blog_47 1.禁煙の薦め 2.介護病棟 外出レクリエーション
「今日も元気だ、たばこがうまい」
昭和32年の広告のキャッチコピーです。その頃はタバコを吸うのがかっこよかった時代です。
「今日も元気だ、たばこがうまい」のポスターは「たばこと塩の博物館ホームページ」でご覧いただけます。
でも時代は変わりました。タバコを吸っていない肺と吸っている肺を比べてください。ぞっとしませんか?
(↑画像は実際の肺を元にしたイメージです)
病院の喫煙率は2011年で26%です(2012年1月号)。2011年の日本人の喫煙率は20%なので、病院の職員の喫煙率のほうが高いことになります。
健康増進をめざす立場の病院の職員が、喫煙率が高いということは自慢できることではありません。患者さんからも時々苦情が来ています。幸いなことに係長会で病院勤務時間内禁煙が決まりました。自律的な運動で大変嬉しいことだと思っています。
病院では3年前から禁煙外来を開設しています。(2013年7月現在)
でも受診した人は12人しか居ません。禁煙外来を受診して、終了(3ヶ月)した職員には病院から5000円の補助を出しています。また「神奈川県医療従事者健康保険組合」からも5000円の補助がでます。
殆ど無料で禁煙に挑戦することができます。是非、是非、禁煙に取り組んでください。
私も禁煙して4年以上経ちます。禁煙の辛さも分かっています。でも禁煙して本当によかったと思うことが幾つかあります。
- 医師として、堂々と禁煙しなさいと言える。
- 喫煙所を探さなくて良い。特に飛行機を降りた時の空港や、長い会議の後に吸いたくなるのですが、タバコが吸える場所を探すのは大変です。吸えないとなると益々吸いたくなるのでイライラ・ストレスが募ります。
- 道路で吸う罪悪感から開放される。
- お小遣いが増える。1日1箱400円として10年間で146万円になります。どうですか?
禁煙外来を受診すると80%の人が禁煙に成功できるそうです。
テレビで宣伝をしていますが、禁煙したい方はネットで「すぐ禁煙」を検索すると見つかります。
職員以外でもタバコを吸っている皆さん。どうぞ禁煙外来を活用してください。
すぐ禁煙.jp http://sugu-kinen.jp/
患者さん(ご家族)から感謝の言葉です。
『 素晴らしい企画に感謝します。 バラ好きの主人が、思いがけずバラ園に連れて行っていただくことになりました。お天気にも恵まれ、写真を拝見しますと、色とりどりに見事に咲いているバラ園で、晴れ晴れとした満足そうな顔の主人が写っていました。感無量でした。
このような行事を企画して下さった病院の方々、スタッフの方々、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。』
2013年7月21日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター