緩和ケア認定看護師 工藤美樹
4月から緩和ケア病棟を離れ、外来担当となりました。看護師生活32年目にして初めての場所で、新型コロナの騒ぎも重なり、あっという間に5か月目に突入しました。
外来の役割のひとつに「入院前からの支援強化と病棟との連携強化」として入院受け入れがあります。外来看護師は前日に送られてくる患者情報をもとに安全でスムーズな入院案内を行うことが必要となります。特に入院後、安全で適切な薬剤管理や曝露対策が実施できるよう、薬剤師との連携はとても大切です。
そこで、緩和ケア認定看護師として、がんの治療中やがんの既往がある患者様の入院時には、抗がん剤や医療用麻薬の使用状況を事前に把握して薬剤師と情報共有するようにしています。
外来での緩和ケアの充実にはもう少し時間がかかりますが、自分らしい緩和ケアができるように今後も頑張っていきます。