blog_79 1.開設者 荒井喜八郎会長 2.学術研究発表大会
毎月発行の「院長通信」を「院長ブログ」として掲載しています
- 院内掲示の院長通信 2016年 第3号 ダウンロードはこちら(PDF)
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1.荒井喜八郎会長 鶴巻温泉病院を開設していただき、ありがとうございました
3月1日に「三喜会設立35周年記念 開設者荒井喜八郎会長退任パーティー」を開催しました。
三喜会は鶴巻温泉病院ができて1年後に設立されていますので鶴巻温泉病院は開設36年となります。荒井会長は当時珍しい医師以外の医療法人の理事長であることが注目されました。
会長は自分の子供のように病院を愛してくださり、「患者さまの幸福、職員の幸福、地域の幸福」をモットーに現在の三喜会を築き上げてきました。荒井会長、長い間ありがとうございました。
開設者・初代理事長 荒井 喜八郎会長
開設当時の鶴巻温泉病院(1979年1月)
初期の小田急線ステッカー
鶴巻温泉病院を支えた人々との記念写真
2.鶴巻温泉病院 学術研究発表大会
2月21日に恒例の第27回鶴巻温泉病院学術研究発表大会が開催されました。業務との折り合いをつけながらの研究は、とても大変だったと思います。お疲れ様でした。
今回発表された方のうち、得点数が上位4名の演題つきましては、セコムの合同研究発表会で発表してもらうことになっております。(看護部 柏木真里子)
●院長賞 リハビリテーション部 小室容子
脳卒中患者に対する自動車運転再開支援プログラム運用の取り組みとその成果
「回復期リハビリテーション病棟で、退院後に自動車運転再開を希望した脳卒中患者を対象に自動車運転再開支援プログラム(DSプログラム)を実施している。DSプログラムの実施前後において、注意機能改善を認める効果が示唆された。」
受賞者コメント 「脳卒中患者の社会参加やQOL向上のために、作業療法士が自動車運転再開を支援しています。今後もより良い支援が出来るように努力していきます。」
●教育研修推進委員会委員長賞 看護部 富樫 健人
HAL®介護支援用(腰タイプ)HAL-CB01の導入を試みて -排泄介助場面からHAL®介護支援用の活用方法を探る-
「腰部に負荷がかかりやすい排泄介助場面において、HAL®介護支援用(以下HAL®と略す)を装着し実践調査を行った。HAL®を効果的に活用するには、電極パッチ、ケーブルによるトラブルとフィッティングによる痛みを解決し、アシスト機能に合わせた技術を習得することが示唆された。」
受賞者コメント 「病院の新たな取り組みとして、介護ロボット分野へ挑戦しています。介護職員の負担が少しでも軽減できるよう、HAL®を活用するために何が必要か探り続けていきたいと思います。」
●特別賞 看護部 足立原 崇
(1)神経難病病棟におけるレスパイト入院に対する思いの検証 -三者(職員・患者・家族)の比較と介護福祉士に期待されていること-
●特別賞 看護部 小玉 達也
(2)回復期リハビリテーション病棟における配膳時のタイムアウトがもたらす効果を探る -安全と食に関する職員の意識を比較して-
●特別賞 看護部 長田 恵美
(3)療養・亜急性型病院に必要なターミナルケアとは何か -看護部職員へFATCOD-Form B-J尺度を用いた意識調査を実施して-
学術研究発表大会 表彰式
2016年3月18日 医療法人社団 三喜会 理事長 鶴巻温泉病院 院長 鈴木龍太
湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター