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鶴巻温泉病院 〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北1-16-1 TEL 0463(78)1311

診療部より

リハビリと療養に携わる医師・スタッフより

栄養科ブログ_6  第4回 おうちで楽々介護食

2016.09.20

2016年7月21日に第4回目となる「おうちで楽々介護食教室」を開催しました。当日はあいにくの雨でしたが、過去最高となる31名の方にご参加いただきました。

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メニュー紹介

  • お粥
    電気ポットを使用することで火を使わず、"安全かつ簡単"に調理することができます。
  • ツナと野菜のトマト煮込み
    冷凍野菜や缶詰を使うことで手軽に、そして"やわらかく飲み込みやすい"献立です。
  • ポテトサラダ
    市販のポテトサラダと牛乳を使い、ペースト食まで調理することができます。
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言語聴覚士からは実演を交えながら、「食べ物を飲み込む時の流れについて」「食事時の姿勢」「食事介助の方法」についてお話をしました。

アンケートでは、「介護食が簡単にできる事がわかった」「むせた時の対処法が学べてよかった」「誤嚥防止についてもっと詳しく知りたい」等の声をいただきました。今後も皆さまからのご意見を参考に、よりよい介護食教室の開催に向けて取り組んでいきたいと思います。

次回の開催は2017年1月30日(月)を予定しています。入院患者さま・ご家族・地域住民の皆さま等、どなたでもご参加頂ける教室です。お気軽にご参加下さい。次回のご案内ができましたらポスターやホームページでお知らせいたします。

栄養科ブログ_5  第3回 おうちで楽々介護食

2016.02.04

2016年1月11日に第3回「おうちで楽々介護食教室」を開催しました。
連休にも関わらずたくさんの方々にご参加頂きありがとうございました。今年度から介護食教室は年2回の開催となりました。

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  • 今回、管理栄養士はこれまでご要望の多かった介護食の実演をしました。
  • 介護食を身近に感じて頂けるように、ポットを使ったお粥作り、缶詰や冷凍食品を使いながら「簡単」をテーマに行いました。
  • また、言語聴覚士からは「食事介助方法」をテーマに、実際にゼリーを食べ、「食べやすい姿勢」と「食べにくい姿勢」を体験して頂きました。

参加者の皆さんは、真剣にメモをとられ、実技や実演コーナーでは多くの質問を頂きました。

終了時には、

  • 「介護食に対するプレッシャーが軽くなりました。」
  • 「今日にでも実行できそう。」

など多くの声が寄せられました。ぜひ、おうちで活かして頂きたいと思います。

次回は、2016年夏ごろの開催を予定しています。
※決まり次第、ポスターやホームページでお知らせします。

入院患者さまのご家族はもちろん、地域住民の方、どなたでも参加ができる教室です。お気軽にご参加下さい。

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栄養科ブログ_4  おうちで楽々介護食

2014.12.29

 当院初の試みとして、今年度、患者さま、ご家族、地域の方向けに「介護食教室」を開催しました。

 介護食とは、噛んだり・飲み込んだりすることが難しい方に向けて、食べやすく調理された食事のことを言います。今回は、栄養についてのお話、介護食の調理のポイントとレシピ紹介や管理栄養士手作りの介護食や自宅で購入できる栄養補助食品の試食を行いました。

 初めての開催で参加者が集まるのかとても心配でしたが、当日は30名近の方がお越し下さいました。参加者からは、「食事作りを心配していたが、気が楽になった」、「試食をする機会がないのでいろいろな食品を食べることができてよかった」という声を頂きました。来年度からは、年2回の「介護食教室」開催を予定し患者さま、ご家族の不安解消に取り組んでいきたいと思います。

 今回、参加出来なかった方々も次回の参加をお待ちしております。

介護食の食事相談「おうちで楽々介護食」 平成26年11月24日(月・祝) 開催案内

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栄養科ブログ_3  便秘に対する管理栄養士の取り組み(後編)

