リハビリテーション | レスパイト入院 | 神経難病緩和ケア
私は、平成20年4月より神経難病リハビリセンターの担当管理栄養士となりました。 最初はセンター内で飛び交う言葉も、患者さまの状態も全く理解できず、「管理栄養士に何ができるのか」自問自答の日々を繰り返していました。
神経難病リハビリセンター栄養科スタッフ 切石係長(写真中央)
私達は患者さま・ご家族が安全で安心して楽しめる食事の提供に努めております。入院時に患者さまやご家族にこれまでの生活・食事についての聞き取りを行い、その後、脱水・栄養量の不足・過栄養の評価として皮膚・爪・口腔内・腹囲などのチェックを行います。食事は栄養量の充足と現在の機能の維持を図るための大切な療法の一つであり、また大変大きな楽しみでもあります。
私達は、「病気の進行により嚥下機能(噛む・飲みこみ)が低下した患者さまに対し、いかに必要な栄養をとっていただくか、食事を楽しんでいただくか」ということを考えております。
食事への取り組みは患者さま・ご家族とスタッフとの二人三脚で行なっており、実際には嗜好の確認、咀嚼・嚥下機能の確認、食事時の姿勢、食事の所要時間(病気の進行により筋力が低下される患者さまにとって、車イスに座り全神経を集中して食事をするということは、かなりの体力を消耗します)、患者さまが一番安定している時間、内服の効きなどを医師・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療社会福祉士・管理栄養士で話合い、食事内容の調整を行います。
先日、お酒が飲みたい・刺身が食べたいという患者さまに、病室から1歩踏み出して、見晴らしの良い個室にて家族団らんの時間をもっていただくよう企画を立ててみました。
患者さまは人工呼吸器を装着し、嚥下機能も低下しているため、医師・看護師・言語聴覚士・医療社会福祉士の協力を得て、全員が別室で待機し、状況を見守りました。ご本人の好きな曲を流したこともあり、部屋に入った瞬間から景色・音・雰囲気・香り・味など空間全てが普段とは異なり、そのひとときは、患者さま・ご家族だけでなく、私達医療スタッフにとっても感慨深いものをもたらしてくれました。
以上、当センターでの管理栄養士の取り組みの一部をご紹介いたしました。
私達は日々、患者さま・ご家族の声に耳を傾け、「一緒に今を生きる」ことを考えてゆきたいと思っています。思いの共有や実現ができないこと、患者さま・ご家族に教えていただくこともありますが、これからも私達は、「患者さまとともに生きるためのケア」を目指して頑張っていきたいと思います。
私は、平成20年4月より神経難病リハビリセンターの担当管理栄養士となりました。 最初はセンター内で飛び交う言葉も、患者さまの状態も全く理解できず、「管理栄養士に何ができるのか」自問自答の日々を繰り返していました。
神経難病リハビリセンター
栄養科スタッフ 切石係長(写真中央)
私達は患者さま・ご家族が安全で安心して楽しめる食事の提供に努めております。入院時に患者さまやご家族にこれまでの生活・食事についての聞き取りを行い、その後、脱水・栄養量の不足・過栄養の評価として皮膚・爪・口腔内・腹囲などのチェックを行います。食事は栄養量の充足と現在の機能の維持を図るための大切な療法の一つであり、また大変大きな楽しみでもあります。
私達は、「病気の進行により嚥下機能(噛む・飲みこみ)が低下した患者さまに対し、いかに必要な栄養をとっていただくか、食事を楽しんでいただくか」ということを考えております。
食事への取り組みは患者さま・ご家族とスタッフとの二人三脚で行なっており、実際には嗜好の確認、咀嚼・嚥下機能の確認、食事時の姿勢、食事の所要時間(病気の進行により筋力が低下される患者さまにとって、車イスに座り全神経を集中して食事をするということは、かなりの体力を消耗します)、患者さまが一番安定している時間、内服の効きなどを医師・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療社会福祉士・管理栄養士で話合い、食事内容の調整を行います。
先日、お酒が飲みたい・刺身が食べたいという患者さまに、病室から1歩踏み出して、見晴らしの良い個室にて家族団らんの時間をもっていただくよう企画を立ててみました。
患者さまは人工呼吸器を装着し、嚥下機能も低下しているため、医師・看護師・言語聴覚士・医療社会福祉士の協力を得て、全員が別室で待機し、状況を見守りました。ご本人の好きな曲を流したこともあり、部屋に入った瞬間から景色・音・雰囲気・香り・味など空間全てが普段とは異なり、そのひとときは、患者さま・ご家族だけでなく、私達医療スタッフにとっても感慨深いものをもたらしてくれました。
以上、当センターでの管理栄養士の取り組みの一部をご紹介いたしました。
私達は日々、患者さま・ご家族の声に耳を傾け、「一緒に今を生きる」ことを考えてゆきたいと思っています。思いの共有や実現ができないこと、患者さま・ご家族に教えていただくこともありますが、これからも私達は、「患者さまとともに生きるためのケア」を目指して頑張っていきたいと思います。