blog_87 1. 褒め合うこと、笑うこと 2.白鳥さま 3.ふれあい会 4.増渕室長 5.表彰式
今月号の目次
1.褒め合うこと、笑うことで脳からドーパミンがでて、脳が活性化されます。
先日学会で認知症医療の専門家である群馬大学名誉教授 山口晴保先生の講演を聴く機会がありました。認知症の人に対する5原則を教わりました。
1.快刺激 2.褒め合い 3.コミュニケーション 4.役割を作る 5.失敗を防ぐ支援 だそうです。
特に褒め合って、快い刺激を受け、笑顔になると脳からドーパミンがでて、脳が活性化されるそうです。8月号の院長通信ではコーチングの項目で褒める練習の効果の話をしましたが、認知症予防でも褒め合うことが大切だそうです。
まず隣にいる人同志で何も考えずに「あなたが居てくれて嬉しいです」と言ってみましょう。必ず笑顔になって、脳にドーパミンがあふれます。
2.緩和ケア病棟に入院されている白鳥誠一さま(93才)からお手紙を頂きました
93才ですが、かくしゃくとされていて、人を気遣い、まさに自分に勝っている素晴らしい方です。一部分抜粋します。
白鳥誠一さまからのお手紙
健常者と障碍者、治療される側と治療する側などに、隙間がある事は当然ですが、その隙間を埋める方々に、患者と接触の多い看護師さんや介護士さん※「原文ママ」・リハビリ担当・お薬担当・栄養士さんなどがあって、病院生活の質を高めていくと愚考している次第です。ここでの1ヶ月余りの院内生活を通じて、N先生をはじめチームの皆様から痛みや悩みを共有してくださる家族的な扱いを受けて「いつもありがとうございます」の100点満点で感謝しています。※介護福祉士・介護スタッフ
白鳥 誠一さまと
3.ふれあい会 ~子供たちとの交流~
2016年10月5日 鶴巻温泉病院に小さな子供たちのにぎやかな声があふれました。看護部係長会が主催している「ふれあい会」(統括 鈴木龍司)に来てくれた子供たちです。 ※子供さんのお写真はホームページには掲載いたしません。
ふれあい会リーダー 介護福祉士 杉本亘哉より
患者さまに子供とふれあう機会を創りたいという思いで「ふれあい会」が発足し、18年目となります。今年度は患者さま100名、鶴巻小学校の生徒150名の参加となりました。
生徒のダンスや歌を鑑賞し、貼り絵・手遊び等で多いに盛り上がりを見せました。今後も生徒とふれあう機会を通じて、患者さまに喜んでいただける会を開催してまいります。
4.安全管理対策室 増渕優子室長 ありがとうございました。
4年半の間鶴巻温泉病院の安全管理対策室長として、病院を守り、患者さま・ご家族の相談やご意見を聴き、職員の相談も受けてくださった、増渕室長が定年を迎えました。鶴のまきちゃんの衣装も作ってくださっていました。先日壮行会がありましたが、増渕室長の「とんぼ♪」は絶品で、聞いている人も歌っている人もストレスが抜けてすっきりするというエンターテイメントとして、確立されたものでした。後任は前田 直美室長になります。
「退職のご挨拶」 増渕 優子
入職してから11年が経過しました。この間に、病棟科長、教育担当科長、安全管理対策室室長、相談窓口を担当しました。役割を進める中では、楽しい時、辛くて逃げ出したい時もありました。いつも、周りの方々に支えていただいたおかげで、今ここに、定年退職を迎えることが出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になりました。
5.平成28年度 秦野・伊勢原地区保健衛生関係表彰式
11月10日 保健衛生の向上に永年尽力した功績を顕彰する「保健衛生関係表彰式」が行われ、放射線科 診療放射線技師 永野俊樹さんが表彰されました。おめでとうございます。
「感謝の言葉」 永野 俊樹
まず、これまで同一の病院で23年間務めることが出来た事を感謝いたします。そして此の度、病院の推薦により、このような賞をいただけたことを本当に有り難く思っています。これからも放射線技師として患者さまの一助になることを念頭におき、仕事に精進したいと思います。
2016年11月26日
医療法人社団 三喜会 理事長
鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
- 院内掲示の院長通信 2016年 第11号 ダウンロード(PDF)はこちら