blog_19 平成23年度「鶴巻温泉病院 方針と目標」を決めました
2011.03.09
スーパー鶴巻温泉病院とは
- 患者さんに選ばれる病院
- 職員が働いていることを自慢できる病院
- 時代にあった慢性期病院として進化する病院
1.患者さんのQOL向上
- 良質の診療・リハビリ・ケアを受けることができる
- 病院へお見舞いに来る回数・人数を増やす
2.職員のQOL向上
- 就職したくなる病院にする
- 対外的な認知度(ブランド力)を上げる
3.チーム医療の質的強化・推進
- 慢性期医療協会の認定審査を受ける
- お互いが良いコミュニケーションをとり、協力し、研鑽し合っている
- 学会発表・論文発表を増やす
平成22年度の方針は「スーパー鶴巻温泉病院を実現しましょう」(院長通信2010年3月号)でした。
スーパー病院というのはテレビにでてくるスーパードクターから思いついた私の造語です。スーパードクターのように個人の力がとび抜けているのではなく、患者さん・家族・医師・看護師・コメディカル・職員全てが協力して夫々の最大の力を発揮すれば大きな力が生まれる。そういう実力のある病院をスーパー病院と呼ぼうと提唱したのです。
幸い皆さんの頑張りでかなりスーパー病院が実現してきました。まだ出来上がったわけではありませんが、少し先取りして平成23年度の方針を「進化するスーパー鶴巻温泉病院」としました。
私の最初の院長通信で「変化を進化に、進化を笑顔に」という標語を掲げています(2009年8月号)。病院も良い方向に絶えず変化し、それが進化につながると考えています。
当院で15年間看護部長として活躍された守山伸子看護部長が一線を退かれます。副院長として看護部だけでなく、病院全体を見る視点を兼ね備えた方でした。鶴巻温泉病院の自慢の一つであるチーム医療を推進し、多くの人材を育てて下さいました。繊細かつ大胆でとても頼りになる存在でした。新米の私も随分助けていただきました。
守山看護部長は2010年11月号のフィリアという雑誌の表紙を飾っています。フィリアを読んだ知り合いの赤十字病院院長が「先生の病院の看護部長は素晴らしい。先生はそういう人と一緒に仕事ができて幸せだね」と電話をくれました。かねがね立派な人だと思っていたのですが、そういう風に言われて益々確信しました。幸い母体の三喜会に残っていただけますので、これからも見捨てずに手を差し伸べていただけたらと思います。(4月1日より三喜会本部 病院運営担当理事に就任)
尚、後任の看護部長は三家本 洋子(みかもと ようこ)さんが4月に就任されます。宜しくお願いします。
2010年度下期の鶴巻温泉病院賞候補者の公募を開始しています。職員は提案箱に入れてください。患者さん・ご家族からの応募も受け付けております。推薦したい人がいたら是非意見箱に入れてください。締め切りは3月末です。
2011年3月8日 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太