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鶴巻温泉病院 〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北1-16-1 TEL 0463(78)1311

障がい者・難病リハビリ病棟スタッフコラム

チーム紹介 障がい者・難病リハビリ病棟の最新情報や取り組みをお伝えしています。

パーキンソン病の栄養管理 ~管理栄養士という立場から~

2017.12.16

今回は、パーキンソン病の栄養管理をテーマにお話ししたいと思います。

パーキンソン病は病気の進行とともに現れる「手の震え(不随意運動)や筋肉のこわばり(固縮)」などの特徴的な症状から、通常より多くのエネルギーを消費します。そのため、患者様の中には「運動量は減ったのに痩せてしまった。」「食べる量は変わっていないのに痩せてしまった。」という方が多くいらっしゃいます。

そこで、当病棟では他院で考案された「パーキンソン係数(*)」を参考にしてエネルギー設定を行っています。症状の程度に応じて独自の係数を乗じることにより、エネルギーを補う栄養管理の方法です。

入院期間中は、入院時に設定した必要栄養量が今の症状にあっているか、毎月、神経内科の医師と管理栄養士の2名でパーキンソン病の患者様のもとへ伺い、症状の聞き取り、触診をもとに見直しを行っています。また、体重の変化や食事がどのくらい食べられているかを定期的にみることで、エネルギー消費量とエネルギー摂取量の出納を確認しています。

医療ソーシャルワーカー「入院中の外出支援について」

2017.04.03

日頃、医療ソーシャルワーカーは、患者様・ご家族より入院中や退院後の不安や困っていることについて相談を受けています。入院は、自宅とは異なる環境での生活となるため、患者様・ご家族が安心してお過ごし頂くことや、入院中に希望することを可能な限り実現したいと思い関わっています。その中で、患者様・ご家族の希望の一つとして、入院中の外出の相談を受けることがあります。

例えばご家族より「長い入院になって外に連れて行ってあげられていない。楽しみを作ってあげたい」という声が聞かれます。

チーム医療

障がい者・難病リハビリ病棟は、医療行為(気管切開・経鼻経管栄養・吸引・呼吸器)や重度の介助を必要とする方が入院されているため、外出を計画する上で様々な準備が必要です。安全に外出して頂けるよう、患者様・ご家族の希望を伺いながら、多職種で連携して支援を行っています。


コミュニケーション支援「伝の心」

2017.03.13

障がい者・難病リハビリ病棟には、筋萎縮性側索硬化症(以下ALS)という全身の筋肉が動かし難くなり、話すことが出来なくなる難病の方が入院しています。ALSの患者様は体が動かし難くなりますが、脳の機能は障害されないため、物事を考えたりすることは可能です。その為、コミュニケーション支援が重要となります。

dennoshin02.JPG|患者様が手元のスイッチで伝の心を操作している様子
患者様が手元のスイッチで伝の心を操作している様子

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