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鶴巻温泉病院 〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北1-16-1 TEL 0463(78)1311

障がい者・難病リハビリ病棟スタッフコラム

病棟紹介 障がい者・難病リハビリ病棟の最新情報や取り組みをお伝えしています。

入院の受け入れについて

2020.12.26

障がい者・難病リハビリ病棟では、リハビリ入院、在宅サポート入院、長期療養入院の3つの機能を持っています。主に神経・筋疾患の難病(パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症等)のご入院が8割程度です。特徴や詳細は以下の通りです。

障害者施設等病棟 2階東病棟 55床


●リハビリ入院
特徴 集中的なリハビリテーション、栄養摂取方法の検討、栄養状態の改善等を行ない、退院に向けた準備を支援します。
リハビリテーション 原則平日のみ実施、当院の医師の判断でご状態に合わせたプログラムを実施します。
入院期間 約1~3ヵ月
●在宅サポート入院(レスパイト入院)
特徴 患者様の在宅療養をバックアップすることが目的です。介護をされているご家族の休息も目的のひとつです。
リハビリテーション 平日のみ(入院日と退院日はありません)
入院期間 7日以上~30日以内(平均1~2週間程度)

特殊疾患病棟 2階西病棟 60床


●長期療養入院
特徴 安心、安全に配慮し、心安らぐ状態での入院生活を支援します。
リハビリテーション 週1~2回程度、お身体の維持を目的に実施します。
入院期間 当院の医師の判断によります。

2階西病棟「患者様とご家族の思いをつなぐ取り組み」

2020.12.04

特殊疾患病棟は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)やパーキンソン病などの難病患者や重度意識障害者が8割以上を占める長期療養を目的とした病棟です。

私たち看護・介護職員は、「声にならない声に気づき、心に寄り添う看護・介護を提供します」をミッションに掲げ、日々患者様のケアを行っています。

 現在、当院は新型コロナウイルス感染症対策として面会禁止状態が続いています。患者様とご家族が半年以上面会できない状況で、心配や不安を抱いていらっしゃることだと思います。

 そこで、患者様とご家族の思いをつなぐ取り組みとして、5月は職員の担当変更のお知らせと、患者様と共に撮った写真とメッセージカードを添えて配送しました。6月頃よりWEBを活用した面会が始まり、予約はすぐに埋まってしまう状況です。9月は面会できないご家族に少しでも患者様の様子を伝えたいという思いから、近況報告のカードと写真を添えて送りました。

 ありがたいことに多くのご家族より返信や温かいお言葉をいただき、職員一同新型コロナウイルスに負けないように奮起し頑張っています。

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メッセージカードと手紙

新型コロナウイルスが早く終息することを願いつつ、「看護・介護職がチームのキーパーソンとなり患者様・ご家族の思いをつなげる」という活動を今後も継続していきます。

2階西病棟科長代理 引地 ゆかり

コロナ禍での夏祭りイベント開催

2020.10.26

 2階東病棟では8月下旬に病棟内での夏祭りイベントを開催しました。

 例年であれば9月に当院のお祭り「コスモス祭」を開催していますが、今年は新型コロナの感染拡大を防ぐため、「コスモス祭」は中止となりました。スタッフ間でも「夏を感じることができるイベントがないのも残念だね」「なにかできることはないかな!」という話になり、ソーシャルディスタンスを確保し感染予防の対策の下で花火大会の上映を実施する運びとなりました。

花火大会

 花火大会は毎年2階東病棟で行っていますが、今回の花火大会では家族と一緒に観たり、感想を話しながら観る事が出来ません。そんな中でも、患者様は季節感のある行事を通して「良かったわ♪季節を感じられるのは良いことね」と嬉しそうな様子でした!

↓写真は実際の様子です!
ソーシャルディスタンスとマスクを着用し準備万端です!

花火大会開催

高齢者の医療と漢方医学

2020.08.31

 我が国は世界で最も人口の高齢化が進んだ国家です。高齢者を支えるための年金・医療・介護にかかわる費用、いわゆる社会保障支出は右肩上がりで増加しており、国内総生産の約4分の1を占めています。今後、団塊世代の高齢化に伴い、社会保障費は更に膨らむ見込みです。


 高齢者が現時点ではまだ自立しているものの、加齢のため心身の働きが弱くなり、介護の必要性が高くなりつつある状態を「フレイル」と呼びます。フレイルの状態を放置すれば早晩、寝たきり状態に陥ってしまうため、「寝たきり予備軍」とも言うことができます。一方で、フレイル状態の高齢者に対して適切に対処することで、寝たきり状態になることを防ぎ、自立した状態に戻すことも可能です。厚生労働省はフレイル予防事業を推進し、要介護状態の高齢者を減らすことで社会保障費の増大を抑えようと活動しています。

フレイルイメージ


 漢方医学における加齢の捉え方はどうでしょうか。約2000年前の中国(前漢時代)に記された『黄帝内経(こうていだいけい)』という古典医学書があります。この本は、黄帝(こうてい)という架空の王と岐伯(ぎはく)という臣下の医学者の間で、健康や病気についてのさまざまな問題点について問答する形式になっています。

古典医学書イメージ
The Su Wen of the Huangdi Neijing (Inner Classic of the Yellow Emperor),
World digital library, Library of Congress から引用


 黄帝は尋ねる。「昔の人はみな百歳まで生きて、しかも動作が衰えなかったと私は聞いている。今時の人は五十歳なるかならないうちに動作が衰えてしまう。これは時代や環境が異なっているからなのか、それとも人々が養生の道に外れてしまったからなのか?」

 岐伯は答える。「昔の人は養生の道理をわきまえており、自然の摂理に則って、飲食には節度があり、労働と休息にも規律があって、みだりに動き回ったりしませんでした。だから、肉体と精神はとても健やかで盛んであって、天寿を全うして百歳を過ぎてから世を去ったのです。それが現在の人は酒を水のように飲み、あり得ないような生活を日常として活動し、酔っては色事にふけり、色欲のおもむくままに精気を使い果たし、元気を消耗させています。元気の素を温存せず、生命力を浪費し、快楽を貪り、養生の原則に逆らい生活習慣にも節度がありません。こんなわけで五十歳になるかならないかで衰えてしまうのです」

療養生活の楽しみ ~経管栄養の方の口から味わう支援~

2020.05.01

※当院では 新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年2月25日より面会禁止とさせていただいております。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

写真左から患者A様、作業療法士、管理栄養士
写真左から患者A様、作業療法士、管理栄養士
2020年1月27日撮影

 障がい者・難病リハビリ病棟では疾患の進行によって口から食べることが難しくなり、鼻や胃に管を通して栄養補給する(経管栄養といいます)患者様も多くいらっしゃいます。

 「経管栄養になると、2度と口から食べることできなくなる」と不安の声を伺うことがあります。しかし経管栄養を行いながら、口から食べることを楽しむ患者様も多くいらっしゃいます。当病棟では、「患者様が食べたいもの」を食べる機能に応じて調理の工夫や環境の調整を行うことで「食」の支援を行っています(※主治医の許可が必要となります)。

 今回は経管栄養の患者様(A様)に対する食べることの支援を紹介します。


リハビリテーション「車椅子はただの移動手段?」

2020.03.24

 車椅子と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか?車椅子=移動手段と考えられている方も少なくないと思います。今回は車椅子について話をしたいと思います。

 車椅子には背もたれが倒れるものや座面ごと後ろに倒れるもの、呼吸器を載せられるものなど様々なものがあります。当病棟では患者様の健康状態や活動性に合わせて車椅子を選定しています。

当院で使用している車椅子の一部
当院で使用している車椅子の一部

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