院長ブログを開設いたしました
「院長通信」に掲載している患者さん・入所者さん、ご家族の方々・職員へのメッセージをブログ形式で毎月1回掲載いたします。医療機関や介護施設の皆さまにも、「院長ブログ」を通して当院の取り組みをお伝えできればと思います。
鶴巻温泉病院 鶴巻温泉病院介護医療院
院長 鈴木 龍太
院長ブログバックナンバー 目次はこちら
鈴木院長執筆記事
blog_9 ~病院の実力 「回復期リハビリ」 ~

鶴巻温泉病院の回復期リハ病棟は4病棟208床(近々206床に変更)で、全国で3番目の規模です。 回復期リハ病棟には脳卒中、骨折等で発症もしくは手術後2ヶ月以内の患者さんが入院してきます。
リハビリは最大1日9単位(1単位20分、最大3時間)まで保険診療で認められています。リハビリは患者さんとリハ療法士の1対1の作業ですから1日9単位を実施するのは大変です。
blog_8 ~働いていることが自慢できる病院~
4月になりました。新年度の始まりで鶴巻温泉病院には69名の新社会人が入職されました。入職式で希望に燃えた瞳が頼もしかったです。
オリエンテーションでは以下のような宿題をだしました。 平成22年度鶴巻温泉病院の方針は「スーパー鶴巻温泉病院を実現しましょう」です。方針の二番目に「働いていることが自慢できる病院」という項目があります。皆さん一人ひとりが「鶴巻温泉病院で自慢できること」を言えるようにしておいて下さい。 というものです。これは新人ばかりでなく、全ての職員の人に対するお願いです。
「鶴巻温泉病院で自慢できること」で私が思いつくものがあります。
2月に鶴巻温泉病院 学術研究発表会がありました。ここで
院長賞以下6件の研究が賞をとりました。どれも当院の自慢になるような研究です。そのうち「オキシドールを用いた口腔ケアの導入 ~客観的指標を用いた口腔内清潔度の変化~」(3階南病棟 山本眞規子、松本吉成)について少しお話します。
オキシドールで口腔ケアを行うと舌苔が取れ、口臭が改善するという発表です。その成果を写真で示します。
blog_7 平成22年度 鶴巻温泉病院の方針・目標 院長 鈴木 龍太
- 患者さんに選ばれる病院
- 働いていることが自慢できる病院
- コンプライアンスを守り、健全な経営をしている病院
1.患者さんのQOL向上
- 満足のいく診療・ケア・リハを受けることができる
- 家族がよく会いに来てくれる
- 医療者と良好なコミュニケーションがとれている
2.職員のQOL向上
- 的確な評価とフィードバックができている
- ボトムアップ、スキルアップの推進・援助ができている
- 業務内容・人的環境の改善に取り組んでいる
3.チーム医療の質的強化・推進
- それぞれの職種がプロとしての腕を磨いている
- お互いが良いコミュニケーションをとり、協力し、研鑽し合っている
- 多機能病棟を横断的に結びつけている
- 地域への連携と貢献に取り組んでいる
blog_6 ~キレないための感情コントロール~

blog_5 ~スーパー病院を目指しましょう~
皆さん明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
先日私の担当患者さんが亡くなりました。6年間当院に入院なさっていたそうです。お別れのご挨拶に伺いました。さぞ悲嘆にくれていらっしゃるかと思いましたが、思いのほかご家族は毅然とされていました。私におっしゃることは「この病院に入院できて本当に良かった」「病院や職員の方々がすばらしくて、見舞いに来るのが楽しみだった」と病院と職員へのお褒めの言葉ばかりでした。
とても感動しました。職員の皆さんのおかげです。
blog_4 ありがとう鶴巻温泉病院~ご意見・苦情は全て見ています~
当院では患者さん・ご家族に快適な入院生活を送っていただくためにサービスシステム開発室(SSD)という部署があります。
このSSDでは平成9年から退院した患者さん・ご家族の皆さんにアンケートを送り、入院中の感想・苦情をお聞きしています。60%前後の方からお返事を頂きます。その中の大半は嬉しいことにお褒めの言葉です。でも10%程度にお叱りの言葉や、いやな思い出、辛かったことなどが書いてあります。これを"ご意見"という言葉にまとめさせていただきます。アンケートで頂いた"ご意見"と、病院各所においてある「患者様・ご家族へ」と書いてあるご意見箱から集まった "ご意見"、またお客様のご意見・ご要望専用フリーダイアル「ペイシェントベル(0120-250646)」に頂いた "ご意見"は2008年度には全部で約170件になりました。