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鶴巻温泉病院 〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北1-16-1 TEL 0463(78)1311

障がい者・難病リハビリ病棟スタッフコラム

リハビリテーション 障がい者・難病リハビリ病棟の最新情報や取り組みをお伝えしています。

リハビリテーション「車椅子はただの移動手段?」

2020.03.24

 車椅子と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか?車椅子=移動手段と考えられている方も少なくないと思います。今回は車椅子について話をしたいと思います。

 車椅子には背もたれが倒れるものや座面ごと後ろに倒れるもの、呼吸器を載せられるものなど様々なものがあります。当病棟では患者様の健康状態や活動性に合わせて車椅子を選定しています。

当院で使用している車椅子の一部
当院で使用している車椅子の一部


リハビリテーション「生活の質の評価」

2020.02.20

 当病棟では患者様の生活の質を評価するために、シーコール(Schedule for the Evaluation of Individual Quality of Life:SEIQoL )という評価を実施しています。

 SEIQoLは世界各国で使われている生活の質の評価方法です。面接で個人の生活の質を決定する最も重要な5つの領域を聴取し、それぞれの領域の満足度(レベル)、重要性を評価します。患者様によって生活の中で大切にしている領域が異なるため、患者様が大切にしている領域を聴取し、患者様一人一人に合った支援を行うようにしています。

ある患者様の5つの領域
ある患者様の5つの領域


「リハビリテーション」スタッフコラム

2020.01.24

障がい者・難病リハビリ病棟スタッフコラム 「リハビリテーション」のカテゴリでは、リハビリテーション部のさまざまな取り組みをご紹介します。



ナースコールの調整~安心して入院生活が送れるように~

2020.01.24

 障がい者・難病リハビリ病棟には、病気の進行により、普通型ナースコール(図1)を押すことが難しくなる患者様が多く入院されています。作業療法士は患者様の状態に合わせてナースコールの検討・調整を行っています。

 普通型のナースコールを押す事が難しい患者様には大きな押しボタンスイッチを設置しています。また、手足を動かすことが難しい患者様には息や声、触れることでナースコールを押すことができるマルチケアコール(図2)などを設置しています。患者様・ご家族様からは「こんなものがあるのね!」「自分で押せるナースコールがあると安心」といった感想を頂いています。

 患者様・ご家族が安心して入院生活を送れるよう、今後も患者様の状態に合わせてナースコールの検討・調整を行っていきます。

図1:普通型ナースコール
図1:普通型ナースコール



床ずれに対する電気刺激療法

2019.12.25

 当院では床ずれ(褥瘡 じょくそう)の治療を医師、リハビリテーションスタッフ、看護師、介護福祉士、管理栄養士、薬剤師などからなるチームで行っています。

 床ずれ治療の取り組みの一つとして、電気刺激療法があります。電気刺激療法は「物理療法」の1つで、床ずれの周囲に電気を流し血流を促すことで床ずれの改善を図ります。

 日本褥瘡学会の褥瘡予防・管理ガイドラインでは他の「物理療法」に比べ推奨されています。

 当病棟では通常の床ずれのケアでは改善が得られなかった床ずれに対して、電気刺激療法を試験的に導入しています。その際、リハビリテーションスタッフは電気刺激の設定、電極の位置の設定、姿勢の設定などを行っています。

 患者様のQOLの向上をためにも、今後もチームで床ずれの予防、ケアに関わっていきたいと思います。

床ずれ治療の取り組み 電気刺激療法
[床ずれ治療の取り組み 電気刺激療法]



ALS患者の絵本~つるまき温泉病院物語~

2019.11.21

 入院患者さまの中には、様々な不安や心理的な葛藤を抱えている患者さまがいらっしゃいます。リハビリスタッフは少しでも患者さまの苦痛の軽減が図れるよう関わっています。

 今回、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さまと一緒に「つるまき温泉病院物語」という絵本を作成しました。同じ病気で苦しんでいる人たちと2人の娘さまに対する思いを込めて絵本を作りました。

