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2018年1月

薬剤科|抗インフルエンザウイルス薬のご紹介

2018年1月

寒い季節となってきました。みなさん体調は崩されていませんか?

この時気になると心配になってくるのがインフルエンザウイルスではないでしょうか。さらに今年はインフルエンザワクチンの出荷が滞っており予防接種が遅れています。今年はうがい・手洗いをしっかり行い予防することが特に大事な年になります。しかし、予防していても体調によってはインフルエンザに罹患してしまうこともあります。

そのようなときには、以下のような抗インフルエンザウイルス薬があります。

■タミフル
カプセルとドライシロップの2種類の製剤があり、治療する場合と予防する場合で用量や内服期間が異なります。また、腎臓の働きが悪い方はお薬をうまく排泄することができないため用量を少なくして服用する必要があります。


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■リレンザ
吸入して使用するお薬になります。ブリスターというお薬が入ったディスクをセットして専用の吸入器で吸入します。治療する場合と予防する場合で回数や吸入期間が異なります。ただし、上手にお薬を吸入できない方は効果が期待できない可能性があるのでご使用できないことがあります。


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■イナビル
吸入して使用するお薬になります。治療、場合によっては予防も一度の吸入で済むので簡便です。リレンザ同様、上手にお薬を吸入できない方は効果が期待できない可能性があるのでご使用できないことがあります。


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■ラピアクタ
点滴で使うお薬です。他のお薬は予防に用いることが出来ますが、ラピアクタは治療にのみ使用するお薬となります。重篤なインフルエンザウイルス感染症の場合に使用します。


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抗インフルエンザウイルス薬は治療、予防に用いるどちらの場合にもインフルエンザが疑われる症状がみられた2日以内に投与を開始することが望ましいとされています。お薬を使用して体が楽になってもインフルエンザウイルスは体の中に潜伏しています。医師や薬剤師の説明通りの使い方で最後まで治療を行い、無理せずしっかりとご自宅で療養して頂くことが望まれます。また、小児や高齢者の方が内服すると異常行動のリスクが高いと厚生労働省から報告がありますので、ご使用時はなるべくお一人にならないようご注意ください。

インフルエンザが疑われる症状がみられたら早めに病院を受診しましょう。


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