blog_52 1.忘年会 2.あかりの夜
今年もあっという間に1年が過ぎようとしています。
12月10日に鶴巻温泉病院の忘年会を行いました。病院だけでなく、秦野地区の三喜会事業所から約600名の参加があり、盛り上がりました。司会役は新人看護師の本田有未さんと、新人リハPTの大江健人君でした。緊張で張り詰めた感じでしたが、それでも笑顔でできました(写真)。幹事さん達お疲れ様でした。
忘年会では以下のようなお話をしました。
鶴巻温泉病院は今年は、看護師不足、神経難病リハビリセンターの医師退職、病床稼動の低下など悩みの多い年でした。職員の皆さん本当にご苦労様です。そんな中良い事もたくさんありました。
- 保育所が新しくなりました。
- 回復期1の病棟が2つできました。
- 勤務時間内禁煙が浸透してきました。
- 歯科が本格的に稼動し始めました。
- 残業時間が順調に減ってワークライフバランスの意識がでてきました。
- 来年4月の新人看護師入職が例年より増えています。
- 訪問リハ、訪問栄養、訪問歯科や、レスパイト入院、短期入院と在宅支援が急速に進んできました。
- 各機能別運営会議から新しい取り組みがどんどん出てきました。
「自律的に進化するスーパー鶴巻温泉病院」という今年の病院の方針と目標にぴったりの行動で大変喜んでいます。
また未来の鶴巻温泉病院に役立つことばかりです。
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患者さまからの感謝の言葉も頂いています。
『脳内出血でお世話になりました。一命をとり止め、色々な方々と接し、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
入院中、主治医の先生が毎日夕方に回診に来られて親しく話しかけ、握手してくださいました。1日のリハビリが終えて長い夜が始まるのは、一番心細く思う時間帯です。先生にどんなに癒された事か。
部屋の明るさとともに皆様と毎日交わす挨拶、「おはよう、今日も良い天気だね。今日は風が強そう!雨だね。リハビリの時間のお知らせ。」一日頑張ろう!と気合いを入れたものです。
皆さんの事が今も頭から離れません。お世話くださったスタッフの方々、ありがとうございました。私の人生の一頁にはっきりと刻み込まれています。 お逢いしたいです。』
緩和ケアに入院された方からです。
『治療による改善の見込みはなく、余命も本人の生命力に任せるのみといった状態で母は鶴巻温泉病院へやってきました。その選択は大正解でした。先生をはじめスタッフの方達の心優しさ、大好きなラベンダーの香り、緩やかに流れるオルゴール曲、窓から暖かい光が差し込み、なんだか希望まで持てる感じでした。
それからの毎日はゆっくりと流れ、私たちはいつもどおり、明るく普通の会話を楽しみました。母もふと目を細めたり、指を動かして仲間に入ってきました。そして最後にみんなで「いいドライブだったね」といいながら車から降りました。このような時間を与えてくださった病院に心から感謝しています。』
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鶴巻温泉病院はいつでもこのように思っていただけて、そして患者さまから選ばれる病院であり続けたいと思っています。皆さん来年もよろしくお願いします。
12月16日に第4回「あかりの夜」がウッドデッキで開催されました。
緩和ケア病棟(5東病棟) 幸せつくり隊(代表 工藤美樹さん)の企画です。
デッキに出れない患者さんのために5階病棟では小杉先生が病室を回ってハープの演奏をしました。
2013年12月18日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター