診療部より
リハビリと療養に携わる医師のリレーエッセイ
リレーエッセイ
vol.3 神経難病の特徴:その2、嚥下障害
2008.02.15
しかし問題となることは、呼吸をする気管という管と、食べ物が通る食道という管が最初は共通なため、うまく飲み込めないと、食道ではなく気管に入って、窒息や肺炎をおこしてしまう危険性があることなのです。
進行性の難病だからこそ、できるだけ食べ続けるために必要なことは
(1)嚥下造影検査による嚥下障害の問題点の評価
(2)言語聴覚士による嚥下リハビリテーション
(3)管理栄養士を含む栄養サポートチームによる栄養評価
を病状の進行にあわせて繰り返し行い、できるだけ危険が少なく、最大限ご本人の希望をかなえる食事を提示することです。
当院の持っている機能を駆使して、可能な限り応えていきたいと考えています。
診療部 神経難病リハビリセンター
coordinator 第4診療部長 小野寺 直樹
coordinator 第4診療部長 小野寺 直樹
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診療部
神経難病は、動くことがうまくできなくなる病気です。病状にもよりますが、食べ物を飲み込む動作(嚥下)も、同じようにうまくできなくなる可能性があります。
人間の生理的欲求の一つは食べることです。ほとんどの人が、自分の口からおいしいものを、少しでもいいから食べたいと願っていると思います。