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リハビリテーションの紹介(1)
今回は、障がい者・難病リハビリ病棟におけるリハビリテーションについてお話します。当病棟では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、レクリエーショントレーナーが、それぞれ専門的なリハビリテーションやサービスを提供しています。
理学療法 (Physical Therapy)
理学療法では、寝返り、起き上がり、立ち上がりや歩行など日常生活で行う動作の維持・向上を目指して実施しています。
必要に応じて公共交通機関を利用した外出練習やゴルフの練習を行うなど、個々人に合わせたプログラムを組んでいます。
作業療法 (Occupatinal Therapy)
作業療法では、病気とうまく付き合いながら日常生活を送るための練習や環境の調整、患者さま・ご家族さまが大切にされている活動(外出、外泊、調理、手芸など)を継続するための支援を行います。また病気の影響で声を出してお話することが難しい患者さまに対して、個別性に応じたコミュニケーション方法を検討し、練習を行います。
コミュニケーションの代替手段としては、「伝の心」や「レッツチャット」「透明文字盤」などがあります。


↑ 透明文字盤:患者さまと介助者の視線を合わせて意思を読み取ります
言語聴覚療法 (Speech-language-hearing Therapy)
言語聴覚療法では、言葉や飲み込みに関するさまざまなリハビリテーションを行いますが、当病棟では特に「味を楽しむ」支援「思いを伝える」支援に力を入れています。
少しでも味を楽しんでいただく取り組みとして、味付き棒でのどのアイスマッサージを提供する、調理練習中に味見を行うための支援等を行っています。また一人ひとりに合わせてお口周りのリハビリテーションや発声・発音練習を行っています。

↑ ジュース等で様々な味のアイス棒を作っています
レクリエーション(Recreation)
レクリエーションでは、音楽活動やグループレクリエーションを実施しています。音楽活動では、季節の童謡唱歌や歌謡曲、参加されている患者さまのお好きな歌を一緒に唄っています。グループレクリエーションでは、お手玉やボールを使った軽運動、クイズなどを行い他者との交流を図っています。
会の名は「にこにこ会」といい、参加される皆さまが“にこにこ笑顔になれますように”という意味が込められています。

↑ 軽いボールを使ってボーリングを行っている様子です
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