院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_34 1.入院して良かったと思える病院へ 2.色紙の第二報
1.入院して良かったと思える病院へ

患者さんのご家族が投稿して下さったお褒めの言葉が神奈川新聞の5月31日朝刊に掲載されました。ありがとうございます。(記事は神奈川新聞社提供)
小室さんは病院リハビリ職員の対応に満足されて、鶴巻温泉病院を良い病院だと思って下さいました。
でも入院前にはその病院が良い病院かどうかはなかなか分からないものです。建物の立派さや、病床の多さでは分かりません。有名なスーパードクターがいても、それだけで良い病院とは限りません。
鶴巻温泉病院ではスタッフそれぞれがプロとして研鑽・向上してチーム全体で良い病院(スーパー病院)になることを方針としています。
病院の質を評価するのに臨床指標があります。例えば「肺がん治療の5年生存率」など、その病院で治療やケアの結果等を示すものです。
鶴巻温泉病院は手術をする急性期病院ではなく、高齢者やリハビリのための慢性期病院です。その場合の指標は少し違ってきます。
今回、当院も会員である日本慢性期医療協会が慢性期医療に関する臨床指標をまとめ、全国40病院の平均値(2011年7月から12月の平均)を出しました。
そのうち幾つかを表にしました。
全国平均の下に鶴巻温泉病院のデータを出しました。病棟種類ごとに分かれています。鶴巻温泉病院の数字は任意に選んだ一つの病棟の数値で全病院の平均ではありません。

blog_33 1.看護師国家試験 2.長嶋終身名誉監督
1.看護師国家試験合格おめでとうございます。
高橋美鈴さん、加瀬恵さん 看護師国家試験合格おめでとうございます。
准看護師として当院で勤務していた高橋美鈴さん、加瀬恵さんが今年看護師国家試験にみごと合格し、晴れて看護師になりました。高橋さんは20年、加瀬さんは17年当院に勤務しています。

看護師になるためには准看護師の資格を持っていても3年間学校へ通わなくてはいけません。学校は昼間ですから、その間 土日や夜間の勤務をしながらの勉強です。
二人とも3人の子育てをしながら勉強を続けました。写真でも分かりますが、普段は「やんちゃ」なイメージです。真面目に勉強している姿など見られたくないのだと思います。でもちゃんと勉強して国家試験に合格しました。
本当に感動しました。皆さんも是非二人を見習って目標を達成してください。
夢があるから、がんばれる
2.長嶋茂雄終身名誉監督から色紙を頂きました。
blog_32 1. 入職式 2. 病院賞募集
1.入職式
4月になり鶴巻温泉病院に総勢61名の新人が入職してきました。皆さんおめでとうございます。若い人たちの希望にあふれた気持ちとエネルギーを大切にして、鶴巻温泉病院の力にしていきたいと思います。
鶴巻温泉病院は昭和54年11月16日に180床の病院として開院し、32年経ちました。今年4月に創設者である荒井喜八郎理事長が退任し、会長になりました。新しい理事長には当院の前院長である、藤田力也氏が就任しました。


新人に祝辞を述べる荒井喜八郎会長
新人職員総代から宣誓書を受け取る藤田力也理事長
荒井会長は新人への祝辞に以下のような話をしました。
『皆さんは医療に関わる職業を選んで本当に幸せである。皆さんは患者さんに対して、自分のできることを提供するわけだが、それに対して患者さんが心から「ありがとう」と言ってくれることがある。場合によっては涙を流して感謝してくれることもある。
自分にとって当たり前の仕事をして、相手に心から感謝される職業などめったにあるものではない。そういうすばらしい職業を選んだことを自覚し、誇りを持って鶴巻温泉病院で働いて欲しい』というものです。
blog_31 1.最後の場所 2.学術研究発表会
1.最後の場所
3月11日で東日本大震災から1年が経ちました。それぞれの人がそれぞれの思いでこの日を迎えたことと思います。地震で直接亡くなった方は15854人、行方不明者は3155人(平成24年3月14日現在)ですが、それとは別に長引く避難生活などで体調が悪化して亡くなる震災関連死と認定された人が1438人でした。ご冥福をお祈りいたします。また私事ですが先日92歳の父が亡くなりました。そんなわけで最近「人の死」を考えることが多くなっています。
皆さんは「ご自身の最後の場所」を決めていらっしゃいますか?
厚労省の統計によると(図1) 1951年には80%以上の方が自宅で亡くなっていましたが、最近では完全に逆転して殆どの方が病院で亡くなっています。

blog_30 平成24年度「方針と目標」 看護部ホームページ
- 患者さんに選ばれる病院
- 職員が働いていることを自慢できる病院
- 時代にあった慢性期病院として進化する病院
1.患者さんのQOL向上
- 楽しく食事できる環境を提供する
- 身体拘束を避ける工夫をする
2.職員のQOL向上
- 就職したくなる病院になる工夫をする
- ワークライフバランス(仕事と生活の調和)を実現する工夫をする
3.チーム医療の質的強化・推進
- クリニカルインディケーター(臨床指標)の利用と結果公表を行う
- 論文作成を支援する
- 第三者評価の実施 医療機能評価機構、慢性期医療の質の評価を受審する
blog_29 あけましておめでとうございます 禁煙外来

あけましておめでとうございます。
鶴巻温泉病院は今年も患者さん、職員皆さんに選ばれる病院、自慢できる病院であるように進化をしていきます。宜しくお願いいたします。
昨年末に永年(10年)勤続者の表彰をいたしました。17名の方々です。
大変ご苦労様でした。病院では現在離職率を減らすための改革に取り組んでいます。職場を愛して、やりがいを持った仕事ができないと10年以上勤めることは難しいと思います。
ありがとうございました。皆さんが鶴巻温泉病院を支えているのだと思っています。これからも他の職員を引っ張っていって働きやすい鶴巻温泉病院を作っていってください。
