blog_93 1. 鶴巻温泉春まつり 2.臨床指標(QI ) 3.面会者用トイレ
今月号の目次
鶴巻温泉春まつり
1.鶴巻温泉春まつりへの参加
4月29日(祝)に恒例の「鶴巻温泉春まつり」が開催されました。当院リハビリテーション部は体力測定(肺活量測定、ロコモ度チェック、嚥下機能チェック)、あじさいの丘 鶴巻訪問看護ステーションと高齢者支援センターは血圧測定と健康介護相談を実施し、たくさんの地域の皆さまに来ていただきました。毎年楽しみに来てくださる方も多く、地域の方々の健康意識の高まりを感じました。
今後も「地域に根ざした鶴巻温泉病院」となるべく、いろいろな地元のお祭りに参加する予定です。
リハビリテーション部公式Facebook ページでも当日の様子をご紹介しています。
2.臨床指標(QI クオリティインディケーター)
院長通信 2012年6月号と2013年5月号でも掲載していますが、鶴巻温泉病院では医療の質を表す指標として、QIを発表しています。以前はCI クリ二カルインディケーターと言っていましたが、2015年からセコムの提携病院で同じ指標を出して、比較できるようにする試みが始まり、それ以来QIと統一しました。
今回は(1)尿道留置カテーテル患者の1か月の抜去率と(2)肺炎の新規発生率を紹介します。
(1)尿道留置カテーテル患者の1か月の抜去率
尿道留置カテーテルは排尿困難な患者さんに入っていますが、排尿訓練をして、抜去できれば患者さんのためになり、感染も防げます。抜去率は高いほど努力していることを示しています。当院は赤い線ですが、他の提携病院と比較して高い水準で推移していることが分かります。患者さんの病態の違いがあり、一概に高いから良いとは言いにくいところがありますが、参考にはなります。
グラフ赤が鶴巻温泉病院
(2)肺炎の新規発生率
高齢者は誤嚥性肺炎が多く、肺炎は重症化の大きな原因となります。肺炎の予防には、口腔内のケアや、体位、食事のケアなどが大切です。その点から肺炎の新規発生率は 低い方が良いと考えられます。鶴巻温泉病院では他の提携病院と比較してもだいぶ低いことが分かります。
グラフ赤が鶴巻温泉病院
3.面会者用トイレがきれいになりました。
「面会者用トイレが少ない」「場所がわからない」などのご意見を頂いています。
本館1階ロビー階段横トイレ
この度本館1階のロビーの階段横にあるトイレを改装しましたので、ご案内します。お子様が座れるベビーチェアーもご用意しました。※ベビーチェアーは生後5か月から2歳半までのお子様を対象としています。
遠くからもわかりやすいサイン
ベビーチェアー
南館6階一般トイレ
南館6階一般トイレ内(金魚の水槽近く)に、お子様用トイレットトレーナー(洋式便座)を設置しております。また、おむつ交換台も併設しております。どうぞご利用ください。※トイレットトレーナーは2歳以上6歳ぐらいまでのお子様を対象としております。おむつ交換台については、生後1か月から2歳半までのお子様を対象にしています。
子供洋式便座
おむつ交換台
また南館6階の男子・女子トイレについても使いやすく改装する予定です。
2017年5月15日
医療法人社団 三喜会 理事長
鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
- 院内掲示の院長通信 2017年 第5号 ダウンロード(PDF)はこちら