診療部より
リハビリと療養に携わる医師のリレーエッセイ
リレーエッセイ
vol.4 回復期リハビリの取り組み「ホットライン・地域連携」
2009.02.12
治療は回復期リハビリテーション病棟だけで完結するわけではありません。急性期病院との連携、退院後の施設、かかりつけ医、地域医療等との連携が重要です。急性期病院との連携は、回復期リハビリテーション病棟が出来た当初から"神奈川脳卒中カンファレンス"を中心に進めてきました。
"神奈川脳卒中カンファレンス"は年2回行っており、急性期病院と回復期リハビリテーション病棟とのコミュニケーション場となっています。"神奈川脳卒中カンファレンス"に参加している病院とでホットラインを構築し、早期に転院が出来るようなシステムを作っています。
2006年の脳卒中だけでみると、ホットラインを構築したS病院(重症の患者さんが多い)の発症から入院までの期間は約2週間、そうでない病院では約7週間となっています。S病院の在宅率、在院日数、改善率なども他院に比べて良い成績がでており、早期にリハビリテーションを行うことが良いのだと思われます。
現在、神奈川県西地区との連携、秦野地区での連携、東海大学病院を中心とした連携の構築を進めているところです。また今後の課題として、退院後の地域連携が重要ですのでさらに強化していくことを考えています。
湘南鎌倉総合病院 脳卒中科は以前より地域の開業の先生方と湘南脳卒中研究会を運営されて来ました。当院も2009年より参加させていただき、2010年6月から世話人役をさせていただくようになりました。今後さらに鎌倉藤沢地区の地域連携の強化に取り組んでいきます。(2010.7 追記)
診療部 統括診療部長 第1診療部長
今西 剛史
今西 剛史
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