQOLを高め自然に笑顔で仕事ができるようになります。職員の笑顔が患者さまに笑顔を広げます。
blog_57 1.診療部新構成 2.春祭り 体力測定ブース 3.訪問リハ鎌倉出張所 4.恋するフォーチュンクッキー
鶴巻温泉病院では今まで診療部が4部制でしたが、緩和ケア病棟が独立して5部制になりました。どうぞよろしくお願いいたします。詳細は5月発行のTsurumaki News の記事をごらん下さい。
(↓ クリックで拡大)

また介護療養病棟は厚労省が平成30年までに廃止することを決めておりますので、当院でも介護療養病棟を他の機能の病棟に変えていくことを検討しております。入院患者さまには近いうちに説明をし、ご理解をいただく方向で考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(↓ クリックで拡大)

昨年からリハビリテーション部が三喜会訪問診療の健康診断(血圧測定)の横で体力測定(肺活量、握力など)を開設しています。今年は330名の参加があり、古谷市長も来ていただきました。ピンクの羽織が明るくていいですね。



鶴巻温泉病院では2010年から訪問リハビリテーションを開始していますが、鎌倉・大船地区の利用者の増加に伴い2013年8月に鎌倉に仮の出張所を構えていました。
本年3月24日に新しい出張所ができ開所することができました。人員も6名と増えています。鎌倉地区は季節によっては車の渋滞も多く、電動自転車も移動には欠かせません。


秦野市介護支援専門員協会が「恋するフォーチュンクッキー」を作成し、4月からYouTubeで公開しています。
鶴巻温泉病院も皆で数秒間出演しています(始まりから4分近辺)。
鶴巻温泉病院の出演はこちらから http://youtu.be/eXroNXg_5FU?t=4m3s


バク転している三レンジャーは
- 黒タイツ(バク転した人):山田 剛さん(現在4南)
- ピンクタイツ:高橋 哲也係長さん(4東)
- 緑タイツ:矢田 拓郎さん(4東)です。
http://youtu.be/eXroNXg_5FU 皆さん是非ご覧ください。
blog_56 1.入職式 2.リハビリ専門医 3.正面玄関 4.障がい者・難病リハビリ
桜も咲き、すっかり春らしくなりました。4月1日に三喜会の新人職員入職式が鶴巻温泉病院で行われました。
今年は総勢66名の新人(初社会人)が入職してきました。
三喜会は慢性期とリハビリの鶴巻温泉病院、急性期の横浜新緑総合病院以外にも、介護老人保健施設のライフプラザ、訪問看護ステーション、ホームケアクリニック等多くの施設で構成されています。鶴巻温泉病院から少し坂を登ったところには「あじさいの丘」があり、クリニックや訪問看護ステーション、グループホーム、デイサービスセンター、サービス付高齢者住宅等の複合施設(小規模多機能施設)があります。
今年の新人は鶴巻温泉病院に39名、横浜新緑総合病院に25名、ライフプラザ新緑に2名配属されました。新たな希望に燃えた若い人たちの未来を一緒に歩んでいければと思います。
三喜会会長 荒井喜八郎(写真上)、理事長 藤田力也(写真下)と、来賓代表のセコム医療システム常務取締役 渋江弘幸様から祝辞を頂きました。
鶴巻温泉病院は日本リハビリテーション医学会から研修病院として指定されています。研修病院に3年以上在籍するとリハビリテーション専門医の試験を受ける資格ができます。試験は難しく、年間 5,60人しか受かりません。
この度 当院の回復期リハビリセンター副部長の柳原聡先生がめでたく日本リハビリテーション専門医試験に合格し、認定されました。おめでとうございます。東海大リハビリテーション教室のご協力も頂きました。本当にありがとうございました。
当院回復期リハビリテーションセンターも専門医2名、認定臨床医6名体制となり、他のリハビリテーション病院と比較しても充実した病院といえるかと思います。これら専門的な知識をもった医師のもと、ますます最良の医療を提供していきたいと思います。
