神経難病リハビリセンター 0463-78-1311
患者さまとご家族の皆様へ
神経難病リハビリセンターの役割
進行期の神経難病患者さんの実情を理解し、少しでもその人らしく生きるためのお手伝いができるように。われわれの力は微力ですが、限られた資源を最大限に利用して神経難病患者さんが医療・介護難民にならないよう努力していきたいと考えています。
- リハビリテーション
神経難病は進行性疾患ですが、例えばパーキンソン病などに短期集中リハビリを行うことで、ADLの維持、向上が得られたという報告もあります。また単に機能回復に留まらず、家屋の環境調整や、嚥下評価、コミュニケーション手段の確立など、神経難病患者さんが、生活するために必要なサポートを担う重要な役割があります。我々は、進行性であるからこそ、リハビリテーションの継続、病状に応じた再評価が必要であると考えています。 - レスパイト入院
約2〜4週間のレスパイト入院(介護休暇目的入院)を中心に入院を受け入れ、重介護になりがちな神経難病患者さん、ご家族の在宅療養をバックアップするのが目的の入院です。当病棟の主目的のひとつです。 - 神経難病緩和ケア
神経難病の緩和ケアに取り組む病院は多くはありません。病気の痛みをはじめとする不快な症状を取り除くための治療を行うだけでなく、臨床心理士を中心にチームアプローチを行うことで、精神的な不安などを軽減し、患者さんやご家族のご意思を尊重しつつ、医療提供を致します。 - 【入院例】
- パーキンソン病等の薬物コントロール入院
- 短期集中リハビリテーション入院
- 嚥下評価、訓練、嚥下造影(VF)検査目的入院
- 肺炎等合併症後の廃用症候群に対するリハビリ
- 多発性硬化症や脳炎、ギランバレー症候群などの治療後のリハビリ入院
- 神経伝導速度検査、針筋電図の検査フォローアップ
- ALS患者さんの人工呼吸器装着後の療養
- NIPPV導入指導、インターフェロン導入指導
神経難病リハビリセンターの特長
1.専門的視点に立ったリハビリテーション
病状毎にあわせ、心身機能への対応(維持訓練、廃用症候群の改善、嚥下訓練、呼吸ケアなど)、環境の整備(テクノエイドの導入、各種福祉用具の選択、住宅改修など)、参加の実践(趣味活動の援助、近隣散歩など)にて、QOLの向上を目指し、“出来るだけその人らしく生きぬくための再構築”をサポートいたします。
2.多職種チーム医療によるサポート
医師、看護師、介護福祉士、リハビリセラピスト、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーを中心に多職種が連携し、円滑なチーム医療を行っています。
3.神経内科専門医によるコントロール
神経内科スタッフ5名で、専門診療にあたります。またリハビリテーション部とも連携して診療いたします。
4.リハビリに専念できる施設
患者さまにとってリハビリに専念できる環境と施設をご用意しております。また患者様を支えるご家族にとっても、気兼ねなくご一緒に過ごせる場所をご提供しております。
中庭(ウッドデッキ)
車いすで外に出て、緑に囲まれたウッドデッキで、ご家族とご一緒に過ごしていただけます。
足湯
車いすのままで、身体に負担がすくない温泉足湯・手湯をお使いいただけます。
サンルーム(南館6階)
陽光が降り注ぐ、明るいスペースでは、大きなウィンドー越しの眺望が目を楽しませてくれます。テラスに出れば、日光浴も楽しめます。