blog_103 1. 学術研究発表会 2.慢性期リハ学会 3.三喜会の未来を考える会
今月号の目次
3月4日に第29回鶴巻温泉病院 学術研究発表会が開催されました。
病棟業務を行いながら、慣れない研究をデザインし、まとめて発表するのはとても大変だと思います。その努力が、患者さんのためになったり、職員の業務改善に繋がったりしていくと嬉しいですね。やりっぱなしでなく、継続して、研究を完成していただきたいと思いました。是非お願します。
病院長賞
- リハビリテーション部 内原基成
「当院回復期リハビリテーション病棟入院患者の転倒と注意機能との関連性」 - 転倒する人はTMT-Bの点数が有意に低いので、TMT-Bの点数が低い人は要注意。但し、①→あ→②→いと線を引いていく、この検査(下図)はとても難しそうですね。私も途中でくじけそうです。
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教育研修推進委員会委員長賞
- 栄養科 石田彩乃
「障がい者難病リハビリ病棟における栄養管理の重要性」 - パーキンソン病の患者さんは手や身体の震え、緊張のためにエネルギー消費が高い。それを加味して、計算式を作成し、食事のカロリーを増やしたところ体重が増加した報告です。
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奨励賞は次の皆さんでした。看護部 古谷香里、斉藤博樹、 岸由紀子、リハビリテーション部 山岡由紀(以上、敬称略)
選ばれた演題の一部は6月の「セコム関東地区合同研究発表会」で発表されます。それまでに更にブラッシュアップして、皆さんを唸らせる発表にしてください。
第5回 慢性期リハビリテーション学会報告
2月号で紹介した第5回慢性期リハビリテーション学会が平成30年2月26-27日 横浜パシフィコで開催されました。私(鈴木)が大会長で、鶴巻温泉病院から実行委員、シンポジスト、座長、演題発表、ボランティアなどで30名以上の職員が参加し、協力してくれました。学会のテーマは「リハビリテーションで広がるEnjoyment of life」でした。
写真(上)はシンポジウム4「障害を乗り越えて?」の参加者の皆さんで、障がいのある方たちが直接発表をしてくださいました。「できないと諦めない 方法を変えて挑戦する」「不便だけど、不幸ではない」との言葉に感銘をうけました。
三喜会の未来を考える会
3月5日に三喜会創設者の荒井喜八郎名誉会長、第2代理事長藤田力也先生を迎えて、三喜会の進むべき道を討議する「三喜会の未来を考える会」を開催しました。
藤田前理事長が3月一杯で三喜会を去られますので、良い機会と思い企画しました。藤田先生 ありがとうございました。各施設から幹部、若手職員総勢60名ほどが参加し、熱心に討議され、いくつかの要望もでてきました。町田公人本部長を中心にこれから1年ほどかけて答申されます。
写真は左から 現理事長 鈴木龍太 創設者初代理事長 荒井喜八郎 第2代理事長 藤田力也
医療法人社団 三喜会 町田公人本部長によるプレゼンテーション
2018年3月26日
医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
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