「最高の医療を全ての患者さまに」を合言葉にがんばってまいります。よろしくお願いいたします。
長年の地盤沈下のせいで、でこぼこになっていた正面玄関と駐車場の工事が終了し、4月8日に竣工式を行いました。
病院の玄関らしく、バリアフリーになり、患者さまの安全面も向上しました。
テープカットをする幹部
新しくなった玄関でグリーティング担当のSSDメンバー
2013年10月号の院長通信でお知らせしましたが、神経難病リハビリセンター(当院本館2階)が12月に終了しました。
センターでは神経難病の患者さまに対して、日常生活を支えるためのリハビリを実施してきました。更に在宅で看ている介護の方が休んでいただけるようにレスパイト入院(介護休暇入院)も実施してきました。この病棟機能は大変優れたもので、地域の神経内科医師や、公的機関、患者さまからも大変喜ばれていました。
12月からは病棟を「障がい者・難病リハビリ病棟」と変えました。今までは神経難病の患者さまだけを対象としてきましたが、これからは障がい者や、神経難病以外の難病、脊髄損傷、意識障害等の患者さまも受け入れてリハビリを提供しようという意味です。今までの病棟の良いところを発展的に変えて、更に地域に貢献できる病棟として生まれ変わりました。
2月からレスパイト入院の受け入れも徐々に再開しています。病棟自体がリハビリを受けているように、少しずつもとの機能を取り戻しています。生まれ変わった障がい者・難病リハビリ病棟をよろしくお願いいたします。
blog_55 1.学術研究発表 2.院内から 3.病院賞の募集季節
2月23日(日)に第25回 鶴巻温泉病院 学術研究発表会が開催され、以下の方々が受賞されました。
院長賞
当院回復期リハビリテーション病棟における早出リハの効果の検討
-脳卒中片麻痺患者における検討-
リハビリテーション部
○大滝雄介 末弘隆太 呉屋毅人 石原拓郎 北村記一 櫻井直人
この発表は回復期リハ病棟でリハスタッフが早出リハを実施し、実施した例と実施しなかった例でFIM点数(日常生活動作の出来具合)の改善効果を比べたものです。
早出リハは朝7時から8時半の間にリハ療法士が病棟職員と協働して食事を中心とした日常生活動作練習を診療の一環として実施したものです。
早出リハを実施した例では入院時から入院1ヶ月時でのFIMの改善が見られました。一方で退院時にははっきりとした差はなかったという結果になり、この課題への対策をさらに進めていくとのことです。
教育研修委員長賞
回復期リハビリテーション病棟での処方の見直しとその効果
-処方適正化による多薬剤投与の回避-
薬剤科 ○秋田章裕 福田詩織 新枦義之 樋島学
この発表は入院患者の処方を、薬剤師が見直しを提案したものです。
見直しの観点として、投与量のチェックや、腎機能をチェックし、腎臓に負担のない投薬の提案、退院後の飲みやすさを考慮した提案等です。有用な提案は医師の理解も得られやすく、チーム医療の目指す方向を示した発表です。
特別賞
嚥下造影検査実施前に嚥下障害を予測できる要因の検討
-回復期リハビリテーション病棟脳卒中患者を対象とした研究-
リハビリテーション部 ○宮永莉恵子
回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の経腸栄養から
3食経口移行になる要因
-Controlling Nutritional Status Score(CONUT)と認知機能から-
栄養科 ○監物千春 平松理恵 山田由紀子 切石友恵 診療部 今西 剛史
回復期病棟における入退院マネジメントツール開発と導入の取り組み
-多くの患者様に利用頂くために-
地域連携室 ○花澤秀道 岡本和久 本田
緩和ケア病棟における遺体トラブル発生予防に向けたエンゼルケアの評価
-葬儀社に対する調査から-
5階東病棟 ○渡辺礼子
(1)リハビリテーション部 2014年のキャラクターの「鶴のまきちゃん」を紹介します。

- 職業:リハDr
- 性格:正義感が強い.患者さんのためにならどこへでも飛んでいく
- 特徴:ハチマキをしている
- 趣味:温泉巡り
- 誕生日:1984年2月6日(ツル)→11月16日に(鶴巻温泉病院 広報誌『TSURUMAKI News』2014年 冬号)
- 病院の創立記念日と偶然一緒です。
- 特徴
- *疲れたら足湯で足を休めている *「キュウ キュウ」と良くなく
- *絵本の「ツルの恩返し」をリスペクトとしており医者を目指す
制作者のリハビリテーション部 清水拓人さん

(2)指差し確認のポスター

セーフティマネージャー 5南看護師 新谷さんの作品です。

発表は6月です。自薦・他薦を問いませんので奮って応募して下さい。
締め切りは4月15日です。患者さま・ご家族から推薦いただいた職員をCS賞で表彰しています。ご意見箱へ推薦者と推薦理由を入れて頂ければ届きます。
blog_54 1.病院の方針と目標 2.第5次中期経営計画 3.病院の実力
平成26年度の病院の方針と目標が決まりました。これをもとに各運営会議で「方針と目標」を決めてください。
2010年から4年間チーム医療を推進するために「スーパー鶴巻温泉病院の実現」を目指してきましたが、チーム医療は十分浸透したと考え、「スーパー鶴巻温泉病院」は卒業としました。
方針 患者さまから「ありがとう」と言っていただける鶴巻温泉病院
- 患者さまに選ばれる病院
- 職員が働いていることを自慢できる病院
- 時代の変化に対応した慢性期病院
そのために次のことを目標に掲げます
① 患者さまのQOL向上(CS)- 鶴巻温泉病院に入院して良かったと思える病院満足度の向上
- 患者さまに心をこめて挨拶する病院関連するご意見の減少
- クリニカルインディケーター(臨床指標)を用いた医療の質改善の継続と公表
- 人的および設備環境を快適にし、笑顔で働ける職場(中途退職率の減少)
- ワークライフバランスを実現する(時間外業務改善)
- 各部署で鶴巻温泉病院の強みとなる特徴を提案し、実行する
- 暮らしの中で地域医療、在宅医療を支える病院(訪問、在宅入院の数)
- 病棟稼動95%以上の維持
- 介護療養病床の転換を計画する
鶴巻温泉病院の中期経営計画(2014年から4年間)を作成しました。
第4次中期経営計画はかなり実現しました。
病院の質を維持するための第3者評価(日本医療機能評価、日本慢性期医療協会の審査)を受けたこと、お見舞いの方を増やすために鶴巻シャトルを走らせたこと、カルテのIT化を実行したこと等です。
第5次では医療の質を向上することだけでなく、病室などのアメニティを改善する。ワークライフバランスを獲得する、鶴巻温泉病院の医療・ケアの特徴を打ち出す、在宅支援を充実させる、2017年に終了する介護療養病棟の転換を考えることなどが計画されています。
I.患者さまに選ばれる病院 (CS)
- 病棟改修を実施する
- 患者さまに「ありがとう」と言っていただける病院であり続ける
- 病院のサービスに対するコストパフォーマンスの見直し
- 鶴巻温泉病院が自慢できるCure(治療)・Care(ケア)を提案・実行する
- 職員のスキルアップのための研修・資格取得の推進と援助を行う
- 業務内容・人的環境・福利厚生の改善に取り組み、ワークライフバランスを確立する
- 次世代の職員が活躍できる運営の促進 ―ボトムアップ、自律的取り組みを奨励・推進する
- 時代の変化を取り込んだ良質な医療と経営の質を確保する
- 訪問医療・ケア・リハ、在宅からの入退院等、在宅支援を拡充する
- Quality Management を確立する
- 介護療養病床の転換を軸に、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟、長期療養、終末期を担う病院として進化する
- IT化を推進する
読売新聞が定期的に発行している病院の実力2014総合編で全国の回復期リハビリ病棟が掲載されています。
鶴巻温泉病院では回復期リハビリ病棟に入院して実施するリハビリだけでなく、自宅退院を勧めるための、自宅訪問、訪問リハ、短期集中リハビリ入院等、訪問や在宅支援に積極的に取り組んでいます。
『充実したリハビリと在宅療養支援で「人生の満足度」の向上をサポートする鶴巻温泉病院』と紹介されています。読んでみてください。

画像をクリックしていただくと、記事がお読みいただけます。↑
回復期リハビリ「リハビリテーション医療に実績ある病院」(PDF 1.9MB)
blog_53 1.おめでとうございます 2.永年勤続 3.優秀論文表彰 4.認定病院第36号
皆さん初詣はいかれましたか?病院では初詣に行けない患者さんもたくさんいらっしゃいます。そんな患者さんのために病棟に神社が現れました。
2東病棟には鶴巻神社の鳥居(看護師 吉水春香さん作製)が出現し、2西病棟には水谷大明神のお社(介護福祉士 米村将之さん作成)ができました。皆さんお参りしてみては如何でしょうか?病院にはもともと本館5階屋上にお稲荷さんがありますので、そこでもお参りができます。
平成25年の仕事納め(12月27日)に鶴巻温泉病院 永年勤続表彰を行いました。
今回は10年勤続者(21名)だけでなく、20年勤続(8名)、21年以上勤続(18名)の方たちも同時に表彰しました。皆さん長い間ご苦労様でした。きっと鶴巻温泉病院を愛してくださっているのだと思います。これからも一緒に鶴巻温泉病院を盛り立てて行ってください。
当日参加された方の写真を掲載します。
皆さん本当にありがとうございます。
何回か院長通信にも登場している「排泄物に対するコーヒー豆による消臭効果の検証」(斉藤拓、内田太一、富樫健人、岡田さとみ、小田島朋子、鈴木龍太)が日本慢性期医療協会誌「JMC」の準優秀論文として日本慢性期学会(2013年11月15日東京)で表彰されました。
私(院長 鈴木龍太)が学会の学術委員長で、選考を担当し、表彰しました。この論文には私の名前が共著者で入っていますが、私は全ての審査からおりましたので、審査は厳正に行われました。
また慢性期医療協会では慢性期病院を第3者として評価し、「慢性期医療認定病院」として認定しています。当院では2013年10月29日に受審し、「慢性期医療認定病院 第36号」として12月に認定されました。
2013年1月には日本医療機能評価機構の「病院機能評価」の認定も受けましたので、病院玄関に2つの認定が並ぶことになります。
慢性期医療認定は慢性期医療のClinical Indicator (臨床指標:院長ブログ 2013年5月号)を元に評価します。これからも良質な慢性期病院としてがんばりますので、よろしくお願いします。