 ストーリーは入院生活のエピソードをもとに患者さまが考え、イラストは担当作業療法士が描きました。進行していく病気と向き合いながら、伝えたいことを何度も何度も考えながらできた1冊です。

 完成後、患者さまより「自分の気持ちを整理できて良かった」「気持ちが落ち着いた」「みんなに知って欲しい」との感想が聞かれました。

 皆さんにも読んで頂ければと思います。


クリックで絵本(PDF)が表示されます↓


(追記)

絵を描いた作業療法士が絵本を読みました 鶴巻温泉病院 YouTube

絵を描いた作業療法士が絵本を読みました。鶴巻温泉病院のYouTube ユーチューブや公式Facebookページでご覧いただけます。※音声が流れますのでご注意ください。



食べる楽しみの支援 ~おいしい・また食べたい~

2019.10.21

 障がい者・難病病棟には病気の進行により、お口から食べることが難しくなる患者様がいます。そのため言語聴覚士は少しでも長く食べる楽しみを感じて頂けるよう支援しています。

 言語聴覚士が行う支援の一つとして、誕生日などの特別な日に主治医の許可の下、やわらかく調理された介護食品や飲み込みやすく加工した嗜好品を、誤嚥・窒息に配慮した設定で味わって頂くことがあります。

 下の写真は飲み込むことが難しい患者様でも食べられるように加工した年越しそば(とろろそば)です。リハビリの時間に作業療法士と管理栄養士が協力して、麺から作りました(うどんに見えるかもしれませんが・・・)。

 今後も患者様が食べる楽しみを感じてもらえるよう支援していきたいと思います。


年越しそば (とろろそば)



お出かけ図書館 ~そうだ、旅に出よう~

2019.09.19

 当病棟には「お出かけ図書館」という名の図書コーナーがあります。患者様の外出のきっかけになればと思い、普通の観光雑誌だけではなく、車椅子で行けるバリアフリーの温泉旅行の本を並べています。

 ロビーの一角に設置しており、時折患者様だけではなく面会にいらっしゃったご家族も読んでいる場面を見かけます。ご家族からは「こんな本があるなんて知らなかった。今度一緒に出掛けてみようかな」とのこと。

 長く入院している患者様は外出することを諦めてしまう方も大勢います。最近はバリアフリーで行ける旅行も増えているので、この図書コーナーをきっかけに患者様の外出を支援していきたいと思います。


「お出かけ図書館」
[お出かけ図書館]



大きな画面で上映会を楽しもう!!

2019.08.13

 2階西病棟では、月に1回プロジェクターを使用した映画の上映会や高校野球の上映会を行っています。寝たきりの方は自室でTVが見えにくく好きな番組や映画を観ることができません。そのため、患者様の楽しみや離床機会を増やすために定期的にプロジェクターを使用した上映会を開催しています。

 今後も、花火大会やオリンピックなど幅広い世代の患者様や家族が楽しめる上映会を行っていきたいと思います。

ザ・ドリフターズの「8時だヨ!全員集合!」の上映風景
ザ・ドリフターズの「8時だヨ!全員集合!」の上映風景



完成までもう一息!!~趣味活動での作品づくり~

2019.07.16

 レクリエーションセクションでは,患者さんの意欲向上や生きがいの再発見を支援することを目的に患者さんのニーズや心身の状況に合わせたレクリエーション活動を企画実施しています.

 午前中実施している「趣味活動」ではネット手芸,アイロンビーズ,書道,パソコン等を行っています.

 ティッシュカバーを作製しているAさんは,いつも開始から終了時間まで集中して作っています.完成後はご自分のお部屋で使用するそうです.これからも,患者さんのニーズに合わせた活動を提供していきます.


