スタッフコラム
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緩和ケア病棟・・・院外研修「渡辺式家族アセスメント」

2013.11.28

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 緩和ケアスタッフの院外研修の感想をお伝えする「院外研修コラム」です。日本看護協会、神奈川県看護協会以外で受ける院外研修は沢山あります。自主参加といった方法ですが、色々な情報収集をし、自分に合った研修を探し申請し参加しています。
 第一弾は「渡辺式家族アセスメント・ファシリテーター養成コース研修」です。3名の看護師それぞれの思いをお伝えします。
看護師 N:
 『平成25年4月から半年間、渡辺式家族アセスメントの講習会へ参加して来ました。場所は東京タワー目の前の研修室です。毎月東京タワーを見る機会はめったにありません。仲間4人で早朝から急な坂道を登り通いました。講習会へは、沖縄や熊本などさまざまな場所から20名の参加者で共に学びを深めました。
 ここで、渡辺式アセスメントについて少しお話しをしたいと思います。渡辺式家族アセスメント/支援モデルとは、援助の対象者である当事者やご家族が、どのような背景の下にどのような困り事を抱えているかを、対象者とかかわる人々との関係性において理解するために必要な援助者の思考プロセスをモデル化したツールです。その際、「困った場面課題解決シート」を使用します。講習会では、グループ毎にこのシートを使用し、事例を分析していきます。
 私は、家族看護の難しさに直面し、十分な解決策が出ない時間だけが過ぎていく日々に戸惑い、学びを深めようと参加を希望しました。さまざまな病院や施設の方々との出会いも、とても貴重な体験となり、考え方の幅が広がったように思えます。そして、渡辺先生の偉大さを改めて感じ、今回の教えを無駄にしないように病棟で実践していきたいと思います。』

看護師 K:
 『日々のケアの中で、対象は患者様とご家族です。ご家族とのかかわりの中で「どうしたらいいの?」と悩む事例も少なくありません。コミュニケーションをとり信頼関係を築くだけでは解決しない場面も多く出てきます。そのモヤモヤを解決したくてこの研修に参加しました。
 私たち看護側の思いと対象となる方とのバランスが大切ですが、時には「これでいいんだ」「それがその人なんだから」と思える事が大切だと学びました。一つ一つの事例に答えはなく、一人では解決できない困ったことを皆で出し合い語りあうことが大切、そこからヒントがみつかるのだと改めて感じました。
 全国各地から集まった看護師の参加者は救急、小児、在宅、教育、緩和ケアの場と多種にわたりましたが目指すものは一つ、患者様、ご家族を理解したい、より良い看護を提供したいという思いだったように思います。毎月東京タワーを眺めながらの研修は「よし、なんとかなるだ」と思わせてくれる6ヶ月間になりました。』

看護師 S:
 『月に一回上京し東京タワーを目指しながら公園を突っ切って研修場所まで通いました。時には、身体的にきついこともありましたが、着いてみれば一受講生として全国から集まった様々な活動をしている看護職の方との学びは楽しいものでした。
 そして、ランチは少し奮発して都会的なお店(テレビのロケ地にもなった)でみんなと語らいながら・・・・・家族ケアという100人いたら100通り、本当に個別性があり且つ固定観念どおりには行かないもの。皮膚の内側に入ってという渡辺先生の言葉と、他の緩和ケア病棟のNsや、認定Nsなど様々な人との出会いの機会ができた6ヶ月間でした。帰りのビールもおいしかったですよ。 』
最終日、講師の渡辺裕子先生(右2番目)と
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実際に使用した「困った場面課題解決シート」と付箋、グループワークでは付箋が何十枚と並び、A3のシートにはびっしりと解決の糸口が書き出されます。
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