blog_54 1.病院の方針と目標 2.第5次中期経営計画 3.病院の実力
2014.02.18
平成26年度の病院の方針と目標が決まりました。これをもとに各運営会議で「方針と目標」を決めてください。
2010年から4年間チーム医療を推進するために「スーパー鶴巻温泉病院の実現」を目指してきましたが、チーム医療は十分浸透したと考え、「スーパー鶴巻温泉病院」は卒業としました。
方針 患者さまから「ありがとう」と言っていただける鶴巻温泉病院
- 患者さまに選ばれる病院
- 職員が働いていることを自慢できる病院
- 時代の変化に対応した慢性期病院
そのために次のことを目標に掲げます
① 患者さまのQOL向上(CS)- 鶴巻温泉病院に入院して良かったと思える病院満足度の向上
- 患者さまに心をこめて挨拶する病院関連するご意見の減少
- クリニカルインディケーター(臨床指標)を用いた医療の質改善の継続と公表
- 人的および設備環境を快適にし、笑顔で働ける職場(中途退職率の減少)
- ワークライフバランスを実現する(時間外業務改善)
- 各部署で鶴巻温泉病院の強みとなる特徴を提案し、実行する
- 暮らしの中で地域医療、在宅医療を支える病院(訪問、在宅入院の数)
- 病棟稼動95%以上の維持
- 介護療養病床の転換を計画する
鶴巻温泉病院の中期経営計画(2014年から4年間)を作成しました。
第4次中期経営計画はかなり実現しました。
病院の質を維持するための第3者評価(日本医療機能評価、日本慢性期医療協会の審査)を受けたこと、お見舞いの方を増やすために鶴巻シャトルを走らせたこと、カルテのIT化を実行したこと等です。
第5次では医療の質を向上することだけでなく、病室などのアメニティを改善する。ワークライフバランスを獲得する、鶴巻温泉病院の医療・ケアの特徴を打ち出す、在宅支援を充実させる、2017年に終了する介護療養病棟の転換を考えることなどが計画されています。
I.患者さまに選ばれる病院 (CS)
- 病棟改修を実施する
- 患者さまに「ありがとう」と言っていただける病院であり続ける
- 病院のサービスに対するコストパフォーマンスの見直し
- 鶴巻温泉病院が自慢できるCure(治療)・Care(ケア)を提案・実行する
- 職員のスキルアップのための研修・資格取得の推進と援助を行う
- 業務内容・人的環境・福利厚生の改善に取り組み、ワークライフバランスを確立する
- 次世代の職員が活躍できる運営の促進 ―ボトムアップ、自律的取り組みを奨励・推進する
- 時代の変化を取り込んだ良質な医療と経営の質を確保する
- 訪問医療・ケア・リハ、在宅からの入退院等、在宅支援を拡充する
- Quality Management を確立する
- 介護療養病床の転換を軸に、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟、長期療養、終末期を担う病院として進化する
- IT化を推進する
読売新聞が定期的に発行している病院の実力2014総合編で全国の回復期リハビリ病棟が掲載されています。
鶴巻温泉病院では回復期リハビリ病棟に入院して実施するリハビリだけでなく、自宅退院を勧めるための、自宅訪問、訪問リハ、短期集中リハビリ入院等、訪問や在宅支援に積極的に取り組んでいます。
『充実したリハビリと在宅療養支援で「人生の満足度」の向上をサポートする鶴巻温泉病院』と紹介されています。読んでみてください。
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回復期リハビリ「リハビリテーション医療に実績ある病院」(PDF 1.9MB)
2014年2月18日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター