2015年2月28日(土)、3月1日(日)「第29回 日本がん看護学会学術集会」が"先人に学び がん看護の先をよむ"をテーマにパシフィコ横浜で行われました。
今年初めて2名のスタッフが参加し、2日間の充実した時間を過ごしたようです。
看護師:工藤Aより
先日第29回がん看護学会in横浜に参加させて頂きました!
他施設での実例や、がん専門看護師の方や先生方の貴重な講義を聞けて、オフタイムは横浜の夜景を眺めつつ先輩と語らい...^o^
初めての学会参加だったので行く前は緊張していたのですが、先輩と一緒にとても楽しく充実した2日間でした★
来年は幕張、ということで今から楽しみにしております!その前に6月の緩和ケア学会がありますので興味のある方はぜひ!(^_^)
会場となったパシフィコ横浜
看護師:工藤Bより
今年初めてがん看護学会に参加しました。
今年は学術発表はできませんでしたが最新の治療や緩和ケア、意思決定支援、在宅看護など興味深い内容ばかりでした。その中で最も興味深かったのは「ニューマン理論」でした。患者様やご家族は病気になって死を迎えるまで常に心を痛め揺らぎながら生きています。そこで私たち看護師がパートナーとしてその過程に寄り添い患者様、ご家族の今を生きる意味づけを行う作業を看護師である私たちがともに行い成長していくのだと学びました。
2日間を通して、私たち2人でがん看護や家族看護、看護師である私たちの患者・家族体験についてじっくり話し合う時間が持てました。そこではこれから病棟でやりたいことや自分のありようを語りつくすことができました。これができたことも本当に有意義だったと思います。
来年開催は千葉県幕張メッセです。病棟メンバーに学術発表をしてもらい、ほかのみんなにも是非参加してほしいと思います。
参加した2人のメンバー
大盛況の会場
横浜の夜景を見ながらお食事しました。
2015年6月18日~20日開催の「第20回 緩和医療学会学術集会」のポスターも掲示されていました。
今年も年明け餅つき大会を1月23日に行いました。「ドコーン(よいしょー)ドコーン(よいしょー)」の掛け声と共に2升のもち米があっという間におもちになりました。
餅をつく時、みんなで「はい~はい~」と大声で楽しかったです♪また来年も餅つき大会したいですね。
おしるこを前に「照れるよお」
今年は女性陣も頑張りました。
昨年に続き、2回目の茶話会(遺族会)を11月29日(土)に開催しました。
この日の為に茶話会実行委員のリーダー阿部副主任を中心に各役割を分担して企画、準備運営を行いました。
参加してくださったご遺族の皆様は11家族13名。
私たちスタッフはこれまでの記録やデスカンファレンスで使用した「思いのノート」を読み返し、また残されているお写真を眺めながら入院当初を振り返りました。
当日は集合時間よりずいぶん早くから会場外でお待ちいただいた方が数名いらっしゃいました。
受付の時点で懐かしくお話が盛り上がる場面も多くありました。
2時間という短い時間でしたがそれぞれのご家族と写真をみたり、入院中のエピソードでもりあがりました。
会場準備中
当日のお昼からスタッフがワッフルを焼き、焼きたてを振舞いました。
受付の準備
奥津医師の貴重なスーツ姿とご挨拶。隣は今回の司会進行係り渡辺礼子看護師
自己紹介(マイク持っているのは杉川病棟科長)
当日開催時間は14時。お昼過ぎまで降っていた雨が開催時間に鶴巻温泉上空はぽっかりと青空がのぞきました。
退院された患者様もご家族と一緒に参加しようと降りてきているのでは?
お花を飾り、お帰りの際に花束としてお渡ししました。白い「ストック」と「スイトピー」です。
花言葉のカードを添えました。花言葉は、ストックは豊かな愛、スイトピーは優しい思い出です。
来て下さった皆様にお礼のカードをお土産にしました。思い出の写真をはっていただけると良いですね。
入院中に撮ったイベント写真を今でも宝物として飾って下さってるご家族。大切にされていたことがうかがえます。もう一枚プリントしてお渡ししました。
今年はお写真をスライドショーでご覧いただきました。思い出して涙が出ます。
また、参加できなかったスタッフからのビデオレターも披露されました。
実行委員長より一言
第二回目の茶話会総監督を務めさせていただき、ありがとうございました。
今回は「5東らしさ」を演出したく、手作りワッフルでおもてなしをさせていただきました。
手作りワッフルは、5東のレクで患者さんに提供させていただいている企画です。
コアメンバーやリハビリスタッフの協力のもと、あったかみのあるカフェ風茶話会ができたことを感謝しています。
スライドショーでは、参加できなかったリハビリスタッフからのメッセージもあり、「来年もやってね。」とご遺族の方々からも喜びの言葉をいただいています。
5東らしさを十分に演出でき、ご遺族の方へのグリーフケアができました。
総監督として未熟ではありましたが、スタッフの皆さんに支えられ、大成功できたことに感謝しています。ありがとうございました。
阿部
※患者さま、ご家族のお写真掲載にあたっては、ご同意をいただきました。