2013.11.26

便秘に対する管理栄養士の取り組み ~患者様の自然排泄を目指して~

目次(後編

  1. 排泄管理の現状
  2. 便秘改善と水溶性食物繊維
  3. 今後に向けて

4.排泄管理の現状
 私が担当している医療療養病棟の患者様の多くが便秘に悩まされています。
 何故ならば、前回にお話した排便のメカニズム(1)~便の形成~、(2)~便の排出~「大腸の動き」が低下し、疾患により、ご自身で「いきむ」ことが出来ない方が多いからです。入院患者様のうち、下剤等を使わずに、自力での排泄が行える患者様は1割くらいです。それ以外の患者様は下剤・摘便(肛門から指を入れ、溜まっている便をかき出す。指の刺激で便を出しやすくする)・浣腸の力を借りて排泄を行っています。
 しかし、下剤や浣腸の薬効には個人差があり、薬量の調整が難しく、薬が効き過ぎると下痢になるなど、患者様にとって苦痛を伴うことがあります。薬局にいけばたくさんの便秘薬が売られています。それでは、便秘薬にはどのような種類があるのか少し見てみましょう。
◆便秘に関連する薬剤◆
分類 はたらき
下剤 ①大腸の動きを促進する
②大腸内の水分吸収を抑える
③大腸内で便の水分を吸収し、膨張しカサを増やし、排便を促す
整腸剤 腸内環境を整える
座薬 大腸内に炭酸ガスを発生させ、間接的に直腸を刺激する
浣腸 直腸に注入し、刺激する。便をやわらかくして出す。
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栄養科ブログ_2  便秘に対する管理栄養士の取り組み(前篇)

2013.11.25

こんにちは。今回の栄養科ブログでは、管理栄養士の便秘改善の取り組みについて紹介したいと思います。

栄養科 管理栄養士 三橋 直樹

便秘に対する管理栄養士の取り組み ~患者様の自然排泄を目指して~

目次(前篇)

  1. 便秘について
  2. 排便のメカニズム(1)~便の形成~
  3. 排便のメカニズム(2)~便の排出~

1. 便秘について
 今回は皆様にとっても身近な話題である「便秘」に対する取り組みについてお話したいと思います。
 ところで、皆様は便秘を経験したことがありますか?こう質問すると、ほとんどの方が「ある」とお答えになるかと思います。では、どんな時に便秘になるのでしょうか。
 便秘の要因は人によって様々です。例えば、「旅先などの環境の変化によるストレス」、「食物繊維や水分の摂取不足」、「妊娠」、「加齢による腸内環境の変化」など...。ちょっとした生活習慣の変化が便秘の要因になっています。
2. 排便のメカニズム(1)~便の形成~
 初めに、皆様と一緒に排便のメカニズムについて勉強していきたいと思います。
 まず、私たちが食べた物は、食道を通り、胃や十二指腸で胃酸や消化酵素による消化(吸収されやすい形への分解)が行われます。
 次に、小腸で栄養素の吸収を行い、残ったカスや食物繊維など(食物残渣)は大腸へ送られます。
 大腸に送られた直後の便はまだ液状の状態です。大腸では、主に水分や電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム等)の吸収が行われ、便は徐々に液状から固まりになっていきます。
 この時、水分の吸収を受けずに通過すると液状の便(水様便)となり、反対に移動速度が遅く体内にたまっていると水分の吸収が進み、パサパサでコロコロの便になります。つまり、通常、便の硬さは大腸での移動時間に関係します。大腸で形成された便は直腸に送られ、ここで初めて私達は便意を感じトイレにいきます。

栄養科ブログ_1  おやつバイキングメニュー

2011.07.30
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おやつバイキングメニューが替わりました☆

栄養科では、各病棟で年に2回おやつバイキングを実施しています。

好きなものを選べるようにバイキング形式の形をとり、また普段とは違った雰囲気でおやつを楽しんでいただこうと思い4年前から始めました。
患者様だけでなくご家族にも参加していただき好評を得ております。

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