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【服薬指導について】 薬剤科
2020.07.10
前回の薬剤科のコラムは、薬剤師がご自宅に伺ってお薬を管理する訪問薬剤管理指導についてでしたが、今回はベッドサイドで行うお薬の説明についてお伝えします。
※服薬指導時を含め、職員は常時マスクを着用しています。
病院で行う服薬指導は、医師の依頼のもとに薬剤師が行う「薬剤管理指導業務」という業務の一環となっています。「薬剤管理指導業務」とは薬剤師が薬歴管理と服薬指導を介して入院患者さんの薬物療法への認識を向上させ、また患者さんから得られた情報を医療スタッフへフィードバックすることで薬物療法を支援する業務と定義されています。
まず伺う前に患者さんの薬・アレルギー・副作用歴・経過などの情報を確認します。
レボドパ含有製剤などのパーキンソン病治療薬は、症状をコントロールするために服用する薬剤の量や服用時間が患者さんによって異なるため、これまでの内容から変更があるかどうかもチェックします。
患者さん・ご家族のところに伺い、現在服用している薬の効果・飲み方・注意点などをお薬の説明書を用いて説明します。また、お話の中で薬の副作用や飲み辛さなどの問題が起こっていないかなども確認しています。
退院時には、入院前から継続して服用している持参薬と、当院からの退院処方を合わせて服用していただく場合もあります。退院後も安心して服用できるように患者さん・ご家族がわかりやすいように一包化する・薬袋を作り直すなど、調剤方法を工夫しています。
服薬指導は予約制で行っています。現在は主に退院時に服薬指導を行っていますが、もしそれ以外でも薬剤師からの説明のご希望がありましたら担当の看護師へお気軽にお声掛けください。
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