院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_86 1. 自分に勝つ 2.コスモス祭 3.RUN伴参加 4.防犯体制
今月号の目次
1.自分に勝つ
先日回復期を退院される患者さまとお話しました。91才の女性で脳卒中で回復期リハに約4か月入院されていたそうです。当院に転院されたときはほぼ全介助だったそうですが、退院時には驚くほど改善し、歩行も軽介助ででき、お話もしっかりされていました。
リハビリは大変でしたか?と質問すると、「大変でしたけど、自分に勝つことが必要」とおっしゃられました。91才の心意気に大変感動し、また勉強になりました。
南館ロビー 長嶋茂雄巨人終身名誉監督の色紙 「勝」
2.コスモス祭
日増しに秋の深まる季節となりました。今年で5回目を迎えたコスモス祭も患者さま、ご家族や地域の方々に好評を頂き、無事に終えることができました。
来場の方々から"スタッフの方々のパワーを感じました""家族全員で楽しみました"など、スタッフの「おもてなし」精神が実を結ぶご意見を頂くことができました。また、ボランティアでお祭りを支えてくれた約100名の職員の皆さまにも感謝します。
コスモス祭 実行委員長 森 睦子
実行委員による開催式
J:COMチャンネルの「デイリーニュース」で放映されました
セラピードッグのヒメちゃんモモちゃんもお手伝い
3.RUN伴(とも)参加しました!
9月22日(祝)、台風接近の中、ランナー・応援団 総勢40名余りでRUN伴に参加しました。当日はあいにくの雨により、認知症当事者の方の参加は少数でしたが、地域の方々と共に看護部の科長・係長が平塚駅~大磯までオレンジの襷を無事、繋ぎました。
また、走行後は中継地点の施設利用者さん、職員さんから手厚いおもてなしを受け、地域との繋がりを感じる素敵なひと時でした。看護部では今後も参加します。ご興味のある方はぜひ、ご一緒に!
- 名称 RUN TOMO-RROW2016(ラントモロー2016)
- RUN TOMO-RROW2016 ホームページ http://runtomo.jimdo.com/
4.防犯体制強化
当院では防犯カメラを40台設置し常時稼働しております。本館東口からの入館制限をし、面会バッジをつけていない方にはお声掛けをして防犯に努めております。何卒ご面会の皆様には面会簿にご記入の上、面会バッジの着用のご協力をお願い致します。
blog_85 1. 接遇コンテスト 2.ご寄附 3.スマホでも見やすく 4.RUN伴
今月号の目次
1.接遇コンテスト結果
鶴巻温泉病院では、院内接遇向上の一環として、毎年「接遇標語コンテスト」を開催しています。職員から接遇への想いを綴った接遇標語を募集しました。
今年は44作品の応募があり、12作品が選ばれ、9月から一年間、毎月1作品ずつ掲示を行い、毎朝朝礼で唱和を行うなど、院内全体として接遇向上に努めています。
今年の最優秀作品は「相手を思いやる心は、あなたの接し方で自然と伝わると思うから」という意図で作成されました。
接遇コンテスト結果↓クリックで拡大↓
↓SSD遠藤室長、最優秀賞 皆川一彦さん、鈴木院長
2.ご寄附のお願い
当院では、皆様からのご寄附をお受けしております。頂いた寄附金は患者さまの役立つものに使わせていただいています。この2年間で計280万円のご寄附を頂き、サイボーグ型ロボットHAL®の 装着時に使用してリハ訓練するためのモニターやカラオケの器械を購入しました。また、南館3階のコミュティースペースの改修も行いました。
ご寄附の受け付けは本館受付のSSD (サービスシステム開発室) か、各病棟科長にお申し出ください。皆様からのご寄附をお待ちしております。
↓HAL® 装着時に使用するモニター
↓カラオケ器械
↓新しくなった3階コミュニティスペース
3.鶴巻温泉病院のHPがスマートフォンでも見やすくなりました。
毎月15000人以上の方が、鶴巻温泉病院のHPを見て下さっていますが、最近ではスマートフォンで見る方が増えてきました。字を大きくして、縦にスライドできるようにして、スマートフォンでも見やすくできるよう(レスポンシブデザイン)にしましたので、スマートフォンでも一度見てください。
HPでは、この院長通信を「院長ブログ」として掲載していますし、「病気の話」では脳の病気を分かりやすく解説しています。脳出血や子供の頭部外傷は毎月2500名以上の方が読んで下さっています。
病気の話|脳の病気 子供の頭部外傷
最近「知って得する身体の話」の連載も始めました。8月はオリンピックに合わせて、「闘争モードになるまでの時間 交感神経の働き」「プレッシャーの呪縛 副交感神経を活性化するには」をアップしました。9月には「365歩のカロリー」をアップします。是非読んでみて下さい。
知って得する身体の話 第17回 365歩のカロリー
4.9月22日(祝)「RUN伴(らんとも)」に参加します!
今年から、看護部の科長と係長で、地域の方々と交流を深める取り組みを進めております。その第1弾として、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指した、認知症の方とタスキを繋ぐ列島リレー「RUN伴」に参加します!
今回は、9月22日に平塚周辺を走る予定です。院内通知やホームページで詳細をお知らせ致しますので、お時間ある方は、オレンジグッズを持って沿道で応援をお願い致します!
- 名称 RUN TOMO-RROW2016(ラントモロー2016)
- 略称:RUN伴(ランとも)
- 主催 認知症フレンドシップクラブ
- RUN伴2016年実行委員会
今年の「RUN伴 Tシャツ」です!
RUN伴 当日スケジュールについて スケジュールはあくまで、おおよその目安です。襷をつなぐというイベントの性格上、予定よりも時間が前後することがありますので、あらかじめご容赦ください。
blog_84 1. 褒める練習 2.原 秀夫先生 3.ゆるキャラグランプリ
今月号の目次
1.褒める練習
先日ある学会で東北大学医学部教授の出江紳一(いずみ)先生のコーチングに関する講演を聴く機会がありました。とても勉強になったのですが、その中で人を褒めることは練習していないとすぐにできないというお話がありました。早速練習用紙を作りましたのでここに掲載します。
↓クリックで拡大↓
別に、私も時々人にキレたり、怒鳴ったりすることがありますが、後味の悪いものですし、何も良い結果を生み出しません。キレないための感情コントロールが必要です。以前にも紹介しましたが、キレそうになったら、これを思い出し、またキレた人にはこれを渡しています。 2枚とも職場の壁に貼っておいて、活用していただけたら幸甚です。家でも役に立つかもしれません。
↓クリックで拡大↓
2.原 秀夫先生 米寿のお祝い
鶴巻地区自治会連合会 元会長の原 秀夫先生には倫理委員会の外部委員をお願いしています。原先生は地域連携公開セミナーには毎回出席していただき、地域の方々にも宣伝してくださっています。通りのよい声で「今日は何の日」のお話をしてくださり、さすが、元校長先生と感心いたします。
その原先生がこの度、米寿をお迎えになりました。おめでとうございます。
「楽しむ境地」 原 秀夫
米寿といわれるこれまで、健康でよく生きてこれたものだというのが、今の思いです。鶴巻に生まれ鶴巻で育ってきましたが、学校や勤めの関係で、鶴巻(秦野)知らずでした。ところが平成元年定年と同時に、地元の自治会長をということで、地元知らずの自治会長になってしまいました。そこで、先ず楽しみながら、地元を知ろうと決めました。
「知之者不如好之者好之者不如楽之者」(論語雍也編)。知る、好む、楽しむこととは、物事に興味関心を寄せて近づき、更に、物事と密接不離の境地でかかわり合えば、苦労があっても、分かることができる境地です。
医療関係に無能無知の私が、鶴巻温泉病院倫理委員会で仕事をさせていただけるのも、楽しむ境地があるからと思っています。 2016年7月29日
3.鶴のまきちゃん大活躍 ゆるキャラグランプリ
当院公認ゆるキャラの鶴のまきちゃんが今年もゆるキャラグランプリに出場しています。 「鶴」ライバルのつるゴンには勝てそうにないので、まず宮崎のおつるちゃんを抜きましょう。毎日投票できます。
※下の図を参考にしてください。パソコン、スマホの方は、初回のみID登録が必要です。携帯電話の方はそのまま投票できます。
ゆるキャラグランプリ投票方法 クリックで拡大
6月の横浜港開港祭に鶴のまきちゃんが招待され、各地の「ゆるキャラ」たちと交流しました。
※当日の様子は"横浜開港祭パレード"に「鶴のまきちゃん」が参加!をご覧ください。
ぐんまちゃん
カモメのハマー君
blog_83 1. 認定看護師 2.合同研究発表会 3.優良危険物取扱者 4.地域包括ケア 5.神慢協
1.2016年7月 新たに2名の認定看護師が誕生しました!
2階南病棟 看護科長 加藤 久美子
摂食・嚥下障害看護認定看護師の認定審査に無事合格しました。 「食べる」ことは、生きることであり、楽しみでもあります。「食べる」「飲み込む」という所に障害がある患者さまに対して、いかに安全に長く楽しく食べ続けられるように支援していくことが私の役割だと思っています。」
5階東病棟 看護師 工藤 美樹
このたび念願の緩和ケア認定看護師の認定審査に合格しました。 これまで以上に緩和ケア病棟のスタッフとともにケアの質を高め、院内・地域の緩和ケアの充実に向けて努力したいと思います。これからもよろしくご指導お願いします。
2.第11回 セコム医療グループ関東地区合同研究発表会
6月18日に毎年恒例のセコム関東地区研究発表大会がありました。
鶴巻温泉病院からは4演題発表し、リハビリテーション部 小室容子さんが発表した、「脳卒中患者に対する自動車運転再開支援プログラム運用の取り組みとその成果」と看護部 富樫 健人さんが発表した「HAL®介護支援用(腰タイプ)HAL-CB01の導入を試みて」が入賞しました。
3.一般社団法人 神奈川県危険物安全協会連合会 表彰式
「かながわ労働プラザ」にて、施設管理室の今井 由高さんが、長年にわたり危険物保安管理の向上と災害事故防止に努めた「優良危険物取扱者」として会長表彰を受賞しました。おめでとうございます。
受賞のコメント
「鶴巻温泉病院に1988年に入職し、危険物取扱保安監督者として、重油・灯油の地下タンク、冷暖房の冷温水発生機など施設の保安業務・災害発生防止に努めてきました。これからも給湯や温泉大浴場・足湯の加温管理など施設管理室スタッフ一同で安全運営してまいります。」
4.医療行為の少ない患者さま、ご家族への地域包括ケアに関する説明会
「日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。65歳以上の人口は、現在3,000万人を超えており、今後、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。
このような状況の中、団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。このため、厚生労働省においては、2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。」
これを踏まえて、厚労省は、全国の病床数を減らす計画をしています。しかし、高齢者が増えると、入院が必要な人は増加します。この対策として、医療必要度の少ない方(医療区分1)は自宅や介護施設へ移っていただき、地域の皆で支えましょうという考え方です。これを受けて鶴巻温泉病院に入院されている医療区分1の患者さま向けに、ご家族へ説明会を開催しました。これからも続けていきますので、どうぞ遠慮なく相談してください。
5.神奈川県慢性期 医療協会 講演会
6月7日は私(鈴木)が会長をしています、神奈川県慢性期医療協会の第5回講演会が開催され、神奈川県保健福祉局保健医療部長の中澤よう子先生をお招きして、「神奈川県地域医療構想について」講演していただきました。 これは前のトピックスの地域包括ケアシステムにつながるお話で、2025年に向けて、神奈川県はこれからの医療をどうするかという大変重要なお話でした。
blog_82 1. 病院賞表彰 2.新(あたらし) 博次 副院長就任
毎月発行の「院長通信」を「院長ブログ」として掲載しています
- 院内掲示の院長通信 2016年 第6号 ダウンロードはこちら(PDF)
今月号の目次(タイトルクリックで記事へリンクします)
1.新年度集会 平成27年度病院賞表彰
毎年恒例になった病院賞の授賞式が新年度集会で行われました。
受賞者の皆さんおめでとうございます。皆さんのおかげで、患者さんや職員の皆さんがハッピーになれました。ありがとうございました。受賞者の皆さんと一緒になって活動したり、助けた人たちがたくさんいます。地味でも毎日真摯に働いている皆さんの活動を取り上げていけたらと思っています。自分で推薦しても構いませんので、どんどん推薦してください。
平成27年度病院賞 金・銀・銅賞 ↓クリックで拡大します↓
blog_81 1. リハ部新部長 2.春まつり 3.入院お問合せ 4.TQM課 5.病院の案内
毎月発行の「院長通信」を「院長ブログ」として掲載しています
- 院内掲示の院長通信 2016年 第5号 ダウンロードはこちら(PDF)
- 今月号の目次(クリックで直接リンクします)↓
1.リハビリテーション部に新しい部長が就任しました。
平成28年4月1日より、リハビリテーション部の部長を拝命いたしました木村 達(いたる)と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。
リハビリテーション部は200名を超すスタッフで病院からご自宅、地域と幅広くリハビリテーションを提供しております。スタッフ全員が皆様の安心ある生活に寄与できるよう日々努力しております。どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
リハビリテーション部 木村 達部長
