診療部より

リハビリと療養に携わる医師のリレーエッセイ

リレーエッセイ

鶴巻温泉病院のリハビリテーション(5) 回復期リハビリテーション
2011.05.02
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回復期リハビリテーション
回復期リハビリはADL(日常生活動作:歩いたり、トイレに行ったり、食事をしたりする毎日の動作)を向上させて寝たきりの防止と在宅復帰を進めることが目的です。
脳卒中や骨折、手術後等で発症(術後)2ヶ月以内の患者さんが入院してきて、最長6ヶ月間濃厚なリハビリができる病棟です。最高一日9単位(3時間)、365日リハビリが受けられますが、状況によって受ける量に違いがあります。


回復期リハビリの目標は在宅生活ですから、病棟やリハ室で歩く練習や毎日行う動作の訓練を行います。お風呂の入り方や台所で料理をする訓練もします。具体的な目標は医療チームに患者さん・ご家族も加わり話し合いをしながら決めていきます。
鶴巻温泉病院の回復期の特徴は重症の患者さんを発症から早いうちに受け入れていることです。回復期病棟に入院する比較的重症の患者さん(FIM:18-126点で低いほど重症)の全国平均は52%ですが、鶴巻温泉病院では85%で、殆どの患者さんが比較的重症であるといえます。
回復期リハ病棟1では在宅系(自宅や老健も含む)に退院する患者さんが60%以上いなければいけないことになっています。鶴巻温泉病院では重症の患者さんを受け入れているので自宅退院できるまで良くするのは大変です。でも職員が患者さんと一緒に頑張って65%程度の患者さんが自宅へ退院されています。患者さんが頑張っている姿と、時折見せてくれる笑顔、ありがとうの言葉が職員のやりがいです。


鶴巻温泉病院 院長 鈴木 龍太

湘南メディカルセンター 湘南リハビリテーションセンター

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