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在宅難病患者受入れ病床確保事業について
当院では、在宅で出来るだけ長く療養が継続出来るように在宅療養をバックアップすることを目的とした在宅サポート入院(レスパイト入院)の受け入れを行っています。また、神奈川県の事業である「在宅難病患者受入れ病床確保事業」の協力病院になっています。
当院では、「在宅難病患者受入れ病床確保事業」で入院申し込み頂いた方を優先的に日程調整しています。当院の在宅サポート入院(レスパイト入院)と「在宅難病患者受入れ病床確保事業」では、対象患者、入院日数等の規則が異なりますので詳細は、お住まいの保健所・保健福祉事務所に問合せください。
薬剤師がご自宅に伺ってお薬の管理をすることができます
医療保険を利用する「在宅患者訪問薬剤管理指導」・介護保険を利用する「居宅療養管理指導」という薬剤師がご自宅に伺いお薬の管理を行う訪問サービスがあります。医師や看護師、ヘルパーなどによる「在宅訪問」と同じ制度です。
診療のあと、医師が患者さんに必要な薬を記した処方箋を発行しますが、薬剤師による管理指導が必要だと判断した場合はその旨を処方箋に記します。
その処方箋を薬局へ提出していただくと、薬剤師が処方箋に基づいて調剤し、薬を持ってご自宅に訪問します。(もちろん訪問は患者さんの同意後になります)
お宅訪問後、薬剤師は生活に合わせたお薬の管理やセットを行い、お薬の効果・副作用・相互作用、残薬などをチェックし、お薬を安全に飲むための説明や情報提供を行います。訪問結果は医師・介護支援専門員へ報告し、看護師・ヘルパーとも担当者会議などを通じ様々な連携・支援に関わっています。
ご自宅でのお薬の管理方法など、お薬のことならかかりつけの薬局にお気軽に問い合わせてみてください。
薬剤科
在宅サポート入院(レスパイト)を多くの方にご利用頂いています(2)
2017年7月のコラムで2014年度~2016年度の在宅サポート入院のご利用者についてご報告をさせて戴きました。
今回は、2017年度~2018年度のご報告を致します。
下の図は2017年度~2018年度にご利用された患者さまののべ件数・人数となります。
病院から地域へ 医療ソーシャルワーカー
障がい者・難病リハビリ病棟では、リハビリ目的、在宅サポート入院(レスパイト入院)、長期療養目的で入院をされている方がいます。リハビリ、在宅サポート入院(レスパイト入院)目的で入院をされている方は一時的な入院であり、入院生活が終わると、住み慣れた地域での生活を再スタートされます。
地域での生活を開始する前に必要なことが、地域との連携です。在宅生活をする中で介護保険や障害福祉サービス等の社会資源サービスを利用する場合には、在宅関連機関(かかりつけ医師・ケアマネジャー・訪問看護・ホームヘルパー・福祉用具等)との連携がかかせません。
地域連携室について
地域連携室について
私たちは、「気軽に頼れる地域連携室」を理念に、患者さま・ご家族さまの相談を伺っています。当院には14名在籍しており、社会福祉士の資格を取得しています。そのうち2名が障がい者・難病リハビリ病棟を担当しております。
医療ソーシャルワーカーは、病院の中で、患者さま・ご家族さまを生活の視点から支援させて頂きます。ご相談をお受けする場面として、次の3つがあります。
入院に向けて、病棟説明を始め、入院前の審査のためにご用意して頂く書類等についてもお伝えしています。当院でのお受入れが難しい場合には、現状のご生活の中で利用可能な社会資源や相談窓口をできる限りご提案します。
在宅サポート入院(レスパイト入院)のご利用について
在宅サポート入院(レスパイト入院)を多くの方にご利用頂いています。
下の図は過去3年間、在宅サポート入院(レスパイト入院)をご利用された患者さまの、のべ件数と人数になります。
下の図は、過去3年間の新規利用者数です。