ティッシュカバーを作製
[実際にネット手芸で作製途中のティッシュケースカバー]



HAL®を用いたリハビリテーション

2019.06.24

障がい者・難病リハビリ病棟では、神経難病の患者様に対してHAL®を用いた歩行練習を実施しています。今回ご紹介するのはHAL®自立支援用下肢タイプProです。

HAL®とは、身体に取り付けたセンサーが生体電位信号(筋肉を動かそうとしたときに皮膚に現れる微弱な電気信号)を感知し、運動をアシストする機器です。対象は、認知機能が良好かつ医師が実施可能と判断した方で、動作能力の向上を目的として使用しています。

 アシストの程度は細かく調整が可能なため、患者様に合わせて設定を行うことができます。また、機器には立ち上がりや歩行の正常な動作もプログラミングされています。患者様からは「疲れるけど、練習後は足が動きやすくなるね」や「歩く感覚を思い出したみたい」との声が聞かれています。

 当院は、HAL®の他にも多くの先進機器を取り入れています。これからも患者様に合わせた機器を選択し、質の高いリハビリテーションを提供できるよう努めていきたいと思います。

※尚、写真は患者様の同意を得て撮影、掲載しています。


HAL®自立支援用下肢タイプPro


1年ぶりの我が家へ ~呼吸器を使用しての外出支援~

2019.05.20

 当病棟では患者さまの希望に合わせて、外出をチームで支援しています。医師が全身状態の管理、本人と家族と作業療法士が外出の企画、理学療法士が体力の評価や車椅子姿勢の調整、看護師が医療行為についての申し送り、医療ソーシャルワーカーが介護タクシーの手配や日程調整、臨床工学技士が呼吸器を調整するなどして、外出を支援しています。


自宅周辺でお花見をしている様子
[自宅周辺でお花見をしている様子]



【調理を通した活動支援】 リハビリテーション

2019.02.22

 当病棟では、患者様の楽しみ、食思の評価、家事動作の獲得、行事の一環として、さまざまな調理を通した活動を実施しています。患者様それぞれの身体機能・認知機能・嚥下機能・食習慣・思い出などに合わせて、リハビリテーションスタッフが調理を支援しています。


 家族にうどんを作って振る舞うことを楽しみにしていた人、ハロウィンパーティーやクリスマスパーティーを開くことを年間行事にしていた人、家族に手打ちうどんを振る舞っていた人、誕生日プレゼントをあげたい人など、これまで数多くの調理を支援してきました。

 調理(料理)は患者様を笑顔にする不思議な力を持っています。

 患者様を笑顔にするためにも、これからも調理を通した活動を支援していきたいと思います。



[患者様が作った料理でハロウィンパーティー]



[患者様自慢の手打ちうどん]



[家族が好きなピザをプレゼント]



コミュニケーション支援「ハイテクノロジー」

2018.03.01

当病棟では難病の患者様に対して積極的にコミュニケーション支援を実施しています。

コミュニケーション支援には、大きく分けて1~3があります。

  1. ジェスチャーや口文字など道具を使用しない「非エイドコミュニケーション」
  2. 文房具や文字盤などを使用する「ローテクノロジー」
  3. 高度な機器やセンサー類などを活用しコミュニケーション機器を使用する「ハイテクノロジー」
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「miyasuku EyeConSW」を操作している様子



患者さまとお祭りに向けて作品作り

2017.11.28

障がい者難病リハビリ病棟では、レクリエーションスタッフやボランティアスタッフが、患者様が楽しめるような様々な作業活動を提供しています。作品作りを通して、他者と関わる時間が増えたり、季節感を感じることが出来たり、自分の作った作品を誰かにプレゼントすることで達成感に繋がります。

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コスモス祭という病院のお祭りで患者様の作品を展示・販売したためその内容を報告します。コスモス祭は、当院で年一回開かれるお祭りです。ボランティアによる演目やスタッフによる屋台、患者様が作った作品の販売・展示などを行います。今回、障がい者難病リハビリ病棟では、患者様の作品販売として「タッセル」を作りました。

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